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平成14年第2回定例会(第3号 3月12日)

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  1. 豊能町議会 2002-03-12
    平成14年第2回定例会(第3号 3月12日)


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    平成14年第2回定例会(第3号 3月12日)       平成14年第2回豊能町議会定例会会議録(第3号)   年 月 日 平成14年3月12日(火) 場   所 豊 能 町 役 場 議 場 出席議員  18名        1番 永並  啓      2番 中村 宏幸        3番 竹谷  勝      4番 福岡 邦彬        5番 湯浅 光雄      6番 長瀬 重雄        7番 池田 勇夫      8番 岡   茂        9番 西川 隆夫     10番 藤野裕次郎       11番 塩谷 宣子     12番 木寺 喜義       13番 秋元美智子     14番 平井 政義       15番 高尾 靖子     16番 西岡 義克       17番 川上  勲     18番 久保 豊茂 欠席議員  0名 地方自治法第121条の規定により議会に出席を求めた者は、次のとおりである。 町    長  日下 纓子    助    役  木許 健治
    収入役     上田 正和    教育長     中殿 幸芳 吉川支所長   大西 俊秀    町長公室長   中本 正明 総務部長    稲葉 恵瀧    住民生活部長  乾  晃夫 保健福祉部長  上林  勲    建設農林部長  大西 健一 水道事業所長  岩崎  弘    教育次長    佐久 裕機 消防長     室木 伸治 本会議に職務のため出席した者は、次のとおりである。 議会事務局長  西殿 孝順    書    記  横山 聖喜 書    記  山内  拓 議事日程 平成13年12月12日(火)午前10時01分開議 日程第1 一般質問 日程第2 第 4号議案 豊能町立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬             剤師の公務災害補償に関する条例制定の件      第 5号議案 豊能町事務分掌条例改正の件      第 6号議案 豊能町職員の育児休業等に関する条例及び豊能             町水道事業職員の給与の種類及び基準に関する             条例改正の件      第 7号議案 職員の管理職手当に関する条例改正の件      第 8号議案 豊能町土地開発基金条例等改正の件      第 9号議案 豊能町立野間口老人憩の家条例改正の件      第10号議案 豊能町立野間口隣保館条例改正の件      第11号議案 豊能町介護保険条例改正の件      第12号議案 豊能町消防団員の定員、任免、給与、服務等に             関する条例改正の件      第13号議案 豊能町火災予防条例改正の件      第14号議案 豊能町立野間口青少年総合スポーツセンター条             例改正の件      第15号議案 国民年金印紙購入基金の設置及び管理に関する             条例廃止の件      第16号議案 平成13年度豊能町一般会計補正予算の件      第17号議案 平成13年度豊能町国民健康保険特別会計事業             勘定補正予算の件      第18号議案 平成13年度豊能町老人保健特別会計補正予算             の件      第19号議案 平成13年度豊能町介護保険特別会計事業勘定             補正予算の件      第20号議案 平成13年度豊能町簡易水道特別会計補正予算             の件      第21号議案 平成13年度豊能町水道事業会計補正予算の件      第22号議案 平成14年度豊能町一般会計予算の件      第23号議案 平成14年度豊能町国民健康保険特別会計事業             勘定予算の件      第24号議案 平成14年度豊能町国民健康保険特別会計診療             所施設勘定予算の件      第25号議案 平成14年度豊能町老人保健特別会計予算の件      第26号議案 平成14年度豊能町介護保険特別会計事業勘定             予算の件      第27号議案 平成14年度豊能町簡易水道特別会計予算の件      第28号議案 平成14年度豊能町下水道事業特別会計予算の             件      第29号議案 平成14年度豊能町土地取得特別会計予算の件      第30号議案 平成14年度豊能町野間口地域下水道特別会計             予算の件      第31号議案 平成14年度豊能町生活排水処理事業特別会計             予算の件      第32号議案 平成14年度豊能町水道事業会計予算の件     開議 午前10時01分 ○議長(藤野裕次郎君)  おはようございます。  ただいまの出席議員は17名であります。  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。  会議の冒頭に当たりまして、お諮りいたします。本日の会議につきましては、議会だより広報委員会より写真撮影の申し出がございます。撮影に許可することにご異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(藤野裕次郎君)  ご異議ないようでございますので、撮影を許可いたします。  日程第1「一般質問」を行います。  昨日に引き続き、順次発言を許します。町政会代表・塩谷宣子議員を指名いたします。 ○11番(塩谷宣子君)  皆様、おはようございます。町政会の塩谷宣子でございます。ただいまご指名をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。昨日に続いての質問となりますが、理事者の皆様には明快な答弁をお願いいたします。  まず、第1点目でございます。  平成14年度予算と町政運営方針について。  中の1点、今議会に上程されております町政運営方針に、行政改革については新たな改革内容を示すと述べられていますが、今、行われています行政改革についての総括をされた上での新たな改革内容なのかについてお伺いいたします。また本年、行政評価については昨日の質問にもありましたが、今年度取り組まれるのかどうかについて明快な答弁がございませんでしたので、再度お伺いいたします。  2点目、火葬場、葬祭場についてでございます。火葬場建設については能勢町、豊能町での広域行政ということで、能勢町から早くと言われていた件であります。あくまでも広域行政で行うこととなっておりますので、広域での建設に向かっての決意をお願いいたします。葬祭場については、高山では利用しにくいのではないかと考えております。交通手段についてそのように考えますが、町長は葬祭場もセットでと考えられているのかどうか、お伺いいたします。  3点目、東西連絡バス、東地区巡回バス西地区巡回バスについてでございます。本年5月1日より東地区巡回バスが運行されます。また、従来の施設間巡回バスも東西連絡バスとしてときわ台駅をはじめとして停留所も増えて運行されます。今後は高齢者対策として西地区の巡回バスの開設についても望まれますが、今後の取り組みについてお伺いいたします。  4点目、公共施設花いっぱい運動についてでございます。運営方針に、住民参加のもと公共施設等に花と緑のあふれるまちづくりを目指す「花いっぱい運動」を実施し、地域コミュニティ活動を通じた住民の自発的なまちづくりを推進・支援していきますと述べられていますが、13年度の実績については500万円の予算で、昨日、16カ所63名で行われています。16カ所のうち4カ所が直営で行われているとのことですが、住民による水やりなどの運営は何名で何カ所なのかについてお伺いいたします。  また、町の職員、シルバー人材センターによる手入れ、水やりについては何カ所なのかについてもお伺いいたします。  住民参加の花いっぱい運動は、すべて住民の手による運営ではないのでしょうか。お伺いいたします。  5点目、介護保険の充実についてでございます。介護保険の制度が導入され3年目を迎えますが、町長の公約であります、介護保険の充実、町独自の施策については見えていません。このような中、15年からの介護保険に向けてアンケート調査をされるということになっいますが、この進捗状況についてお伺いいたします。  6点目、市町村合併についてはこれから取り組む方向であるとの昨日の答弁でございましたので、結構です。  大きな2点目といたしまして、子育て支援についてでございます。  1点目、ファミリーサポートセンター設置については地域の子育て支援機能を強化するため、子育て中の労働者や主婦等を会員として、地域における育児の相互援助活動を行うファミリーサポートセンター設置を促進するとして、今年度、国予算で182カ所から14年度286カ所設置の予算が計上されていますが、本町として取り組まれますか、お伺いいたします。  乳幼児医療費の助成については、本町では入院6歳まで、通院については2歳児までとなっています。大阪府の14年度予算についてお聞きしましたところ、大阪府として乳幼児通院医療費制度を導入している市町村に対して、さらに1歳児分を上乗せすることが決まっております。この補助金で3歳までの助成を考えられたらいかがでしょうか。また、3歳までの助成をすれば、この1歳分についていくらかかるのかお聞きいたします。  続きまして、子どもを出産しますと出産祝い金30万が保険から支給されますが、手続後1カ月半かかります。病院への支払いに間に合わないため、各自治体では出産祝い金の貸付制度や委任払い制度をおこなっていますが、本町における取り組みについてお伺いいたします。  4点目、子育て学習について。新エンゼルプランの推進の中で、14年度子育て学習の全会展開として今年度予算がつけられております。3期にわたってつけられております。1期が妊娠期子育て講座(新規)でございますが、厚生労働省と連携し全市町村3,000カ所を対象といたしまして、妊娠期間にある親を対象とした家庭教育講座が持たれます。また、2期目といたしまして、就学時健診等の機会を活用した子育て講座(継続)、これは全国2万カ所で行われております。この分については豊能町でも就学時健診、乳幼児健診等、6歳と1歳半、3歳について活用されていると思いますが、2期目については豊能町行っております。また、3期目の思春期子育て講座(拡充)といたしまして、これは平成13年全国94カ所から、平成14年全市町村3,000カ所に拡大し行われることになっております。この講座は、中学生や小学校高学年の子どもを持つ親を対象とした子育て講座でございます。この講座につきまして、豊能町としてどのような取り組みをされるのかについてお伺いいたします。  5点目、子ども読書運動ブックスタート事業については、前回12月議会での一般質問で、検討するとの答弁でしたが進捗状況についてお伺いいたします。  大きな3点目でございます。ごみ、ダイオキシン問題についてでございます。  1点目、ごみ減量化推進員制度についてはどのように取り組まれるのかについて。また、本気で減量化に取り組める体制ができているのかについてお伺いいたします。  2点目、ダイオキシン対策につきましては、私は施設組合の議員ですので組合議会で議論をしておりますが、昨日の町長の答弁を聞いていますと、町長の方針が見えてきておりません。本年度どのような方向で取り組まれるのかについてお伺いいたします。  大きな4つ目でございます。女性施策についてでございます。  国においては平成13年1月6日の中央省庁等の改革により、内閣府に重要政策に関する会議の1つである男女共同参画会議が設置されております。同会議は、内閣官房長官を議長とし、議員は国務大臣12名と学識経験者12名で構成され、男女共同参画社会の形成に関する基本的な政策及び重要事項の調査、施策の実施状況の監視、影響調査等を行っています。また、政策方針決定過程への女性の参画の拡大、広報啓発活動、女性に対するあらゆる暴力の根絶に向けた取り組み、地方公共団体・NGOとの連携などに取り組むことになっております。とりわけ市町村においては、計画の策定に資するよう「市町村男女共同参画計画の策定の手引き」を作成し、提供を積極的に支援しています。  そのような中、地方公共団体男女共同参画に関する条例制定の動きがあります。この条例は現在、一番新しい情報でございますが、20の都道府県、2の政令都市、20の市町村において制定されており、この他の公共団体においても制定に向けた検討が進められています。本町について取り組まれる意思があるのかどうかについて、お聞きいたします。  もう1点、また男女共同参画宣言都市奨励事業については、住民に密接な行政を行っている自治体が、自治体をあげて男女共同参画社会の実現に向けた機運の情勢を図ることを目的として平成6年度より開催しています。平成13年11月までに、市町長声明や市町議会の議決等により42の自治体が宣言都市となることを宣言し、審議会等における女性委員の登用などのプログラムの策定や広報啓発活動などさまざまな取り組みを行っています。平成8年度から全国男女共同参画宣言都市サミットを開催し、都市間の連携を深めています。本町においてもぜひ仲間入りをしていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。  以上、2点について質問いたします。
     5点目、外国人の配偶者の住民票登記促進について質問いたします。  この問題につきましては、現在、日本人と外国人の夫婦は国内在住者だけで約30万組になりますが、国際結婚の場合、法律の規定で住民票に記載されるのは日本人のみであり、外国人は配偶者であっても名前が記載されておりません。そのことから、1、結婚をしていながら単身者と誤解される。2、両親がいるのに片親と誤解される。3点目、学校等から子どもの合法性が問いただされる。4点目、2や3の結果、子どもがいじめに遭う場合もある。5点目、日本人配偶者が死亡すると、就学前の子どもが世帯主に登録される等々の人権問題というべき問題が発生しております。また、世帯主でない外国人配偶者の記載については、これまでほとんどの市町村窓口において拒否されてきましたが、平成9年に住民票の備考欄への外国人配偶者の氏名記載の是非に対する地方公共団体からの問い合わせに対し自治省は、行政執行上の必要性を勘案の上、個々の市町村の判断により記載しても差し支えありませんと回答するとともに、自治省発行の窓口事務質疑応答集の中でもその見解がそのまま記載されております。このことに対しまして、本町での取り組みについてお伺いし、1回目の質問を終わります。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  皆さん、おはようございます。  ただいまの塩谷議員の質問にご答弁させていただきたいと思います。  まずですね、今年の14年度の町政運営方針についてでございますけれども、行政改革ということでございますが、平成11年3月に豊能町の行政改革大綱を策定いたしまして、そしてですね、実施計画のもとに進めてまいりました。しかしながら、長引く景気低迷、また高齢化の進展などによりまして、町税の減少、また国の国庫補助の減少等によりまして本町の財政状況が厳しい状況になってきておりますので、実施計画を見直して、そして、さらに行政改革をしていきたいと、このように考えております。まず、今年は行政診断ということで、これは内部でやればいいんじゃないかというご議論もあろうかと思いますが、やはり内部では踏み込みづらいいろいろな点もあろうと思いますので、客観的に専門的な検証をしていただくということで、現在の事務事業のあり方で非効率的なところはないのかとか、また事務配分が偏っていないかとか、また形骸化して不必要になっている事務はないのかとかいろいろなことを全課業務のバランス調査、いろいろなことをお願いしてですね、それに基づいてさらに行政改革を進めていきたいと、このように思っております。めどといたしましては、14年度の10月ごろをめどにして進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、火葬場、葬祭場の件でございますが、これは昨日からも質問が出ておりまして、能勢町の方でもいろいろご意見があるということを聞いておりますが、これは長い懸案事項でございまして、今迄議会のあるたびに、火葬場、葬祭場については進展してるんかという質問は毎回議会で取り上げられてきたのは議員もご承知のことと思います。そういう中で、本当に地元の方の多くの方の自治会長をはじめご苦労によりまして、やっと地元同意をいただきました。そして、豊能町でも能勢町と2町でですね、広域でやろうということのもとに今迄ずっと協調会でそのように進んできております。私が副議長をしておりました平成8年度にもそういうような協調会の中でですね、お話があったのを記憶しているわけでございます。ですから、これはあくまでも広域でやっていこうという2町の考えは今も変わっているとは思っておりませんし、また、そういうことをほごにされるというようなことは私は考えておりません。それは誠意の問題だと思っておりますので、ほごにされることはないと信じております。  葬祭場につきましては、これからは葬祭場は必要な施設だと思っております。もちろん今、西地区では自治会館等も使ったりですね、民間の葬祭場を使ったりされておりまして、家でお葬式される方は年々減ってきておりますので、これから建設するには葬祭場は必要な施設であろうと思っておりますし、また、地元も葬祭場とセットでお願いしたいという要望も受けておりますので、葬祭場は進めてまいりたいと、このように思っております。  次に、公共施設の花いっぱい運動に、これは住民によるんじゃないかということでございますが、もちろんこれは住民の方にやっていただくというのが趣旨でございますが、まずは手始めに住民の方にご参加いただくためにも、ここ1、2年は行政も一緒になってですね、徐々に行政は手を引いていくという形をとっていきたいということでございます。非常に今、そういう参画いただいてる方の中には非常に積極的な方があってですね、花も自分たちでつくっていきたいと、そういうようなご意見もいただいておりますので、これはいずれ住民の方にすべてお任せできる時期は必ず近いうちにやってくると、このように確信いたしておりますので、よろしくお願いいたします。  細部にわたりましては、また担当の方から答弁いたします。  介護保険に関してでございますけれども、いろいろと今、平成15年度からの保険というのは3年、3年の1つのスパンで進めておりますので、保険料もこの3年で一定の保険料を出しているわけでございます。12年、13年、14年で一定3年区切りということで、15年度から新たな介護保険という形で、今、アンケート調査を進めております。いつごろその集計結果ができるのかということ、細部にわたりましては担当の方からお答えいたしますけれども、例えば居宅サービスの利用の意識調査とか、また、サービスのいわゆる未利用者の状況調査とか、また、施設入所者の意思の調査とか、特養の待機者の調査とか、そういうのも踏まえて現状の介護保険のサービスの中でどういうのが不足しているのか、どういうのがさらに要望があるのか、また、そういういろいろな点も含めて現在検討いただいておるところでございます。その結果を踏まえまして、住民の方の一番ニーズにふさわしい介護保険、豊能町独自の介護保険というのも導入してまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  子育て支援につきましてはファミリーサポートセンター事業というのを、子育てをお願いしたい方、また支援したい方という方がですね、相互に活動をするという趣旨だそうでございますが、本町でもこの事業の検討はしております。現在は子育て支援センターの事業充実の一環として取り組んでまいっております。14年度はサポートする方のですね、養成研修などを計画しているところでございます。  次に、子育て支援の医療費の助成についてでございますが、これは昨年の13年度当初に1歳上乗せして、現在は3歳未満までということになっておりますので、これは今年度は少しこのままの状況で推移を見ていきたいと、このように考えております。  次に、ごみの推進制度とか外国人については担当の方から答弁申し上げます。  ダイオキシン問題について町長の意向がいっこもわからないということを言われておりますが、私は昨日からも申しておりますように、今の保管についてですね、今、能勢で保管している現状が決して大丈夫ではないと、いろいろと大きな問題が起きては取り返しがつかない。だから一日も早く安全に、そして確実な保管をしていきたいというのがまず最初の思いでございます。それと同時に、やはり今後、処理についても検討していきたいと。そして、その処理の方法はどういう方法があるのか、これは過去にジオメルトということもありましたけれども、それも含めてですね、また科学というのは日進月歩でございますので、そういういろいろな方法の中から検討していきたいと。そして、またその処理についてはどのぐらいの費用がかかるのか、また場所はどこなのかといういろいろな検証を加えていくためにも時間がいるだろうと。そのためにはね、きっちりとした方針が出るまでは、今の保管の状況では決してよくないと。だから、まず保管に力を入れていきたいということをずっと示しております。それと同時に、先ほども申しましたように、今年は環境施設組合で、このいわゆる処理に向かっての検討を進めるという費用もご提案いたしましたけれども、これは修正案ということで残念ながら予算化されませんでした。今後はそういう方向で検討をやっていきたいと、このように考えております。それと同時に、国の方にもいろいろと財政支援、技術支援をお願いしてまいりたいと、このように申しておりますので、これが私の方針でございますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、男女共同参画についてでございますけれども、これはいろいろと国の方でそういう法律ができまして、大阪府でもいわゆる男女共同参画基本法というのが国の方で制定されまして、そして、その基本計画が平成12年の10月末に大阪府の方でも策定されております。失礼いたしました、国においては平成12年の12月に基本計画が策定されておりまして、それを受けて大阪府が13年の7月に大阪男女共同参画プランが策定され、今議会に、この3月府議会に上程されるように伺っております。この法律では、市町村に条例を制定すべき旨は定めておりません。また、今先ほど議員がおっしゃいましたように、県レベル、府レベル、また政令指定都市レベルでこういう法律が定まっていくんではあろうかと思っておりますが、今後の検討材料として取り組んでまいりたいと思っております。  以上でございます。あとの細部にわたりましては、また担当の方から答弁いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤野裕次郎君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  私の方から、西地区の巡回バスの考え方についてお話をさせていただきます。  西地区につきましては豊寿荘のバス、それから東地区につきましては永寿荘のバスを基本的にあいた時間を利用いたしまして東西それぞれの地域の循環バスを実施したいということにつきましては、以前から交通特別対策委員会等でご協議を願ってきたところでございます。東地区につきましては14年度から巡回バスを走らせることになりましたけれども、西地区の巡回バスにつきましては、今、西地区を走っております事業者、阪急バスでございますけれども、阪急バスとの方の調整がつかなかったということで、15年度以降という形になろうかと思います。これにつきましては阪急バスとも今後とも交渉等を重ねまして、交通特別委員会等にお諮りしながら計画を進めていきたいというふうに考えているところでございます。  次に、ごみの減量化推進員制度でございますけれども、これにつきましては平成13年の3月に策定をいたしましたごみ減量化計画に基づきまして、ごみの減量化推進員制度を創設しまして、減量化及び資源化に努めてまいりたいというふうに思っております。推進委員の役割といたしましては、ごみの分別及び資源化についての研修、それからごみの排出状況の把握、それから町が行います分別及び減量指導の補佐、それからごみの分別及び減量に対する住民の意見や要望等の把握及び啓発、それから集団回収の積極的な推進等を考えているところでございます。具体的な推進につきましては、町が中心となりまして自治会単位として定期的に推進員と協議を行いながら効果的な方策等を検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。  続きまして、外国人配偶者の住民票記載の促進についてというご質問でございます。これにつきましては今現在、申請者から申し出があれば、戸籍謄本あるいは外国人登録原票等を確認をいたしまして、住民票の備考欄に記載をしているところでございます。これにつきましては北摂7市3町で統一をいたしまして、備考欄に記載をするという方法を取っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  上林保健福祉部長。 ○保健福祉部長(上林 勲君)  お答えをいたします。  まず初めに、介護保険の充実の件でございますが、町長もお答えいたしましたが、現在、平成15年度からの豊能町老人保健福祉計画及び介護保険事業計画の見直しに向けて作業を進めているところでございます。この作業の中には各種アンケート調査、各種サービスの希望調査も含んでおるところでございます。この調査によりまして、多くの利用者等のニーズを把握いたしまして計画見直しに反映させていきたいと考えております。  また、アンケートの集計結果についてでございますが、介護保険運営委員会によりまして、アンケートの集計結果について学識者等の意見を拝聴し、計画見直しに取り組んでまいりたいと思っております。今、アンケート集計中ということで、よろしくお願い申し上げます。  それと、乳幼児医療費の助成の件でございます。現在につきましては2歳児までの通院医療費を対象として実施しているところでございます。議員おっしゃいました3歳児の対象者を含んだ場合はですね、いくらかかるかということのご質問にお答えいたしたいと思います。13年度の見込みに基づきまして積算したところでございますが、265万ほど費用がかかるということで算出しております。  それと、国保制度の出産育児金の貸付金の件でございますが、国保事業におきましては出産一時金として30万円を今現在給付しているところでございます。この給付の一部を前倒しして貸し付ける制度でございまして、北摂地区では吹田市のみが実施されております。本町といたしましては今現在、支給まで1カ月半かかって被保険者にご迷惑をかけているところでございまして、平成14年度につきましては早い時期、14年度の早い時期にですね、国保年金課の窓口におきまして出産一時金の申請があれば即時に支払いができるような体制で取り組んでまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それと、ブックスタート事業の取り組み進捗状況でございますが、現在、図書館と協議をいたしておりまして14年度に向けて準備をしているところでございます。具体的な内容でございますが、保健センターまたは中央公民館での乳幼児検診や相談事業を期に絵本リストの配布を考えております。また、図書館で14年度計画されております「初めてのお話の会」の案内等につきましても保健センターとして協力を行いまして、図書館と連携をしながら事業を進めていきたく考えております。よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  おはようございます。花いっぱいについてご答弁申し上げます。  まず、花壇の設置でございます。これ昨日も報告はさせていただきましたが、直営にて3カ所、光風台駅前オアシス前、ときわ台4号公園、これは職員にて直行でやったわけでございます。もう1カ所、シルバー人材センターに委託をいたしまして1カ所、希望ケ丘の入り口を設置いたしました。総面積130平米であります。それと植栽面積、これも昨日報告はいたしましたが、466平米16カ所14グループによりまして63名の参加をいただいております。この63名によりまして水やり、また肥料等のお世話をしていただいているところであります。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  塩谷宣子議員。 ○11番(塩谷宣子君)  自席より2回目の質問をさせていただきます。  平成14年度の予算と町政運営方針の中で、行政評価については昨日ちょっとわからない答弁だったのでもう一度お願いしますということだったんですけれども、答弁いただいておりませんが、この行政評価につきましては、これ行政評価の取り組み状況いうことで平成13年7月末現在、去年の7月ですね、これ大阪府の方でちょっと調べましたら、どんなふうになってるかということで調べさせていただきました。そしたら、市と町と分けてされてるんですけれども、大体導入済みが8市です。それと思考中が5市ですね。それと検討中というのが27市町村です。それで44の中でこれを見て愕然としたんですけれども、検討中も何も入ってない、思考中も導入済みでもないというのが豊能町と太子町だけですわ。これ御存知ですか。私もうすごく豊能町に誇りを持っておりましたのでね、これを見て、ええっとか思って何かの間違いじゃないかなと思いましたけれども、これずっとどんなことをやってるかという一覧表になっておりまして、例えば導入済みの堺市とか豊中市、また吹田市、ずっと一覧表になっております。行政評価、何について行政評価してるかということで、政策とか施策、また事務事業のすべて、これ公営企業会計含む含まないとか、事務事業の一部、また公表状況につきましてもすべてを公表、一部公表、未公表いうことで一覧表になっております。すごく今、こういう行財政難のときにね、各市町村、44市町村、真剣に取り組んでる中で豊能町はなぜ検討中の中にも入らなかったのかどうか、その辺について再度答弁をお願いいたします。  続きまして、火葬場、葬祭場につきましては、広域での建設に向かっての努力をしていくということでございますので、これは毎度毎度施設組合の方でね、本当にごみは能勢町でやったと、火葬場については豊能町で早くしてくださいいうことでずっと言われてきたことです。これはもう広域でここまでまとまりましたので、ぜひ能勢町にも広域の中に入っていただいてね、広域でやる方向で進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  また、葬祭場につきましては、私は葬祭場は本当に必要だと思っております。ですけれども、今回高山の場所でね、葬祭場をした場合ですね、交通手段についてどのように考えていらっしゃるのかなということを思っております。実際にこれ、葬祭場をつくって利用されるのかどうか、豊能町の住民さん、また能勢町の住民さんが。セットでするっていうことですけれども。その辺のことについて再度答弁をお願いしたいと思います。高山地区とのいろいろな取り組みもあるかもわかりませんけれども、その辺についてはいろいろな別の方向でね、考慮されたらいいと思います。これ葬祭場について、せっかくつくったわ、利用者がなかったわいうたら、本当に宝の持ち腐れになりますので、その辺について再度町長の答弁よろしくお願いいたします。  また、西地区の巡回バスにつきましては15年度以降になっております。今後検討していくということでございますので、15年以降について、ぜひ実現できる方向でよろしくお願いしたいと思います。また、交通特別委員会の方でもされると思いますので、よろしくお願いいたします。  また、公共施設花いっぱい運動についてでございます。私はこれ聞かせていただきたかったのは、これ16カ所を63名で行われてるということで、その16カ所の中の3カ所が町直営、1カ所がシルバー人材センターによる業務委託ということで、今、答弁いただきましたけれども、この63名の方がね、花をいっぱい植えられて、運営、水やりですね、そういうことに全員参加されてるのかどうかいうことをお聞きしたかったんです。植えっぱなしで、ここに植えてくださいといってそのままになってるんじゃないかと。一部の人だけが自分の近所に植えて、しっかりと運営して水やりされてるのじゃないかと、そんなふうに私は思いましたので、その辺についてお聞きしました。そやから町の職員による花いっぱい運動については、住民参加のまちづくりとその方向でいけばね、言えるのかどうか。また平成13年度で500万でされました。この14年度700万の予算をつけられてますね。この13年度のこの事業について、事業評価を内部でされたのかどうか。事業評価をされた上での14年度の700万なのかどうか。その700万の予算をつけられるのに住民参加何名を見込まれているのかどうか。昨日の答弁では95名ってお聞きしております。95名で700万でされるんですか。その辺のことについて再度お伺いいたします。  また、町長にお伺いいたします。町長はこの財政難の中で、欲しいものと必要なものがあるが、必要なものについては予算をつけるが、欲しいものについてはこの財政難のとき厳しいと、ずっと答弁されております。この花いっぱい運動、町主導ですよね。この事業は必要な事業なのかどうかについて、再度お伺いいたします。  また続きまして、介護保険の充実につきましては、アンケート調査を今されて集計中ということでお聞きしました。町の方で集計されてるんですね。それはすごい結構なことだと思います。あと運営委員会にかけて、これから本当に希望調査、ニーズの把握をしていただきたいと思います。また、この12年度介護保険が始まってから多くの市町村がアンケート調査をしております。豊能町については今迄のアンケートは一度きりです。どんなふうな調査をしてるかということを調べさせていただきました。そしたら、介護保険制度利用者アンケートいうことで各市町村されてますね。一番最初、介護保険を行った直後で、12年度の7月ぐらいからずっと調査をしております。これ29市5町1広域連合、この中に豊能町も入っておりまして、回答者20名です。これ驚くべき数、もうびっくりしましたわ。あともうずっと町を見ましてもね、大体90名とかね、大体100名近くの回答があるんですよね。豊能町は20名に対してしか調査をしなかったのかなと。これ一度きりです、豊能町の場合は。あとね、どんなふうなアンケートをされてるかといいましたら、その後、要介護認定申請をした理由で3市でアンケートしてます。また、ケアプランに対する満足度、24市4町1広域連合でアンケートをしております。また、制度開始以降の利用の増減について、12市3町でアンケート、介護サービスに対する満足度、22市3町でアンケート、サービスの利用しやすさ、8市でアンケート、サービスの質の向上、6市1町でアンケート、介護サービスを利用してよかったこと、14市2町でアンケート、介護サービスを利用しない理由、21市2町1広域連合でアンケート、利用者負担額についての評価、これ16市3町でアンケート、ずっとこのようにされてきてるんですよ。この2年間で。豊能町何もされてこなかって、本当にそれで介護保険利用者の意向がわかったのかなと、今になって思います。今回、アンケート調査されるということですので、それをしっかり把握していただきまして利用者のニーズに応えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。この件については要望いたします。  それと高齢者の、私このごろずっと歩いておりましたら、高齢者の声を聞かせていただいてますけども、よく聞く声が、なかなか交通の手段がないと、高齢者の方が病院に行くのにすごい大変な思いをされてるわけです。交通の手段がないっていうことをよく聞きます。福祉タクシーなどの施策がございますけれども、町へはこのような高齢者の声が届いておりますでしょうか。また、福祉タクシーということについての考え方について、ご意見を伺いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  また、子育て支援につきましては、ファミリーサポートセンターの設置、検討しているということでございますが、この事業については、今、子育て支援センター「すきっぷ」を拠点にやってますね、子育て支援を。これを拠点にファミリーサポート事業もできると私は思いますので、いかがでしょうか。また、子育て支援ネットワークが、今、つくられております。その活用も考えられたらいかがでしょうか。その辺について再度答弁をお願いいたします。  また、乳幼児医療費の助成につきましては、大阪府の方で14年度予算で1歳分については補助金を出すということで言われておりますけれども、豊能町はしないということで言われております。3歳まで1歳上げればいくらかかるかいうことは265万という答弁をいただいております。これ265万の中に大阪府から補助金がいただけますよね。それでもなおかつされないのですね。その辺について再度答弁をお願いいたします。  また、子どもの出産祝い金につきましては、平成14年度の早い時期に窓口での即時の支払いの方向ということでございますので、これも本当に一日も早くできる方向でよろしくお願いいたします。要望といたします。  また、子育て学習につきましては答弁ございませんでしたけれども、これは本当に国の方の事業で、これから行われます豊能町としましても前向きに取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  また、子ども読書運動ブックスタート事業につきましては、これは乳幼児検診時の子どもについて、絵本リストをね、渡すっていうことで、今、言われておりましたけども、何名の子どもを対象に渡されるのかどうか、その点についてお伺いします。  また、絵本の贈呈についてはどのようにお考えですか。ブックスタート事業については、今、全国的に取り組まれております。絵本についても、今、本っていうのはなかなか安くならないんですけれども、国あげてのこのブックスタート事業で7掛けで購入できるようになっていると聞いております。この贈呈についてもぜひ取り組まれたらいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。  それと、ごみ、ダイオキシン問題でございますが、これは自治会単位でごみ減量化推進員制度いうことで、自治会単位で町名ごとに2名の方を出していただいてこれから推進していくということなんですけども、私が一部聞いておりますところによりますと、この町名ごとに2人というのがね、自治会の方は2人出てくださいいう方向で言われてます。それで、具体的にははっきりわからへんと。出てきてるのは男性の方が多いんじゃないですか、女性が出られてますか。ごみにかかわってない男性の方が出てきてわかりますでしょうか。私はこの丁目ごとに2人出すいうことよりも、今、ずっとごみ減量化推進制度について町が5万円の助成をやっておりますね、生ごみ処理機、その5万円の助成をしております。その生ごみ処理機の購入者を活用したらいいんじゃないですか。何のために5万円を助成してきたんですか。このような住民の多くの皆さんにね、参加していただき、それこそ生ごみ処理機を購入している方っていうのは減量化を目的で何とかしたいいうことで購入されてる方だと思うんですね、私は。いろんな方いらっしゃると思いますけれども、こういう皆さんをしっかり活用して、ごみ減量化に向かってそれこそ住民参加のまちづくりですわ、これ千何人いらっしゃるんですよね。こういう人たちをしっかりと活用して、住民参加でごみ減量化のまちづくりをすればどうでしょうか。その点についてお伺いいたします。  女性施策につきましては、今、2点質問させていただきましたが、1点しかお答えありませんでした。これ市の条例策定いうことで、これ先ほどの町長の答弁ね、市町村やってないって言われましたけども、現在20の市町村が制定されてるんですよ、もう既に。今年度また制定に向けた検討がどんどん各市町村で進められる方向になっております。この点について、しっかりと認識していただきたいと思います。  また、宣言都市です。これ男女共同参画宣言都市、これは本当にお金のかからないことですよね、条例制定も宣言都市になってもお金のかからない事業です。また、私たちのこの豊能町の住民意識の向上につながっていきます。その辺について前向きに取り組まれるのかどうかについてお伺いしたいと思います。  最後の外国人配偶者の住民票記載促進については、申し出があれば備考欄に記載されてるということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上で2回目の質問を終わります。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、塩谷議員の2回目の質問にお答えしたいと思います。  行政評価につきましては、今、資料のことでちょっとその資料については私は把握しておりませんので、この件については担当の方から答弁させていただきます。  火葬場のことでございますが、葬祭場をつくって必要ないんじゃないかと、このようにおっしゃっておられますけれども、これ今、これからですね、火葬場、葬祭場をつくるにも何年か経過を要します。来年すぐできるもんではございません。そういう中で、箕面トンネルとかいろいろな交通のアクセスも便利になってくるんではないかと、このように考えております。私も父を亡くしましたときは茨木の方でさせていただきましたが、火葬場と葬祭場が一緒でセットでございまして、大変よかったなという感想を持っております。ですから、利用は今後あるだろうと、私はそのように判断しております。特に東地区におきましてお葬式にたびたび出させていただきますけども、自宅でお葬式されてるのも細い道路にたくさんあふれてですね、大変だなあと。やはり葬祭場は必要じゃないかという思いをいたしておりますので、火葬場と葬祭場をぜひつくっていきたいと、このように考えております。  花いっぱい運動につきましては、今年1年としてはね、非常に私は成果があったと思ってます。これいろいろなところに勉強に行きましてもですね、例えば伊丹市なんかでも20年かかったと。いろいろな市町村でね、大変やっぱり長い時間経過がかかって、成果を上げるまでには、やはりいろいろな試行錯誤を繰り返しながら成果が上がっていくと思うんです。子どもを育てるのも同じ、木を育てるのも皆同じです。1年してバーッとできるもんではありません。やはりそういう中で住民の人にいろいろと交流をしながらですね、1年1年水かさを増やすように発展させていけば、これは発展させていくべきものと、私はこのように考えております。それにつきましては、まずそういう町のですね、公共用地の中で非常に草がいっぱい生えて犬の糞がやってるようなところがですね、花できれいになってきたという喜びの声もたくさん届いております。そういう中で、この事業については町をきれいにし住民参加という意味で評価はあると、このように確信いたしております。  それとですね、やはりこういう必要なものと、どういうんですか、欲しいものということでおっしゃいましたけども、昨日も答弁しましたように、今後の財政運営を見る中でですね、やはり今迄の過去10年からの経緯をですね、ずっと調べてみまして、昨日も答弁で申しましたように、平成7年の予算は、いわゆる経常収支比率というのは、これは投資的経費が少ないと経常収支比率が上がるわけでございますが、平成7年は30億の投資的経費、特に普通建設事業に使ってきたと。平成10年は19億4,000万、約20億近く使ってきたと。平成4年も30億近く使ってきたと。ずっとそういう20億、30億の中でですね、昨年から2億9,000円、2億5,000万と、非常にこの投資的経費を、いわゆる普通建設事業費が10分の1ぐらいに減っていると。ハードからソフトの方に力を注いでいるという中で、今後こういう投資的経費をしていく場合に、欲しいものと必要なものを区別していきたいと、そのようなことを申し上げております。もちろん小さなソフト事業につきましてもそういう点は必要だろうとは思っておりますが、やはり住民の方が住んでよかったまちづくりのためには、やはり文化、ゆとり、そして今のいやしという、この町がきれい、この町が好き、この町が元気というような1つの視点の中でですね、この花いっぱい事業はその中の1つとして取り組んでいきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  そして、男女共同参画の宣言都市をすればお金はかからないとおっしゃっておられますが、確かにそういう宣言するにはお金はかからないと思いますが、宣言した以上、それには事業がついてまいります。今、その男女平等を実現するために町で現在取り組んでいる事業もたくさんございます。例えば就学前における男女平等教育をやっておりますし、また、教育委員会、地域、家庭におけるそういう啓発運動、学校、家庭におけます性教育の推進とか、そして教職員、保育所職員を対象とした男女平等意識の啓発の推進、そういういろいろな事業。また、女性問題に対する啓発事業、そういう女性関連資料の提供とかいろいろと、生涯学習におけるフォーラム、講演会、そういうような自立のための男性向けの講座の開催とかそういうことも現在行っております。今後につきましては定期的にそういう町民意識の調査とか、またそういう保育体制の充実とか子育てネットワークの整備とかいう課題はあろうかと思いますけれども、男女共同のためのですね、事業はかなり進んできていると、このように考えております。いろいろと他の自治体とかの比較もございますが、豊能町は豊能町としての町の思い、町の特色を生かして取り組んでまいりたいと、このように考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。  細部にわたりましては、また担当の方から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  行政評価の件でございますが、資料につきましては、私、今、確認をいたしておりませんので、どのような資料に基づいたのかなというふうに思っているところでございます。いずれにいたしましても、その取り組みが遅れているということは事実でございまして、私も認識しているところでございます。ほかの他市町村の状況等を聞いてみますと、行政評価に対する考え方とかあるいはどういう形で評価をしていく、その手法等につきましてもいろいろ千差万別でございまして、現状といたしましてはそれぞれが試行錯誤しているような状況であるというふうに聞いているところでございます。今後、さらにほかの実際にやっている自治体の行政評価の状況等を研究いたしまして、行政改革見直し作業の一環として今後どのような行政評価を取り入れていったらいいのか、今後検討していきたいというようには考えているところでございます。  それから、火葬場の件で交通の利便性が悪いということでございますが、確かにおしゃるとおりあそこにつきましては利便性が悪いというふうには思います。ただ、お葬式を行う側から見ますと、そういう利便性が悪いということはございましても、実際にやる側から見ますと、お通夜から告別式それから火葬まで、一連して、一貫して同じ施設の中で実施できるという利便もございます。そういう点も考えまして一体的なものがいいのではないかというふうに考えているところです。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  私の方からはごみの問題についてお答えさせていただきます。  推進員につきましては男性が出ておられるのではないかということでございます。今現在は各2つの自治会からメンバーが提出をしていただいておるところでございます。この選出方法につきましては1月の行政連絡委員会でそれぞれの自治会にお任せをいたしますということで説明をさせていただきました。中には公募制でですね、人選をやろうかというような自治会もあったように記憶しているところでございます。以前にごみの懇話会等を開きまして、そのときには男性が約半分ぐらいおられましたけれども、非常にごみ問題に対して活発なご意見等もいただきましたので、決して男性の方であるからということではないというふうに私どもは理解しているところでございます。  それから、生ごみ処理機を購入していただいた方にごみの減量化等について協力を求めてはどうかということでございます。これにつきましては14年度の予算にも生ごみのフォローアップ等についての調査を計画をしておりまして、その中でですね、対象者の方々にごみの減量化についてのご協力を求めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  上林保健福祉部長。 ○保健福祉部長(上林 勲君)  お答えいたします。  高齢者の方の交通手段として福祉タクシーの導入の考えがあるかどうかということでございますが、交通手段等につきましてですね、福祉タクシーの要望と、直接私の方に声としては上がってきておりません。ただ、確かに議員おっしゃいますように交通手段がないのが現状であるというのは認識しておるところでございます。それで、福祉タクシーを利用した外出支援サービス事業につきましては羽曳野市が、今、やっておられると聞いております。本町につきましても国の在宅高齢者福祉対策事業の中の1つのメニューであるということを認識しておりますので、今、やっております老人保健福祉計画、介護保険事業計画の見直しに向けたアンケート調査の中に、先ほど言いました外出支援サービスの項目も盛り込んでおりますので、集計結果を踏まえまして介護保険運営委員会の委員の皆様の意見も聴しましてですね、在宅高齢者施策事業の1つとしまして研究検討はしてまいりたいと考えておるところでございます。  それと、ファミリーセンター設置の件でございますが、先ほど町長も答弁いたしましたように14年度はですね、サポートする人たちの養成が必要であろうということで、子育て支援センターにおきまして養成講座を計画しております。年2回を予定しておるところでございまして、それが済んでサポートする人たちが増えてきましたらですね、今後ファミリーサポートーセンター事業についてもっと前向きには検討してまいりたいと思っておりますが、今のところはそういう形で子育て支援センターの充実に向けてですね、頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それと、乳幼児の医療費の件でございますが、冒頭、町長が答弁いたしましたように、13年4月に1歳年齢を引き上げたところでございまして、今のところ1歳の引き上げにつきましては本町としましては考えていないところでございまして、ご理解のほどよろしくお願いいたしたいと思っております。  ブックスタート事業についてでございます。絵本配布の考えはあるのかということでございますが、14年度につきましては先ほど述べましたように、リストの配布、図書館で行われます「初めてのお話の会」等のですね、参加促進の呼びかけを努めてまいりたいと思っております。絵本配布につきましては今後の研究検討課題ということで、よろしくお願いいたしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)
     大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  再度のご質問であります。  議員おっしゃいました63名がということなんですが、16カ所63名が順次水やりをやっていただいております。  それと、もう一度報告したいわけでございますが、95名中63名が13年度参加していただきました。この95名と申しますのは、13年度中に申し込みを受け付けたメンバーであります。ただ、予算の関係、また具体的な詰めが最後まで行われておりませんので、13年度中の申し込みを来年度まだ待機していただいておるという状況でございます。  それと446平米植栽といった形の中で、申し込みが871平米あったわけでございます。あと残り4百数十平米はまだ14年度に繰り越すという形で待機組みの中に入っておるわけでございます。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  塩谷宣子議員。 ○11番(塩谷宣子君)  時間があまりありませんのでサッといきますけれども、行政評価についてはしっかり取り組んでいただきたいと思います。  それと、火葬場、葬祭場の件ですけれども、葬祭場は必要でないと言っておりません。必要であると言ってます。先ほどの部長の答弁おかしいですよ。行う側はそらいいですよ、どこでしても。今度参列する側はどうなるんですか、どうして行くんですか、その辺のことを私は聞いております。葬祭場については利用しにくいというのはね、住民の多くの意見ですよ。その点についてしっかり考えていかれたらどうですかということで質問させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  それと、公共施設花いっぱい運動でございますけれども、これはこれから何年間されるんですか。それと、この公共施設花いっぱい運動いうのはよその市町村されております。これ右肩上がりのときの施策ではないんですか、ずっと聞いておりましたら。こういう大事な財政難のときにする事業なのかどうか、私はすごく疑問に思っております。住民参加での施策は、ダイオキシン問題を解決して上でのさまざまなご意見とかごみ減量化についての住民参加の施策など、豊能町として今、住民参加でどうしても解決しなければならない問題があります。その諸課題に対して住民参加で解決されたらいかがですか。私は100人ほどの参加者のために700万もかけて事業をされる、またすべての住民による運営であればまだしも、町職員やシルバー人材センターに委託するなど、グランドワーク事業ではないと思っております。このようなときにこのような施策を考える町長の姿勢に疑問を持ちますので、意見として言わせていただきます。  介護保険の充実につきましては結構でございます。  それと、福祉タクシーについてはアンケートの中でこれから考えていかれるということでございますので、しっかり考えていただきたいと思います。  ファミリーサポートセンターについても検討していただきたいと思います。  それと、まだあったんですけれども、大事なことがあったんですけれども時間がありませんので、お願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  今、塩谷議員からいろいろとご質問とかご意見ございましたので、意見としてお伺いいたしております。ただ、昨日からもいろいろ答弁いたしておりますように、やはり1つの施策として打ち出しておりますので、だんだんこれは住民の方々と参加とともに町が活性化してくるんじゃないかと、まずその手始めでございます。あまり難しいテーマから取り組むより、やはり自分たちの身近な環境から取り組んでいくというのが1つの方針でございますので、よろしくお願い申し上げる次第でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  火葬場問題の中での葬祭場の件でございますが、葬祭場につきましては本来ならば交通の利便性のよい、また使い勝手のよい住宅街に斎場を設置すると斎場を設置するというのが一番いい方法でございますけれども、結果としてそれが実現できないという状況もございます。交通問題につきましては今後の検討課題とさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  以上で、町政会代表・塩谷宣子議員の一般質問を終わります。  次に、豊新クラブ代表・湯浅光雄議員を指名いたします。 ○5番(湯浅光雄君)  皆さん、こんにちは。豊新クラブを代表いたしまして一般質問をさせていただきます。  昨日から他会派の皆様の一般質問等によりまして町政に関する全般的な問題の質問はほぼ出尽くしたように感じております。また、理事者側の答弁も同じような答弁の繰り返しになりつつあるように感じました。そこで私は、具体的な問題に絞って質問させていただきますので、理事者側におかれましては誠意ある明確なご答弁をお願い申し上げます。  まず1点目、公共工事の入札問題についてお伺いいたします。これにつきましては私の以前の一般質問でも取り上げました。しかし、あえて再度質問させていただきます。  最近、テレビや新聞等のマスメディアに大きく取り上げられ、国民の重大関心事となっている行債権問題や北方支援に関連する入札疑惑など、公共工事の入札等に対する国民の不信感は非常な高まりを見せております。当豊能郡におきましても昨年12月17日に豊能郡環境施設組合において実施された環境省土壌実証調査用地の造成工事に係る工事入札において、談合情報が環境施設組合並びに新聞社に通報されました。環境施設組合において簡単な聞き取り調査を行い、入札参加業者から行いましたが、談合の事実が確認されないとして入札が強行されました。しかし、入札結果が事前談合情報と合致していたため、正式な工事計画は見合わされました。その後、種々の議論を経て、今年の1月21日に入札参加業者に対して入札無効を通知されたと聞いております。種々圧力の中、入札無効を決断された施設組合の管理者である豊能町長の英断には敬意をあらわす次第でございます。確実に談合があったことを証明することは非常に困難なことです。少しでも疑惑があれば、これを中止もしくは無効にする、これが住民の行政に対する信頼回復の第一歩であると考えます。当豊能町におきましても、今後、火葬場や斎場建設、またこれに伴う周辺整備、府営水道の導入に伴う大規模土木工事等、数多くの公共工事の発注が予想されます。これら公共工事における工事入札の透明性確保のための施策として、とかく問題の多い指名競争入札にかえ、一般競争入札やコンペ方式の導入が考えられます。これらについてどのように考えておられるのか、お考えをお示しください。  また、これは私の私見ですが、工事発注に当たりまして設計業者の選定に当たっては最大限の注意を払うべきであると考えます。設計業者は業務の必然性から、工事内容を詳しく知る立場にあります。私は建設関連の設計コンサルタント業務に長年従事しております。業界の内情は多少心得ておるつもりでございます。設計業者の正しい選択こそが工事入札における透明性及び公平性の確保の第一歩であると考えております。  次に、ダイオキシン問題についてお伺いいたします。  現在、豊能郡美化センターで保管されている高濃度ダイオキシン汚染物の処理については、処理の安全性並びに経済性が確認できるまで安全に保管するという意見や、既に現在の技術で十分である。すぐに処理をするべきであるという意見に分かれているように感じます。私は前者の、処理の安全性並びに経済性が確認できるまで安全に保管するべきであると考えております。現在、処理を行うとすれば必然的に、平成11年に木代地区に計画されたジオメルト法となるでしょう。一部意見に、あのときにあのまま処理を行っていれば国の補助金6億3,000万で処理が終わっていたはずであると言われます。しかし、考えてください。平成11年度末に契約された処理本体工事がまだ開始もされていないのに、平成12年度には約2億円の追加工事が随意契約で締結されました。これは補助金の全くつかない自主財源です。また、処理期間は9カ月であると計画されていました。しかし、100トンもの1,600度に熱せられドロドロに溶けた溶岩のような汚染物質がわずか3日間で冷却され、建設用の重機で粉砕して搬出することが条件として計画された工事工程です。このようなずさんな計画に基づき計画された処理期間は全く信用できず、処理期間の延期は明白であったと私は考えております。近隣住民はこのようなさまざまな疑問点を環境施設組合に提出しました。しかし、肝心な多くの問題点は結局回答されませんでした。このようなずさんな対応が住民の行政不信を増大していったものであると考えております。処理期間が延びれば、当然処理費用は増加します。これも自主財源で業者と再び随意契約を行うという考えであったのでしょうか。この処理が実現されていれば、安全性はもとより財政面においても豊能町は重大な危機に陥るところであったといっても過言ではないと思います。  再度申し上げます。私は処理の安全性並びに経済性が確認できるまで安全に保管するべきであると考えます。毎度同じような質問で申しわけありませんが、町長のお考えを再度お聞かせください。  次に、福祉問題についてお伺いいたします。  以前質問いたしました、豊能町唯一の障害を持たれた方の作業所である「たんぽぽの家」の定員増の問題について、今年度補正予算で実現の運びとなりました。今後の運営に大いに期待をしております。しかし、たんぽぽの家は用地が基本的に不足しており非常に手狭であり運営にもご苦労されておるとお聞きしております。豊能町も財政的に非常に困難な時期ではありますが、第3次総合計画に表明されている障害者福祉の実現を目指し、抜本的な対策を考えていくべきではないでしょうか。障害者と健常者が生まれ育った地域で生涯を通じてともに生活できる環境の実現を目指そうではありませんか。  また現在、豊能町東地区にはこのような施設は全く存在しておりません。居住地近くでの施設の実現を切望しております。財政難の折、今すぐの実現は非常に困難だとは思います。しかし、将来に向けて積極的に取り組んでいただくようお願い申し上げます。  最後に府営水道問題についてお伺いいたします。  以前にも一般質問において取り上げました。府営水道の導入について、住民に対する十分な情報の開示を以前より求めてまいりました。しかし、現状は大阪府の施工範囲である茨木市方面からの給水管ルートは測量ピンまで打たれており、府営水道導入はもはや既成の事実となっております。にもかかわらず、豊能町住民は府営水道導入計画についてほとんど情報を持っておりません。これは行政が住民に対しての説明責任を果たしていないためであろうと私は考えております。府営水道の導入については、行政は生活用水の安定供給が目的であると説明するでしょう。しかし、東地区住民に限っては、現在主に地下水を利用しております。確かに地下水は将来において不安があるかもしれません。しかし、平成6年ごろにあった異常渇水のときでも、東地区では生活用水の不安はほとんどありませんでした。行政は生活用水の安定供給について十分に住民に説明する必要があるのではないでしょうか。また、府営水導入による水道料金への影響についても非常に難しい点は多々あることとは存じますが、現時点でもわかる範囲で住民に十分説明をしていく必要があると考えます。現在でも豊能町の水道料金は他都市と比べて非常に割高であると感じておる住民が多くおられます。府営水道導入の現状と水道料金の今後の見通しについてどのように説明していくのか、お考えをお示しください。  これで1回目の質問を終わります。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、湯浅議員の質問にお答えしてまいりたいと思います。  まず、建設工事の入札についてでございますが、これは昨年から1年間かけて入札を今後どのように透明性を出していこうかというのは内部でずっと検討を重ねてまいりました。そして一定の方向性ができまして今年度の、14年度の4月からこのように入札制度を変えていきたいと考えております。議員おっしゃいましたように、これからいろいろな工事も控えておりますので、そういう中で透明性を出していきたいと思っております。まず、今迄の改善の主な面、また担当の方から細かい点は申しますけれども、一般競争入札というのは、これはいろいろ問題もあろうかと思いますので、できるだけ指名競争入札に、物によっては指名競争入札でやっていきたいとは思っておりますが、まず指名人の決定を抽選をしたいなと。それは1,000万以上は、どういうんですか、抽選を行っていくということと、制限つき一般競争入札の額を引き下げようということでございまして、おおむね5億円を4億円、また土木工事にあっては2億5,000万ぐらいに引き下げようというように思っております。そして、それと現場説明会というのを廃止していきたい。それと、予定価格を公表しようということでございます。それと、見積書を提出するのを義務づけようと、このようなことを考えております。特に同じような工事が3つ4つ重なります場合は、今迄業者に同じように入札していただいておりましたけれども、抽選でどれか1つを選んでそこに入札していただくと、そういう方向も考えていきたいと、このように思っております。ですから本年、14年度からは入札制度の透明化に向けて入札制度を変えていくと、このように考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。  次に、高濃度のダイオキシンの問題でございますが、今、いろいろと述べられましたけれども、私も先ほどから申しておりますように、まず今、置いておる保管についても決してこれは安全な保管ではないと、まず、やはりきちっとした保管をしていきたいと。それと同時にですね、やはり今後処理に向けてのトータルプランもお示ししていかなければいけないとも思っております。それにつきましてはいろいろと検討材料が、価格の問題、また安全性の問題といろいろあろうと思います。時間もかかると思いますので、まずは今の保管状況が決してよくないという点を踏まえてですね、まず保管をきっちりやるべきじゃないかと、このように考えております。  次に、障害者福祉の件でございますが、今年はたんぽぽも入居者が4名増加するということで、先日補正予算をお願いしたところでございまして、今、増設をいたしております。現在、東地区からは1名の方が通所されておりますけれども、そういう車をですね、いただきまして、日本財団によりますリフトつきの自動車をご寄附いただきましたので、それで今、送迎しているというのが現状でございます。今後、そういう障害者の方が増えていく場合は、またこちらの方でそういう施設も必要かと思いますが、当分の間は送迎という方法でやっていきたいと、このように考えております。障害者につきましてはノーマライゼーションの思想を生かして、やはり町で同じような生活ができるというまちづくりを進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  細部にわたりましては、また担当の方から申しますので、以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  入札の透明性の件でございますが、入札につきましてはより透明性を図るということから、先ほど町長が申し上げましたように4月1日から改正した制度を実施していく予定でございます。大まかには町長が申し上げましたのであまり申し上げませんが、入札結果をですね、入札結果等の公表について今迄は250万以上の工事、それから製造の請負、それからこれらに係る調査測量設計委託等を250万から130万に引き下げるということでございます。  それから制限つき一般競争入札の導入ということで、これは前からやっているわけでございますけれども、今迄はおおむね5億円の工事について制限つき一般競争入札をやっておりました。それを建築工事にあっては4億円以上、それから土木工事にあっては2億5,000万以上という形で金額を下げさせていただき、入札参加できる枠を広げたということでございます。  それから、これは新規でございますが、指名競争入札における指名人の決定ですけれども、それを抽選で行うという方式をとらさせていただきました。例えば1つの工事について要綱がございますが、その要綱に基づいて1つの工事について、例えば5つの業者を選定すると、指名するということになっておりましたら、従前は5業者で入札を行っておりました。それを例えば7業者に増やしておいて、入札をする段階で抽選を行い、そして2割程度、約2業者を落として5業者で入札するという形、抽選を行うという方式をとらさせていただきます。それと、ほかに同じような種類の工事がAB重なりますと、そのABと業者両方とも請けるということではなしに、抽選によりましてABとどちらかにグループ分けをするといったような抽選を行うということでその透明性を、要するに談合の機会を少なくしていくという方式をとらさせていただきます。  それから、これも新規でございますが、現場説明会を廃止するということで、現場説明会は指名した業者が一同に集まりますので談合の疑い、要するに談合の機会が多くなるということもございまして、その機会をなるべく少なくするという意味合いから現場説明会を廃止するということでございます。  それから、予定価格を今迄は事後に公表しておりました。それを建設工事のみでございますけれども事前に公表するということでございます。  それからもう1点は、最低制限価格の公表。これは建設工事について設定した場合のみでございますが、最低制限価格を今迄は事後に公表しておりましたが、それも事前に公表するということでございます。  それから、これも新規でございますが、見積書の提出を入札前にさせるという措置をとらさせていただきまして、こういう対策を講じることによって、より透明性を図っていこうということで4月1日から実施したいというように考えております。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  岩崎水道事業所長。 ○水道事業所長(岩崎 弘君)  府営水道導入に伴いまして、広報で知らしてないんじゃないかということでございますが、私どもとしましては、その都度町報等で、また議会でも報告させていただいているところでございます。広報のあり方については今後また検討していきたいと、このように思っております。  それと、東地区は井戸を掘れば地下水がいくらでも出てくる。府営水道はいらないのじゃないかというようなご質問でございましたが、まず、府営水道につきましては昭和55年から豊能町としてアクションを起こしてきたわけでございます。そして、昨年のちょうどこの3月議会で議会の皆さんのご理解をいただいて議決をいただいたところでございます。大阪府におきましては、大阪府下41市町村に同意をいただいてもらいまして、やっと豊能町、能勢町へも府営水道が入ってくると、このようになったわけでございます。  それと、先ほどの東地区の地下水でございますが、掘れば確かに水は出てくるかもわかりません。ただ、御存知のように非常にフッ素が多いと、水質が安定してないと。ですから水量はあっても水質で非常に問題があるということでございます。  それと、府営水道の今の工事の現状でございますが、茨木からずっと豊能町の境まで、多留見峠ですか、あそこまで大阪府が本管の工事をしていただきます。ちなみに大阪府におきましては13年度、約3キロの配水管の工事の発注をされていると聞いております。それと、14年度におきましては約5キロの発注を行われると、このように聞いているところでございます。  それと、料金でございますが、今現在、上水道に、これは西地区でございますが12年度に料金改定をさせていただきまして、何とか収支がとんとんの状態になってきたと。今後につきましては今後の収支状況を見て、非常に検討していかなければならないと、このように思っております。ただ、池田市に、今、上水の加工を委託しておりますが、13年度まではその加工費がトン当たり68円であったということでございます。池田市の方で非常に努力していただきまして、14年度からはトン当たり62円、年間につきまして約1,200〜1,300万の経費節減になる予定でございます。ちなみに府営水の仕入れ価格、今のところは88円10銭でございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  湯浅光雄議員。 ○5番(湯浅光雄君)  自席より2回目の質問をさせていただきます。  1点目の入札問題につきましては、非常にご検討いただいておるということで安心いたしました。  ただ、1点だけお伺いいたします。一般競争入札について問題点があるとおっしゃいましたが、恐らく事務の煩雑化及びどのような業者が入ってくるかわからないというようなことだろうと思いますが、このあたりについてお考えをお示しください。すみません、もう1点、現説を廃止されると申されましたが、現説に変えてどのような方策を考えておられるのかお示しください。  次に、福祉問題ですが、確かに今のところ東地区におきましては実際に利用されてる方は1人しかおられません。今後に向けてそのような事態も生じてくることがあるかと思われますので、将来に向けてご検討いただくようにお願い申し上げます。  最後の府営水問題についてですが、若干私の質問に対して誤解があったように感じております。まず、東地区において井戸を掘ればいくらでも出るというふうな考えではございません。ただ、地下水に関しては不安定要因は確かにあり、おっしゃるようにフッ素も異常に出るので難しいということは私もわかっております。ただ、その問題点自体が住民の方にあまり知らされてない。これは行政だけの責任ではないとは思います。しかし、府営水導入するに当たり、料金問題等いろいろ問題もある中で、十分に住民に対して現在の地下水の問題点等も説明していかれる必要があるのではないかということで説明させていただきました。  以上で2回目の質問を終わります。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  今の質問に対しまして、担当の方から答弁いたしますので、よろしくお願いします。 ○議長(藤野裕次郎君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  入札に関して、1点目の一般競争入札の問題点ということでございますが、問題点といたしましては、ある程度といいますか、枠を完全に取り払いますとどの業者も参加できるといったことでございまして、これが地方自治法に目立つ趣旨でございますけれども、しかしながら現実として、その枠をすべて取り払いますといろいろとトラブルが出てくる。どういいますか、言葉は不適当であるかもわかりませんが、暴対法に抵触する恐れの業者も加入できると、参加できるということもございまして、各市町村でもその取り扱いについてはいろいろと苦慮をしているところでございますけれども、本町といたしましては、ある程度の枠を設けさせていただいて、制限つき一般競争入札という形でお願いをしたいというふうに考えているところでございます。  それから、現場説明会にかえてどのような対応をということでございますが、もともと現場説明会は、要するに工事を行うに当たっての心得、あるいは設計書等を説明する場でございますけれども、それにかえまして、そのときの質問等ございましたら書面で質問をしていただくという対応をしていく方針でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  岩崎水道事業所長。 ○水道事業所長(岩崎 弘君)  地下水の不安定要因、あるいは料金について住民に十分知らすべきだということでございますが、先ほど答弁させていただきましたように、広報で一応やっているわけでございますが、そのあり方は一度検討してみたいと、このように思っております。ただ、料金問題につきましては私どももいろいろシュミレーションはしているわけでございますが、あまりにも数字を出しますと、その数字が一人歩きして住民に混乱を招くという結果でございますので、これにつきましては慎重に取り扱っていきたいと、このように思っております。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  湯浅光雄議員。 ○5番(湯浅光雄君)  3回目の質問をさせていただきます。
     ただいまの工事入札問題、ダイオキシン問題、福祉問題並びに大阪府営水道導入問題等につきまして、誠意あるご回答をいただきました。今後、今、ご回答いただきました事柄を誠意を持って着実に実行していただくことをお願いいたしまして、一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(藤野裕次郎君)  関連質問ございませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(藤野裕次郎君)  以上で、豊新クラブ代表・湯浅光雄議員の一般質問を終わります。  暫時休憩をいたします。再開は午後1時といたします。    (午前11時42分 休憩)    (午後 1時01分 再開) ○副議長(西岡義克君)  それではおそろいでございますんで、休憩前に引き続き会議を開きたいと思います。  次に、日本共産党代表・高尾靖子議員を指名いたします。 ○15番(高尾靖子君)  日本共産党の高尾靖子でございます。日本共産党を代表して一般質問をさせていただきますが、理事者におかれましては誠意あるご答弁をよろしくお願い申し上げます。  では、まず最初に、小泉内閣は3月6日の衆議院で野党の反対を押し切って14年度予算案の採決を強行しました。予算執行に直接かかわる自民党鈴木議員の腐敗事件は外務省にとどまらず、各省庁にも横断的に広がっています。今、疑惑が徹底究明中でございますが、深刻な経済危機をさらに推し進める予算案の衆院通過に満身の怒りを感じます。小泉内閣の経済政策は、登るべき坂道でギアをバックに入れるような景気悪化策ばかりです。その最たるものが不良債権の早期最終処理です。小泉内閣は、資金繰りで苦しんでいる中小業者に対して融資を増やすどころか厳しい貸し渋り、貸しはがしをして倒産と失業者を急増させています。信用金庫、信用組合もどんどんつぶしています。むだな公共事業も野放しです。国の予算案に盛り込まれた70兆円の公的資金枠は、不良債権処理をもっと激烈に進め、大銀行だけは救済するためのものです。小泉内閣は今の国会で医療を大改悪する法案を成立させようとしています。サラリーマンなどの医療本人負担を来年1月から3割に引き上げ、70歳以上の外来の自己負担上限も月額3,000円から最高4万200円に引き上げるなど、大変な内容です。働く人、子ども、お年寄り、男性も女性も国民すべてが人間として大切にされる社会をつくることこそ政治の役割ではないでしょうか。  このような状況のもと、日下町長におかれましては、不況打開、景気回復に何の政策も示すことができず、財政負担は国民や地方自治体に押しつける小泉内閣にどのような見解を持っておられるのか、お聞かせください。  次に、町政運営方針について、諸施策が盛り込まれております。第1項の「一人ひとりが輝くまちへ」の中では、地域改善対策特定事業にかかわる国の財政上の特別措置に関する法律が執行することに伴い、同和問題の解決にかかわる施策を一般施策に移行するとあります。これまでの取り組み経過を踏まえつつ、(仮称)豊能町人権まちづくり協会を新たに設立するとしています。運営主体はどこにありますか、お伺いします。  また、私どもは同和対策の存続と考えていますが、このことについてもお伺いいたします。  次に、「うるおいと環境共生のまちへ」では、都市計画マスタープランの策定作業を進めているとしていますが、アンケート調査をされ、まとめていると伺いました。今後、情報公開で計画段階から明らかにすべきと思いますが、この点についてご答弁願います。  次に、ごみ減量化計画に基づき、ごみ減量化推進員制度を創設するとありますが、町民との連携をどのように今後進められていくのか、お伺いいたします。  次に、道路整備では、町道及び生活道路の安全確保とありますが、私どもが2002年施策に関する要望書に申し出ていますように、歩道や道路安全対策及び改修、歩道などの改修はどのような計画にあるのか、また、具体的な改修場所があるならば言ってください。  住民台帳ネットワークについてはちょっと飛ばします。  次に、推進計画について、市町村合併問題は推進する方向で考えておられるようです。地方分権の時代と言われますが、もともとは国の悪政から財政の位置づけもなく合併を押しつけていることに問題があります。合併した市町村ではいろんな問題が吹き出ています。今後は住民合意を図っていくことが大切かと思いますが、この点でのご答弁をお願いします。  町政運営方針の各部署での改善面では、図書館の祝日開館、青少年ふれあいルーム、保健予防対策の歯科検診、また、消防団の処遇改善や東西バス・巡回バスの拡充など、評価できるものですが、これに加え、男女共同参画条例制定を図っていただきたく思うのですが、先ほどもご質問がありましたが、この点で改めてご見解をお願いしたいと思います。  次に、暮らし、福祉、医療、環境問題について伺います。  乳幼児医療費無料制度を強く国に求めるとともに、現在の3歳未満を拡充し、通院の場合も就学前まで行い、所得制限は撤廃することを強く求めます。この点でのご答弁をお願いいたします。  次に、介護保険利用料の減免について、乳幼児と同様毎回要望しておりますが、町独自の事業としてぜひ取り組んでいただきたいと思います。この点についてのご答弁をお願いいたします。  次に、社会福祉法に基づく利用契約制度が2003年4月に迫り、障害者家族は本当にサービスが選択できるのか、事業経営はこの先施設経営できるのか、市町村の役割はどうなるのか、それぞれの立場から不安や疑問の声があります。従来の措置制度から利用者契約制度、支援費措置費制度から支援費支給制度への変更により、公的責任を後退させるものです。新たな障害認定導入もあり、事業者・実施主体の町にとっても大変な混乱が心配されますが、どのように取り組まれているのか、お伺いいたします。  次に、ダイオキシン汚染物保管運搬検討委員会についてお伺いいたします。  私どもはダイオキシン問題の解決は国の法整備と安全な技術の確立まで厳重に保管し、府・国の責任で処理することを求めてきました。昨年来、川尻地区を想定する保管については周辺自治会、住民による保管庫建設反対の請願を議会は採択し、予算も否決しています。そのもとで町はごり押ししようとしています。1月12日の第2回検討委員会では、委員の発言から、ダイオキシンへの危機管理、保管場所の環境、責任の所在、保管期間などを問われましたが、組合も町も対策を全く具体的に示さず不透明なままです。しかしながら、2月28日の施設組合議会では、14年度一般会計予算で汚染物処理技術調査検討業務を含む600万円を計上されました。しかし、議会は600万円を白紙に戻し予備費へ回すために、議会修正案を提案し、可決成立しました。こういうもとで、保管運搬検討委員会での貴重な意見を受け止めるならば、すぐさま保管計画を白紙に戻すべきではないでしょうか。この点でのご答弁をお願いいたします。  次に、国道477号線の整備状況についてですが、長年、能勢・豊能両町の住民の方から、道路の拡幅、改修の早期実現に向けて要望があり、毎年府の土木、兵庫県の土木へ要望を出してまいりました。今回補正予算が取れたとの回答を得ていますが、豊能町にはそういう報告があったのかどうか、お尋ねいたします。  次に、教育問題について質問いたします。12月から中村議員も質問してまいりました30人学級の早期実現を要求して、教育委員会の答弁でも、実現させたいというご意見でございました。昨日も質問はありましたが、週5日制が導入される中でますます矛盾が生じています。新学習指導要領のもとで、基礎学力が十分に保障されるとは思いません。どの子にも豊かな基礎学力を保障するには、教職員の工夫と努力が今迄以上に求められています。教職員の工夫と努力が十分発揮できる学校づくりのためには、30人以下の学級に縮小し改善を急ぐことです。日下町長と教育長のご答弁をお願いいたします。  次に、学校週5日制についてです。4月から完全学校5日制を前に、各学校で授業や時間割、行事の検討を進めていると昨日の答弁にもありました。そもそも学校5日制は子どもの発達、成長の原理から考えるべきものです。しかし、日本の学校5日制は長時間労働での国際的批判の強まりを背景に開始された週2日制に合わせるという大人の経済活動の分脈から進められたもので、学校現場からの要求ではないということです。各地で既にすぐれた実践は生まれたものの、さまざまな条件整備がなされないまま完全実施が迫りました。先ほども申しましたが、わかる授業のための教員増員や30人学級は実施されず、学力低下が叫ばれる中で塾通いが増加、教職員も忙しい、子どもたちの問題行動への体制も強まっています。こうしたもとでの条件整備、学校、地域はもとより今の教育改革、総合学習、選択制などのもとで、現状を改善できると思われるのかどうか、ご見解をお伺いいたします。  また、文部科学省は、習熟度別指導のため、教材、指導方法など開発することを目的とした学力フロンティア事業を進めようとしていますが、このことについても見解をお願いいたします。  次に、学校施設の改善についてお伺いします。財政難という中でも、学校現場は待ってはおられません。よりよい学校、楽しく安全で安心できる場となることが必要です。そこで、各学校でも点検を行っていると思いますが、先生方もいろいろ配慮されているということでございますが、教室での掲示板や黒板の傷み、黒板が古くなって光って見えないそうした老朽化など、総点検をして細かいところに改善が迫られています。この点についていかがお考えなのか。また、保健室には夏場にはクーラーは必要かと思いますが、設置は考えておられるかについてお伺いし、1回目の質問を終わらせていただきます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、高尾議員の質問にお答えしたいと思います。  小泉内閣についてのご見解ということでございますが、これは非常に難しい問題でございまして、豊能町長という立場からのコメントというのはちょっと差し控えさせていただきたいと思いますが、個人的な見解で申しますと、いろいろとこういう、どういうんですか、非常に国の景気が悪いということ。また、一般会計の3分の1以上がですね、国債による借金でつくられているということ。国債を返すためにまた新たな国債を発行しているという、こういう状況というのは、これはずっと今迄の長い経緯の中でつくられてきた問題だと思うんですね。そういう中で構造改革、聖域なき構造改革ということで就任されてですね、まだ1年未満でございます。そういう中でね、本当にすぐにね、国民の目に見えるような改革というのはこういう1年ぐらいでね、やれっていうのはね、非常に難しい問題だと思うんですね。そう簡単にね、今迄の長い歴史の中でできてきたものをそう簡単にね、国民がね、皆諸手を挙げて喜ぶような施策というのはね、非常に難しいんじゃないかと、このように考えております。抵抗勢力というのもたくさんあるそうですし、いろいろとそういう国会議員の中にもですね、やはり国民のことを考えて頑張ってられる方もありますが、中にはですね、もう選挙のこと、自分のこと、利益のための方もいらっしゃいますので、そういう中で改革していくいうのは、これは大変難しい問題だろうと、私はこのように考えております。今年の1月に小泉総理とお目にかかる機会を得まして、わずかな短い時間でしたけども少しお話させていただきました。本当に改革に取り組むという気迫を私は感じましたので、小泉総理については頑張っていただきたいと思っております。  次に、同和対策のことでございますが、今年から地域改善対策特定事業にかかわる国の財政上の特別措置が、そういう法律がですね、14年3月末で執行いたします。今迄同和対策としてですね、行っておりました事業を、一般施策の中で広く人権という観念から取り組んでいくということで予算もかなり減っております。そういう中でですね、隣保館をふれあい文化センターというふうに名前を変えてですね、全町に広げて、相談とかまたいろいろ文化行事に利用していくというふうに、ふれあい文化センターというふうに変更いたしました。そして、これまでのそういう学習とか講座とか相談事業、地域交流促進等を柱に事業を実施していきたいと、このように考えております。  次に、男女共同参画条例の制定でございますが、先ほど塩谷議員の答弁でも申しましたように、国の法律にのっとって大阪府もこの3月議会に上程されていると聞いておりますので、豊能町としても今後の検討課題として検討してまいりたいと思っております。  今の女性施策は豊能町のとよの女性プランに基づく取り組みを現在行っておりまして、男女共同参画のための教育・啓発の事業推進、また健康の保持、女性の性保護の推進、またそういういろいろと講演会と各種委員会への女性の登用等、そういうのに現在取り組んでおります。今後、この男女共同参画に対する条例もいずれか検討して取り組む時期があろうかと思いますので、検討してまいりたいと思っております。  それと、乳幼児医療の件につきましては、先ほどから塩谷議員もご質問がありましたけれども、去年に1歳引き上げさせていただきました。今、大阪府下の市町村の状況では2歳未満が、0から1歳ですね、これが補助を出してるのが11市町ございます。3歳未満、0から2歳、これは豊能町に当たりますが、これが24市町ございます。3歳以上で4歳未満が6市町でございまして、5歳未満が1市、6歳未満が2町村というふうになっております。ほとんど大阪府下では3歳未満が多いというのが現状でございまして、近隣の自治体の様子も見ながらですね、今後検討してまいりたいと思っております。  次に、介護保険の減免制度でございますが、これは介護保険につきましては所得に応じて5段階、そういうふうに設定をしております。内容を見ましたらですね、豊能町の場合は非常に4、5の方が多いんですね、所得の高い方が多いんです。1の方がほとんど少ないわけですね。ですから、減免の対象者というのは非常に少ないんじゃないかと思ってるんですけれども、今の状況の中ではですね、今の5段階で十分やっていけるんじゃないかと、このように考えております。  ダイオキシンの件でございますが、保管計画の白紙ということをおっしゃっておられますが、これはじゃあ今置いてるあのままでずっと置いておいたらいいのかという、そういうことにもなろうかと思います。やはり現状の保管では非常に問題があると思っておりますので、早急にですね、きっちりした安全な保管をやっぱり施設組合としては進めていくべきだと思うんですね。そういう中でですね、やはりまずそういうことで安全な保管を進めてまいりたいというふうに思っております。この問題につきましては先ほどからずっと答弁いたしておりますが、そういう中でですね、やはり今後、処理についても検討していきたい。その予算を今回施設組合で上げさせていただきましたが、修正されたといういきさつでございます。  学校5日制とかいろいろの問題につきましては、また担当の方から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  中殿教育長。 ○教育長(中殿幸芳君)  お答えいたします。  修繕につきましては平成14年度は小学校費で1,300万円、中学校費で750万円を予算化しておりまして、小さなものから、校長側から要望があれば緊急を要する箇所から対応する所存でございます。  また、バリアフリーの対応につきましても順次進めているところですが、昨年は吉川小学校舎内へのスロープの設置、東能勢小学校に身体障害者用駐車場の整備などを行い、平成14年度については光風台小学校の校舎C棟へのスロープと運動場へのスロープを設置する予定です。快適性を増進するための対応としましては、小学校での給食の食器をアルミから強化磁器食器に入れかえを行い、給食室の改善も平成13年度で完了したところです。また、暖房器具、ガスストーブ等につきましては冬場の寒さが厳しい本町の状況を踏まえ、全校で必要な教室等について補修を行ったところでございます。なお、保健室にクーラー設置要望も聞いておりまして、準備整備できるよう要望してまいりたく思っております。  また、30人学級につきましては、30人学級目指して頑張りましたが、残念ながらできませんでした。来年もぜひ要望していきたいと思っております。  残余の質問は次長より答弁いたします。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  佐久教育次長。 ○教育次長(佐久裕機君)  30人学級のことでございますけども、12月議会でも答弁をさせていただきましたけども、少人数学級での教育効果、またそういうことにつきましては十分私ども認識しておるところでございます。また、現場の先生の声もそういう少人数での指導について要望があるという声も十分認識いたしているところでございます。ただ、平成13年に公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律というのがございまして、それが一部改正されまして今回7次の定数配置改善が行われたところでございます。本町におきましては、その加配教員を獲得するために努力をしてまいりまして、現在、国の加配で6次、7次あわせまして5名の加配をいただいているところでございます。今回、その法律の改正によりまして都道府県独自で教員の配置なり、また弾力的な学級編成をしてもよろしいというようなことになりましたけども、大阪府におきましてはこういう財政厳しい折でございますので、なかなか府単独でというのは厳しいございます。本町におきましても、そういう国の加配教員の獲得については、平成14年度の加配に向けまして鋭意努力をいたしておるところでございます。まだ、そのはっきりした内示はまだいただいておりませんけども、要求はいたしております。  それから今年度、平成14年度の予算に低学年クラスの少人数化ということを学校長の方からも要望ございまして、私どもの方で町部局の方へお願い申したところでございます。補助教員の配置ということでお願いをしたところでございます。  それから、こういう現状に対してどういうふうなことをするのかということでございますけども、私どもといたしましては、4月より新教育課程が入ってまいりますので、ゆとりをもって子どもたちを指導するということで授業時数の確保をまず第一に考えまして2コマ多く設定をいたしまして、先生方がゆっくりとじっくりと子どもたちに指導できるということでコマ数に余裕を持たして来年授業をしていただきたいと思っております。  それと、総合学習が入ってまいりますので、そのための支援といたしまして、情報教育アドバイザーの配置なり、またネーティブスピーカーの配置なり、またサポートボランティアの配置なりを考えております。それとあわせて社会人の特別加配ということも考えております。いろいろ単発ではございますけども、そういう教員の補助となられる方を積極的に活用してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  ごみ減量化推進員と町民との連携というご質問でございますが、ごみ減量化推進員は各自治会から選出された方々と、それと集団回収をしていただいております方々より組織をする計画でございます。ごみの分別及び資源化の徹底や住民の要望等を把握しまして、啓発等につきましては町職員とともに行っていただく予定をしておりまして、住民の方々に対するきめ細やかな活動を行っていく予定をしておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  市町村合併の件でございますが、その中で住民合意を諮るべきであるというご質問がございました。合併につきましては関連する市町との連携を図っていくということはもとより、町の中におきましても、やはり合併につきましては住民の生活環境も大きく変わるということから、合併の推進につきましては住民の理解を得ながら、また議会ともよく相談しながら進めていくべきであるというふうに考えております。  以上です。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  上林保健福祉部長。 ○保健福祉部長(上林 勲君)  お答えをいたします。  初めに、乳幼児医療費助成の件で所得制限の撤廃についてでございます。本町の所得制限につきましては大阪府の制度と同じ児童手当の所得制限を採用しているところでございます。本町といたしましては、今後もこの所得制限につきましては廃止する考えはないところでございます。  基本的には低所得者につきましては助成を行いますものを高額所得者につきましては負担をしてもらうと考えておるところでございます。ちなみに制限額につきましては夫婦で子ども2人の平均的なサラリーマン所帯で年収780万円が制限限度額となっております。3歳未満の対象者383人、平成13年8月の更新時現在でございますが、所得オーバーの人は54人でございます。  もう1点でございます。社会福祉法に基づきます利用期契約制度、支援費制度の件でございますが、本町の取り組み等ということでございます。平成12年6月に社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律が施行され、社会福祉事業や措置制度等の社会福祉の共通した制度について、今後の福祉ニーズに的確に対応するため大きな改正が行われたところでございます。この大きな社会福祉基礎構造改革の1つといたしまして、障害者福祉サービスにつきましては、これまで行政がサービスの受け手を特定いたしましてサービスの内容を決定する、いわゆる措置制度から新たな利用の仕組み、支援費制度に平成15年度より移行いたします。この支援費制度におきましては、障害者の自己決定を尊重いたしまして、利用者本位のサービスの提供を基本としまして、事業者、サービス提供者でございますが、との対等な関係に基づきまして障害者みずからがサービスを選択いたしまして、契約によりサービスを利用する仕組みとなっております。実際のサービスを受けていただく際に、その支給料及び支給期間決定を市町村にて行っていくこととなっております。現在、厚生労働省の事務大綱や資料から判断いたしますと、障害の種類や程度、心身の状況、介護を行うものの状況、サービス利用以降の内容、目的、利用者の置かれている環境など、聞き取りにより実施するという方向性が示されているところでございまして、本町といたしましては国の示されております方向性を十分認識いたしまして、平成15年4月に向け取り組んでまいりたいと存じておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  お答えをいたします。  まず、町道・歩道の安全対策ということでございます。これにつきましては具体的にどうだということでございます。新年度の予算説明書の中に、例えば27ページでございますが、道路の維持費、また道路の舗装費、また交通安全施設の整備費ということで場所を具体的に示しております。また例えば例を挙げますと、光風台におきましては13年度道路または歩道につきまして1丁目、2丁目の舗装の打ちかえをやりました。また、吉川中学校の交差点から光風台のレックスマンションに至る吉川中央線の歩道の切り下げ等をやってまいりました。また、新年度におきましては池田銀行前の光風台の環状線の歩道の改修を予定をしておるところでございます。今後も道路パトロールの強化を諮りまして安全確保に向けて取り組んでまいりたいと、こう考えておるところでございます。  続きまして、都市計画のマスタープランの中間のということでございます。実はこれも昨日一部報告させていただきました。2月にアンケートを取りました。今、まとめておる最中でございます。それを今、5月には予定をしておりますが、都市計画審議会に諮りたいと考えております。ちなみにこの都市計画のメンバー構成でありますが、町会議員2名、学識経験者としまして大学の教授3名、JAの代表、また森林組合の代表、民生委員の代表、自治会長会の代表、婦人会の代表、教育委員会の代表、農業委員会の代表、監査委員さんを含めまして14名様によりまして審議会で審議していただくという計画をもっております。その後、また皆様方にオープンをしていきたいと、こう考えております。  それと、国道477でございます。国道477の川西市の黒川区間でございます。2,400メーター、川西区間であるわけでございますが、そのうち1,140メーターにつきましては工事が完了いたしました。あと残る1,260メートルにつきましては今迄構図が混乱しておったせいもございまして、なかなか用地買収ができておりませんでした。しかし、今年度におきまして用地買収がすべて完了いたしました。よって14年度、黒川地区約500メーター、5月中には発注したいということでお聞きをしております。ちなみに豊能町側では100%、川西市では73%、能勢町で58%、亀岡市で100%、園部町で66%の完成を今現在しておるところでございます。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  日下町長。 ○町長(日下纓子君)
     教育委員会と相談して検討していきたいと思います。 ○副議長(西岡義克君)  高尾靖子議員。 ○15番(高尾靖子君)  それでは、自席から2回目の質問をさせていただきます。  同和対策の存続かいうことではお答えになっておられないんですけれども、主体がどこにあるかも、これはっきりとお答えになってないということで再度お聞きいたしますけれども、この問題はですね、国は今年3月同和行政をやめることをはっきりさせるいうことで、また昨年は自治体にもこの指導をしてるんですね。しかし、大阪府は大阪府同和事業促進協議会、これは略称ですが府同促というんですけどね、略称では、それが今回は名前を変えて大阪府人権協会に名称を変更して温存することを決めたいうことなんです。同和事業をなくすはずのことなんですけれども、こういった組織は当然開放すべきものなんですが、しかし名前を変えてこの団体を今回この一般会計の14年度に上げておられるように、豊能町人権協議会というような格好で上げられておりますね。これが存続するいうことになるんです。大阪府の人権協会の方にも85万ほど上げられておりますが、このことについてですね、今回条例はほぼ廃目にしていくということで、撤廃するいうことでずっと出ておりますけれども、実際は同和の半永久的な存続、こういうことになってきてるわけなんですけども、そのことについては御存知ないんですか。1月24日の朝日新聞ではこのことがはっきり書いてあります。生活相談や人権教育、啓発事業などは一般施策として残して、府は13億円、大阪市は25億円の予算を要求してるということなんですけど、こういうことで同和行政の窓口は府は引き続き人権室、また市は同和対策室ということですけど、名称変更を検討するいう中で、この同促協は人権協会に改称したということを言っております。  こういった中で、日下町長は議員当時、やはりこの問題は解決していかないけないと言いながら、なくしていかないけないいうことも3期目の初めごろにはもうおっしゃってたと思うんですね。ですから、本当にこれを、同和事業を撤廃するならば今が本当にいい機会なんです。人権を守るということは大事なことですよ。しかし、同和対策、同和事業ということでは、もう今回条例も全部撤廃していくということですから、予算についてもなくしていくいうのが筋じゃないでしょうか。そういうことでもう一度ご答弁願いたいと思います。  それと、ごみ減量化については今先ほどメンバーについておっしゃっていただきました。このごみ減量化についてはですね、なかなか回収団体が大変な、今、思いはされておるんですけれども、今、家の前に新聞やら雑誌、段ボール、これが高齢者のご家庭も多くてなかなかその現場まで、回収のところまで持っていけないという状況が生まれて、たくさん家の前に出されておるんですけれども、この点についてですね、町の協力が必要なんじゃないかと思うんですね。老人の会の方、子ども会の方も一生懸命されてはおるんですけれども、何しろ老人の方は今、増えていっているわけですから、高齢化していってるわけですから、しかし、子どもさんは少なくなって子ども会も本当に弱小化してるいう状況です。そういうもとでのごみの対策について、このことについてですね、この辺についても町の協力がやはりもっともっといるんじゃないかと思います。この点についてひとつご答弁願いたいと思います。  それと、市町村合併問題については住民合意を図っていきたいということですけれども、これは今、あちこちで問題が吹き出てるいうことでは、豊能町は先ほども出てましたけどダイオキシン問題、こういうことではなかなかひっついてくれる市もないだろうという話でしたけれども、こちらからお願いしないとしてもいろんな不便な問題が出てくるいうことで、いろんな手続上の問題、また利便性の問題もあまり利用されないバス路線なんかは廃止されるとかそんな状況が出てきますので、その点についてですね、今、合併しているところでは問題が出てきて、やはりこれは住民投票条例なんかで決めていくいうような形をとったらよかったというようなことが出てきております。そういう点でも一緒に考えていっていただきたいと思います。住民合意ということでの強い要望をお願いしておきたいと思います。  それから、男女共同参画条例についてはですね、私どももこの豊能地域の無所属の議員さん含めて大阪府に、よりよいね、男女共同参画社会実現へということで申し入れに行きました。その中で、今、2月府議会で提出いうことでしているわけですけれども、この内容をやっぱり今から市町村がこのことについて実現していくいう過程では大阪府が鏡になってもらわないけないということで私ども申し入れてきたわけなんですけども、その点豊能町からでもですね、町長からもぜひその点強く申し入れていただきたいと思います。そして、近いうちにぜひ条例化していただきたいと思います。これは要望しておきたいと思います。  乳幼児医療費無料化のことで、先ほどは所得制限もないと、去年したところだからいうことですけれども、所得制限を撤廃しているところは結構大阪府は多いんですね、市町村を見てみましたらね。2歳未満、3歳未満のところが、日下町長がおっしゃったように一番多いわけですけども、所得制限は撤廃しているところは多いです。そういうところでのまた検討もお願いしていきたいと思います。  一番大事なところでは、ダイオキシン問題のところなんですけれどもね、日下町長、先ほどから豊能町でとにかく保管するんだと。しかし、処理についてはまだわからんという不透明な、豊能町ではするけれども場所はわからない、そういうことでの計画なんですけれども、私どもは日下町長が町長として出られたときのそのことが、どうしても忘れられないですね。やはり南殿町政を抑えて当選された、そのときの公約っていうものはすごく生きてるんですよね。ですから、4年間の中でこの公約実現いうことでは、希望ケ丘の問題だけで終わったということではないんじゃないでしょうか。希望ケ丘のところに保管する、処理するという話は水面下ではありましたけれども、大きく希望ケ丘での自治会の方が取り上げてそれを運動にされてたわけです。また、いろんな資料も刻々と私どもに情報を入れていただいて、その中での日下町長が誕生したわけですから、その皆さんの思い入れを今、この川尻地域で反対されているこの気持ちを酌むべきじゃないでしょうか。そういうことからしてのご答弁をお願いしたいと思います。  それから、30人学級についてはですね、いろいろとご答弁いただきましたけれども、このことについても本当に今、少子化という格好で子どもたちが少なくなっています。だから、そういう点で今、ご答弁にありましたように7次定数改善ということでそれぞれ加配がついているということでは実現がものすごい近いものだと思うんです。この間、あちこちでそういうことでの自治体、全国で実現してきております。これは国も自治体でやるならばしてもいいという、そういう弾力化を言ってるわけですね。そういうことでの小学校低学年1、2年生に関して段階的に実施していくいうことで、本当に子どもたち、今、こういう週5日制が進められる中で、過密状態になってくるいうことは目に見えているわけですよね。そういうもとでのご答弁、お願いしたいと思います。  時間がだんだんなくなりますので、2回目を終わらせていただきます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、高尾議員の2問目の質問にお答えしたいと思います。  同和問題のことでですね、法が終わったんだから、町同促の件だと思いますけれども、予算は去年まで700万円上がっておりました。今年はその町同促をどうしていくんかと。法期限後の同和対策をどうしていくんかということで、今年はそういう豊能町における今後の同和問題の解決に向けた施策のあり方ということを人権問題審議会でご審議いただきまして答申を受けました。その答申に基づいて今後町としては施策していきたいと思っておりますが、まずですね、町同促というのはその組織はもうなくなりました。700万円の予算は削除させていただきました。ただ、今、高尾議員がおっしゃいましたように人権は大切であると、そのようにおっしゃってました。男女共同参画もこれも男女平等の人権でございます。また、障害者福祉もこれ人権問題でございます。外国人の、先ほどからありましたようにそういう例えば住民票の問題にしても、これは外国人の日本人との人権問題でございます。いろいろと人間が生きていく限りこの人権問題というのはございます。そこで、そういう全町に広げてですね、人権問題を総合的な調整機能を果たしていただくということで、豊能町の人権施策を進める上の協力団体ということで位置づけて、いわゆる人権推進協議会ですか、そういうのを立ち上げるということになっておりますので、予算も非常に削っております。  今後はですね、いろいろとそういう中でですね、人権啓発の講演会とかいろいろなテーマで事業を進めていきたいと、このように考えております。  次にですね、合併についてでございますが、小泉内閣の閣議決定の骨太の方針の中にも、やはり市町村を再編するということがうたわれておりますので、市町村合併は国の方針としては進められると思います。しかしながら、合併するのは私どもの町でございますので、それは今後やはり町議会、そしていろいろな委員会とかそういう中でですね、合併についてメリット・デメリットもお示ししながら、やはり議論をしていく時期に来てるんじゃないかと、そういう経緯も踏まえて、今後、合併に対してはどのように町として取り組んでいくのかというのをお示ししてまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  乳幼児医療につきましては、先ほどから答弁しておりますように近隣の市町村の動向も見ながらですね、今後予算のことも考えながら、撤廃できれば撤廃していきたいですし、また1歳引き上げられるようであれば引き上げていきたいと思っておりますが、今年は一応は去年上げたということで、今年は現状のままということですが、今後はそういう近隣の市町村とも動向を見ながらまた検討してまいりたいと、このように考えております。  ダイオキシンのこと、今、町長の立候補の選挙のことまでお話がありましたけれども、希望ケ丘の問題だけで終わったというようなことでございますが、私は決して希望ケ丘だけで立候補したわけでもございませんし、町全体の中でですね、選挙をやってきたと思っております。ただ、あの時点でですね、平成12年の3月にジオメルトで処理するということにつきましては国庫補助の関係で非常に無理があったと思うんですね。その中で、やはりジオメルトに対しての住民の不安もありましたし、そしてわずか9カ月の中で、1,600度に燃えたですね、溶けたダイオキシンを3日で冷やすと。そういうそれを動かすですね、ユンボもないんじゃないかということが全員協議会でも議論になったと思うんですね。そういう中でですね、やはり今の段階で処理するよりも、やはり慎重にしていくべきであると。そしてその間は厳重に保管すべきであるということでですね、住民の方に訴えたという経緯でございます。その考えは今も変わっておりません。ただ、今後処理に向かっても検討していかざるを得ないと、いつまででも検討しないいうわけにはまいりませんので、どういう処理の方法があるのか、また処理に対してはいくらぐらいお金がかかるのか、そういう総合的なことも含めてですね、今後処理をどうやっていくのかということは協議会なりまた学識経験者も交えた中で検討していく必要はあろうかと考えております。そしてまた国とか府にもですね、支援を求めてまいりたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。  細部にわたりましては、担当の方から答弁いたします。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  中殿教育長。 ○教育長(中殿幸芳君)  お答えいたします。  段階的に30人学級になるよう頑張ります。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  佐久教育次長。 ○教育次長(佐久裕機君)  30人学級いうことで、今、教育長の方で頑張りますということでございます。私どもも今、議員ご指摘のように、低学年の学級崩壊が深刻であるということで受け止めております。低学年での教育力の充実というのは、それ以後の教育の基盤になるものであるというふうに思っておりますので。  それで、少人数教育の推進ということで全国でいろいろ工夫がなされてやられております。埼玉県の志木市でしたら25人学級をやるというようなこともいろいろ言っておりまして、私どももそういうことを十分認識いたしておりますんで、今回そういうことで補助教員の配置をお願いしたところでございます。  今後とも私ども、国や府からら先生方をたくさん獲得できるように、また地域人材を活用できますように努めてまいりたいと思っております。  よろしくお願いいたします。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  お答えいたします。  豊能町の人権まちづくり協会の設立の運営主体はどこかということでございますが、御存知のとおり、特別措置に関する法律が13年度をもちまして失効するに伴いまして豊能町同和事業促進協議会は13年度をもってその業務を終了いたしまして解散されることになっております。  今後におきましては、豊能町の人権問題審議会の答申を尊重いたしまして、すべての町民の基本的人権が尊重されるまちづくりを進めるために、豊能町人権尊重のまちづくり条例に基づきまして、同和問題をはじめといたしまして障害者、高齢者、子ども、そして女性、外国人等に対する差別をなくす施策の推進体制の充実と啓発事業に取り組んでいく覚悟でございます。そして、関係団体等と協力いたしまして、仮称でございますが、豊能町人権尊重のまちづくり協会を設立いたしまして、人権意識の高揚を図る啓発等の事業を実施してまいりたいと考えております。運営主体につきましては町でございます。  以上でございます。  それともう1点でございますが、財団法人大阪府同和事業促進協議会が名称変更されるということで先ほども質問があったわけでございますが、平成14年の4月からは名称を変更いたしまして、財団法人大阪府人権協会と改めまして、今後は大阪府並びに市町村における同和問題の解決するための施策をはじめとするさまざまな人権施策に協力し、すべての人々の人権が尊重される社会の実現に資するために公益法人として活動されることを聞いております。組織につきましては、理事のほかに法人運営の適正化を図るための評議員を置きまして、従来の同和事業の促進からあらゆる人権問題に取り組む協会であるということを聞いております。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  集団回収の件についてお答えさせていただきます。  子ども会の会員の減少、老人の方々の高齢化等の問題があり、集団回収がだんだんと困難になってきたとのご意見でございますけれども、ごみ減量化推進委員の中には集団回収の方々も入っていただいておりますので、集団回収のあり方についてそれぞれの地域での問題点、あるいは町全体としての問題点につきましては、今後ごみ減量化推進委員の幹事会におきまして協議をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(西岡義克君)  高尾靖子議員。 ○15番(高尾靖子君)  3回目の質問をさせていただきます。  ダイオキシンは厳重に保管するというならば、今、豊能郡施設組合でこそ粉じんを法的に処分し、厳重に今こそ保管しておくべきじゃないでしょうか。今、こちらの豊能町に持ってくるいうこと自身は法的整備がなく危険ですし、また、保管庫建設に当たっては莫大なお金がいる、そういうところでの問題点はどうお考えなのでしょうか。やはり運搬処理という、保管処理というのは一体にならなければ相当なむだな費用を要することになると思います。その点についてご答弁願います。  あと、5日制については先生や子どもたち、先生は一人一人夢とロマンを持って授業に接しておられると思います。こうした中で、この少人数学級が解決しないまま、こうした5日制の中で新学習指導要領の詰め込みが本当に心配されるわけですけども、この点について不登校やまた塾通いが多くなるという問題、このことについての解決のためにですね、地域や保護者の方たちと十分話し合って、いい対策がとれるように図っていただきたいと思いますが、その点についてご答弁いただいて、私の3回目の質問を終わらせていただきます。  あとは関連に回します。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  3回目の質問にお答えしたいと思います。  保管庫を豊能町で非常にお金がかかってですね、あのまま置いておいたらどうかということでございますが、現在、堆積粉じん等がありますので、それをどのようにきれいにするかというのが今年予算上げておりますので、専門家を交えてですね、一定の方向づけがされると思います。しかし現在、置いております保管庫は、あれは保管庫じゃございませんで、もともとごみ焼却をしてた施設の中に、今、一時保管をしている状況でございますので、ただ、高尾議員のお考えであれば、能勢に置いておいてもらえというようなことだろうかと思いますが、それができるのかどうかいう非常に難しい問題がございます。過去の経緯をいろいろ地元ともお話をしましたら、平成11年の8月に山内で処理をしてもいいという話もあったそうでございます。しかしですね、そのような話が結局決定せずにですね、いろいろ聞いておりますが決定せずに豊能町に持っていくということでですね、そういう方向になったと。ですから、現在はその方針で豊能町で保管ということを強く求められております。そういう中でですね、山内でですね、保管庫をつくらせていただけるのかどうか、非常にこれも難しい問題だろうと思っております。ですから、あの状態でいつまででも置いておくというのは大変問題があるということを何回も繰り返し申し上げてるわけでございます。  他の問題につきましては、また担当から答弁いたします。 ○副議長(西岡義克君)  佐久教育次長。 ○教育次長(佐久裕機君)  地域、保護者と話し合って十分そういうことについて、5日制について解決してほしいということでございます。4月からの大きく変わります教育課程につきましては、各学校でPTA総会等で、決算総会等で説明を順次しているところでございます。それからあと町のPTAとともに教育シンポジウムを開催させていただきまして、私どももパネラーで参加させていただきまして一緒にそういう問題を考えさせていただいたところでございます。また、教育委員さんと中学校の生徒会の役員の子どもたちと懇談を持ちまして、子どもたちの思いをじかに聞きまして、そういう次の施策に生かしていきたいという思いで懇談会をさせていただいたところでございます。十分4月からの教育課程につきましては保護者の方、また地域の方々とお話なりそういう機会を生かしまして、十分話し合いも持って進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(西岡義克君)  関連、中村宏幸議員。 ○2番(中村宏幸君)  2番、中村宏幸でございます。関連の質問を自席よりさせていただきます。  先ほど30人学級におかれましては段階的に30人学級になるよう頑張りますというようなご答弁をいただきました。ぜひともそういった方向で向かっていただければと思います。  また、このことについては先般、この豊能町が抱える人口減少の問題、人口問題、ひいては高齢化、少子化、そして若者の流出、長引く不況、取得低下、また通学費等々の面も踏まえまして、豊能町が、もしくは地方自治体が取り組むべき課題だと認識し、また町長おっしゃられておりました乳幼児医療でもありました回答がございましたけれども、近隣自治体の様子を見ていきたい、そういったあやふやな答弁こそが自主性のなさだと思っております。こういった形の話の中から、この30人学級に取り組むことによって1つのこの豊能町の人口問題に関しても解決すべき問題の1つであると思い、そういう観点からぜひとも尽力いただいて、また早ければ15年度ぐらいからかなと、そういうような甘い予測もしておりますけれども、よろしくお願い申し上げます。  次に、学校の施設の整備についてお伺いいたします。  教育長の方からは、緊急を要するところからと、クーラーの設置をしていきたいというような回答がございました。その言い方を変えるならば、通常でない状態があった場合、クーラーを置くんだということに話はつながってこようかと思います。快適な環境整備は重要な施策でもあり、また一般家庭においてクーラーの設置というのは今や贅沢品というようなことはなくなったといっても過言ではないと思います。保健室を利用する生徒児童は体が、体調が悪くなったからこそ利用するのであって、また子どもの時期に見られる急激な容体変化は特徴でもあります。しかるに子どもたちが保健室を利用するに当たって、夏の暑い間、夏の暑いとき、保健室に入って余計に体調が悪化する、そういったことを避けるためにも、ぜひとも設置をお願いいたします。比較することはできないんですけれども、花いっぱい運動のサルビアですか、チューリップですか、それもまたホタルも大切だと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  中殿教育長。 ○教育長(中殿幸芳君)  お答えをいたします。  先ほど言いました緊急を要する箇所から対応する所存であると言いましたけれども、これはあくまでも修繕費の使い方を言ったまででございまして、クーラーにつきましては設置要望も聞いておりまして、順次整備できるよう要望してまいりますと答えたはずでございます。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  以上で、日本共産党代表・高尾靖子議員の一般質問を終わります。  次に、豊能クラブ代表・川上 勲議員を指名いたします。 ○17番(川上 勲君)  豊能クラブを代表いたしまして、8クラブの会派が終わりまして最後の質問になりますけれども、理事者におかれましては適正なる、的確なるご答弁のほど、よろしくお願いを申し上げます。  まず、通告いたしております町政運営方針についてでございます。  一昨年ですか、日下町長におかれましてはダイオキシン問題だけで当選されたのではないと思います。やはりこの豊能町、将来どのようにするのか、総合計画にも出ておりますように、「一人ひとりが輝くまちへ」というようなことが書かれておりますけれども、そういう10年、20年の将来にわたりまして住んでよかった、あるいはまた若者がこの町に住んでよかったというような町にしたいということで立候補をされ当選されたように思いますけれども、日下町長としての豊能町の将来をどのように想像しておられるのか、お聞きしたいと思います。  ちなみに少子高齢化と言われる時代になりつつありますが、豊能町におきましてはユーベルホールやあるいはまたシートス、そして図書館、いろいろな箱物ができておりますけれども、この維持運営管理するには年間に何億という費用がかかります。しかしながら、あと10年もすれば高齢者の方々が多くなるというようなことが言われておりますけれども、果たしてそのときにこの豊能町を正常な形で運営できるのか。そういうことを考えますと、先ほどからも質問が出ておりますように、やはり私は市町村合併、これが一番大事なものであろうと思います。先ほども住民の合意というような考え方は必要であるということが出ておりましたけれども、町村合併におきましては、相手のこともありますけれども、その中で強力なリーダーシップのある首長が出れば、必ずや私は町村合併はすぐにでも促進できると思います。そのような意味におきまして、豊能町の将来におきましては、豊能町という名前は消えるかもわかりませんけれども、豊能町の住民の将来の住みやすい地域にしようという考えがあれば、やはり私は市町村合併が一番必要なものであろうと思いますけれども、町長の考え方をお伺いしたいと思います。  それから次に、14年度の町政運営でございますけれども、日下町長の目玉施策は何であるか、これを1点お聞きしたいと思います。  次に、ペイオフの問題でございますけれども、昨年の12月に我が会派の久保議員が、今年の4月1日からペイオフが実施されると。どういう方法で、具体的にどのように対処されたのかお伺いしたいと思います。  それから、能勢町との広域行政につきましてお伺いしたいと思います。これは主に火葬場の件でございますけれども、この前の環境施設組合の議会におきまして、談合問題が取り上げられておりました。そのときに私もその施設組合の議員をしておる関係上聞いておりますと、この談合問題について両町の日下町長と辻町長の考え方が180度違うようなことが見受けられました。果たして今回の火葬場につきまして、将来にわたって能勢町との広域行政、これがうまくいくのかどうか。甚だ私は疑問に感じておりますけれども、町長としての考え方をお伺いしたいと思います。
     それから次に、府営水道の導入の進捗状況についてお伺いしたいと思います。これは午前中からの答弁にもありましたように、茨木市におきましては既に工事が発注しており、また豊能町につきましてもその工事が発注されておりますが、最初の計画では平成17年に完成するというふうに伺っておりますが、これにつきましては止々呂美開発の中で水緑の開発が5分の1に縮小されたということでございますが、この影響があるのかどうか。豊能町の西地区に水道の本管を引いてくるのには止々呂美の水緑の中を使わせていただいて引いていくということでございましたけれども、この縮小についての影響があるのかどうか、お伺いしたいと思います。  次に、希望ケ丘の上下水道施設の町への移管の件でございますが、これも懸案の事項が片がつきまして、本年3月に移管されようとしておりますけれども、完全に4月1日から移管されて町の方で運営されるのかどうか、お伺いしたいと思います。  それにつきまして全協でもお伺いしておりましたけれども、水道施設におきまして取水棟の取り壊しということの件が出ておりましたけれども、この件につきまして、その設置と取り壊しについて具体的にどのように設置されて、そして取り壊しをされるのか、具体的にお伺いしたいと思います。  次に、平成9年でございましたけれども、希望ケ丘から調整区域である木代地域に入る町道に大型車両の通行止めの杭が設置されました。この杭の設置につきまして調べてみますと、平成9年にそのときの議長が全員協議会全員一致のもとで杭を設置しても構わないという、そのときは南殿町長でございましたけれども、町長あてにそういう文書が出ておるというように調べてみたらなっておりますが、その内容につきましてわかっておる範囲で結構でございますので、ご答弁のほどをよろしくお願いしたいと思います。  それから次に、町内の巡回バスの件でございますけれども、これは午前中に答弁がありまして、阪急バスの運行に関する協議ができてないと。15年度以降に協議をして決定をしていきたいという答弁がございましたけれども、それで結構でございますけれども、私は豊能町全体の巡回バスの計画を全体に立てていただいて、そして西地区、東地区が利便性につながるような形でそのバスの運行をしていただきたいと。それにつきましては阪急バスは企業でございますんで、対等な立場で協議をしていただいて、そして住民の利便性を図っていただきたいと、このように思いますのでよろしくお願いをいたします。  次に、消防団の組織の対応についてでございますが、お伺いすると、豊能町には常備の消防組織、これは現在41名の職員でございますが、常備消防として住民の生命と財産の確保に励んでいただいております。片や非常備消防組織として豊能町消防団というものがございますけれども、これは条例では249人の団員がおるということでございますが、いくらの現在現員になっておるのか。そしてまた、各自治会に分団というものがございますけれども、その分団につきまして、たしかときわ台分団、光風台分団というのが以前ありましたけれども、今はなくなっておりますが、そういうその中で豊能町の分団の組織の対応については非常に難しいものがあると思いますけれども、今後希望ケ丘を含めて西地区の4つの自治会におきまして分団ができないのか、あるいはまたそれにかわるものとしてどういうことに対応しようとされておるのか、お伺いしたいと思います。  次に、教育問題につきまして、先ほども出ておりました学校5日制についてお伺いしたいと思います。  これは労働者の週休2日制というものが出てまいりまして、先生、教職員も週休2日制というものを取り入れるということになると学校の児童生徒も5日間しか授業ができないというような因果関係で、そして言葉を学校5日制に変えたということだけで私はあったと思います。したがいまして、教職員の週休2日制イコール児童生徒の週休2日制ということにあると私は思いますけれども、それは社会の情勢で仕方がないといたしましても、では、学校5日制について児童生徒の学力の低下はないのかどうか、お伺いしたいと思います。  そしてまた、ある新聞を見てみますと、児童生徒にアンケートを取りまして聞いてみますと、平日は塾だとかまたクラブ活動とかそういうものが大変、今、忙しいので、土曜日ぐらいはゆっくり休ませてほしいという児童生徒が半数以上あったというようなアンケートが赤旗の新聞に載っておりました。しかしながら、これは子どもの特権といいますか、子どもの考えだけであって、やはり立派な大人になるための教育をするには、土曜日も日曜日もそれなりの児童生徒への教育をしていかなければならないと私は思いますけれども、特に土曜日に、このごろ社会教育というのが頻繁に言われておりますけれども、社会教育の子どもたちに対しての具体的な方法の考え方をお伺いしたいと思います。  それから、市町村合併につきまして、これは先ほどの町政運営方針にも申し述べましたけれども、町政運営方針の中で広域的な視点から検討するというようなことが記載されておりましたけれども、では具体的にどのようにして検討するのか、お伺いしたいと思います。  次に、身体障害者の施設について、補正予算の中で授産所施設の「たんぽぽの家」の増築の補正予算が通りまして建物を増築するというようなことがありましたけれども、しかしながら、これは私は一時的なしのぎに過ぎないと、このように思っております。平成14年度から以降の将来の全体計画について、どのようにされようとしているのか。また、能勢町にできました「ともがき」との関連につきまして、将来にわたってそれを利用されようとしておるのか、お伺いしたいと思います。  また、豊悠プラザの敷地内に、あの豊悠プラザが計画された折に、あの敷地内に身体障害者の施設をつくる計画がありましたが、現在もそれが計画としてあるのかどうか、お伺いしたいと思います。  次に、入札制度につきまして、これも先ほどからいろいろと質問と答弁がございましたけれども、基本的にですね、入札というものは町が道路とかあるいは建物とかいろんな公共的な工事をするにつけて、その発案から仕事の終了までの1つの流れとしてのこの入札制度というものがその中にあると思います。したがいまして、先ほどの答弁を聞いておりますと、この入札制度については、その談合をされるのが具合悪いと、透明性を高めるために入札制度をいろいろいじくってするように私は聞こえました。しかし、起案から設計、そして入札とやって、工事をやって完成して、初めて道路とかそういうものができる過程の一環であると思います。これにつきましてはやはり業者の協力も必要であろうと思いますけれども、先ほどの答弁を聞いておりますと、町側の考え方だけでいろいろな入札制度についてこうしたいと、ああしたいという答弁がありましたが、もう一度その4月以降の制度につきまして答弁をいただきたいと思います。  また、去年の12月の17日ですか、施設組合の方で業者の談合情報がありまして、そしてその入札が執行されないであいまいに終わったように私は思いますけれども、もしそういうことが本町で起これば、きちっとその対応処理ができるのかどうかお伺いしたいと思います。具体的にどのように処理をされるのか、お伺いしたいと思います。  また、非常時の災害時、あるいはまた地震とかそういう災害時におきましては、町内業者が絶対に必要だと私は思いますけれども、その町内業者の位置づけと明確化につきまして、お伺いしたいと思います。そしてまた町内業者は自助努力も必要であろうと思いますけれども、町の町内業者に対する育成をどのように考えておられるのか、お伺いしたいと思います。  次に、ボランティア活動につきましてお伺いします。  以前にたしか岡山県の方だと思いますけれども、行政視察に参りましたところ、ボランティア活動につきまして点数制の導入がありまして、ボランティアをするとそのボランティアの活動の内容について点数をその人に与えて、そしてその人が年をいってボランティアの人に助けていただくためにはその点数でもって返していくというような制度があったように思いますけれども、この制度について非常に難しい点はありますけれども、もしそういうことについて町の方で考えておられるならばお伺いしたいと思います。  また、このボランティアというのは近ごろ有料ボランティアというような言葉がありますが、ボランティアというのは本来は無料奉仕、自主的に社会福祉施設などへの無償で労力を提供している活動の総称がボランティア活動というふうな、辞書を引くとのっておりますけれども、近ごろは有料のボランティア活動、また押し売りのボランティア活動があるように思いますけれども、ボランティア活動は本来は無料で自主的に奉仕をするということでございますが、本町におきまして有料なボランティア活動があるのかどうか、お伺いしたいと思います。  またですね、この14年の9月に復活いたしましたけれども、妙見山のあの山岳マラソンですね、あれは第何回目かちょっと忘れましたけれども、その当日には各種団体、ボランティア活動として養成をされましてそのお手伝いをしておりますけれども、町の方で計画立案からマラソンが終了するまで、いろんなご苦労があると思いますけれども、私は当日だけでの町職員の方もボランティアとしてやはり活動をしていっていただきたいと思いますけれども、聞きますと町の職員の方は当日も日曜出勤ということで手当はついておるように思いますけれども、それが事実であるかどうかお伺いしたいと思います。  また、そのボランティア活動について、先ほど申し上げましたけれども、学校5日制において、土曜日には児童生徒に対するボランティア活動の必要性と、それからその実習について子どもの時分からしていただくということも必要であろうと思いますけれども、教育次長の考え方をお伺いしたいと思います。  次に、ごみの減量化についてお伺いしたいと思います。  平成9年から13年まで、つまり施設組合のダイオキシンの問題が出てから今日まで、ごみが果たして増えたのか減ったのか、そしてその減量化の対策はどのようにされておるのか、お伺いしたいと思います。たしか大阪府の公害調定によりますと、平成18年までにごみの総量を半分にすると、半分にしよというようなことが記載されておりましたけれども、それに向けていろんなことがなされております。コンポストの利用につきましても補助金を出して生ごみを減少していくということもございますけれども、果たして今年13年度ですね、12年度と対比いたしまして、たしか町報に載っておりますが、町報に一番最後のページかしらに、そのごみの前年度対比というものが載っておりますけれども、12年度と13年度におきましてごみが増えたのか減ったのか、お伺いしたいと思います。たしか人口は年々減ってきておりますので、その人口に対比いたしましてもごみの量がどのようになっているのか、お伺いしたいと思います。  以上で第1回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いします。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、川上議員の質問にお答えしていきたいと思います。  豊能町の将来についてどのように考えてられるのかということでございますが、これ昨日も岡議員からそういうご質問があったかと思いますが、10年、20年後を目指すという長期にわたる将来像もございますし、足元から少しずつ変えていくという方法もあると思います。まず、それとですね、今年の町政の目玉ということと兼ねて答弁させていただきますと、豊能町は昭和40年度から開発されまして、いろいろと建物がたくさん建ってまいりました。ざっと考えただけでも学校とかまた図書館、保健センター、公民館、また豊悠プラザ、シートス、ユーベル、消防署、いろいろな建物が建ってですね、町が充実してきたと。今、東地区でも下水・水道工事もほぼ終わってきたと。大きな建物についてはほぼ完成してきたんじゃないかと、まだそれはいろいろと、例えば生涯学習センターとかいろいろな要望があろうかと思いますが、その中で、いわゆる残っておるのが生活にとって必要なごみ処理場であり、パッカー車の置き場であり、火葬場であり、また途中で起きてきたダイオキシン問題と、そういうものもこれは必要な施設として今後建設していかなければいけない建物だと思います。そういう中で、今、ちょっと端境期といいますかそういうような時期でございますので、とりあえずハードからソフトということで普通建設費が非常に去年・今年と減らしております。これはそういう建物に対するめどが立ってないということもございますけれども、来年からは火葬場については少し予算を上げていくべきではあろうかと考えております。  そういう中で、あまりこれというですね、今迄みたいに箱物ということで住民の方が喜ぶ大きな箱物はつくれないという中でね、何を目玉に出していくかいうのは非常にこれは難しい、苦しい問題でございますが、まず町の総合計画に沿ってですね、環境整備、そしてきれいなまちづくり、そして健康的な元気なまちづくり、その中には生きがい対策でありますし、またシルバー人材センターの充実とか、またそういう世代間交流を進めていく、また妙見マラソンの再開とか、そして今年は障害者の「とも  がき」、先ほど議員が質問がありましたように「ともがき」で障害者のデイサービス、ショートステイが開始されるということ。また、ささやかなことでございますが、C型・B型肝炎のウイルス検査をしていくということと、これは早期に病気の発見ということで、それと歯科のかかりつけ歯科医療の制度というのを導入いたしております。今迄眼科もございませんでしたけれども、ときわ台の方に眼科が来るということで楽しみにしておりましたが、ときわ台の方じゃなくてオアシスの前に眼科が今度開設されるということで、医療の方も少しずつではありますが充実してきてるんではないかと思っております。また、そういう今迄建てられました図書館、ユーベル、シートス、公民館、こういうところを利用してですね、やはり文化的なまちづくり、住民の人が文化、地域でいろいろなことが学べ、いろいろなことが吸収できるという、そういう充実ということで、特に今年は図書館にですね、そういう図書館のテラスを利用して自然に触れ合いながら読書がたのしめる空間をつくると。また、公民館の調理室を改造してお料理の、最近は男性の方もお料理参加される方も多くなっておりますし、若い世代の方、いろいろな人、健康づくりということで食生活という意味でお料理講習をされておりますが、その調理室を使いやすく改造していく、そういうことと、そして特色を生かしたまちづくりということでここの農村と消費者が顔の見える農業ということで、これは今の個々の交流は行っておりますが、将来に向かってシステム化をしていきたいと、このように考えております。また、これ東西こういう離れた地域でございますので、消防団の活性化という意味で、今年は消防団の処遇改善ということで手当を引き上げさせていただいたところでございます。  そういう中で本当に大きなボーンとしたものはございませんけれども、細かいところに配慮したという、そういう施策が目玉でないかと、目玉と考えております。  それと、やはり町の利便性ということで巡回バスの充実ということで、今年は東地区の巡回バスと、そして東西バスの新たにときわ台に駅をつくったということもございます。  今後、もっと大きく10年、20年の先を豊能町の将来というのを考えていきますと、やはり昨日いろいろと議員の方からご議論いただいておりますように、将来の人口の減少をどのようにして食い止めていくのか。それにはやはり雇用の場を確保していくということと、やはり産業の誘致ということが大きなテーマになろうかと思います。そういう中で市町村合併も視野に入れながら、将来そういう地域の人たちとですね、協力をしていただきながら雇用の場、また産業の誘致、それに努力していかなければいけないんではないかと、このように考えております。それが将来ということでございます。  次に、能勢町の町長と非常に意見が合わないんではないかというようなことでございますが、これは片一方の意見に片一方がハイハイと言っておればスッといくかもわかりませんけれども、お互いに豊能町、能勢町という町の特色もございますし、またここの意見、考え方も違います。ですから、いろいろと議論を重ねながら、今は一定の方向性は出していっております。ですから、議論はいろいろあろうかと思いますが、最終的には能勢町の町長と意見を統一して一定の方向を示してきております。  火葬場につきましては、またいろいろとこれから議論もあろうかと思いますが、これはやはり今迄の長年の懸案の中で両町でやっていこうという約束のもとで進んできておりますので、広域で進めてまいりたいと、このように考えております。  細部にわたりましては、担当の方から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  中殿教育長。 ○教育長(中殿幸芳君)  土日曜日、生徒への社会教育の具体的な方法と児童生徒へのボランティア活動について、お答えいたします。  国におきましては、平成12年度から教育改革関連6法が改正されました。特に社会教育法及び独立行政法人オリンピック記念総合青少年センター法におきまして、地域における青少年の自然体験活動、社会奉仕活動及びボランティア活動の総合的な推進を図るために、子ども夢基金の創設、各種助成事業が展開される予定です。  本町におきましては、既にボーイ・ガール及び高山右近の里実行委員会、希望ケ丘子ども文化等地域の自主的なボランティア団体が自主的に子ども夢基金を活用してさまざまな事業を展開していただいておりますし、来年度は新規に、とよの子ども自然科学物づくり大学を設置する方向で地域の方々と協議を重ね、独立行政法人オリンピック記念総合センターに事業補助申請をしていただいたところです。  また、ライオンズクラブとボーイ・ガールが一緒になって初谷川周辺のみならずライオンズクラブにおいては余野川河畔のごみ拾いに取り組んでいただいております。青少年関係・団体代表者会議において、このような活動を全町的に広めることが必要である。例えば豊能町全体でボランティアの日を設けて、大人も子どももすべてたとえ1時間でもいいからごみ・缶拾い、公園の草刈りをすることとか、近所の高齢者の手伝いをするとかができないか。そうすれば町全体がきれいになり、意識を高め、子どものボランティア活動のきっかけづくりができるのではという意見が出されました。来年度の会議の中で再度検討されます。教育委員会といたしましては、新規に国の助成金をいただき、週末・放課後の週末事業及び子どもの居場所づくり事業を展開する予定です。この事業も地域の大学生のボランティアを募集して行うように企画を進めております。また、従来から妙見山岳マラソンの運営におきましては、小学生・中学生もボランティアとして各部門で活躍していただいております。今後も一層多くのボランティアを募る予定でございます。  町職員の妙見山岳マラソンへの参加につきましては、手当はつけておりません。代休措置でお願いをしたいと思っております。  以上でございます。  第4の質問につきましては次長より答弁しますので、よろしくお願いします。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  上田収入役。 ○収入役(上田正和君)  お答えをいたします。  ペイオフについて具体的にどのように対処したのかというご質問でございますが、4月1日のペイオフの解禁に向けまして、庁内での研修会や会議、また他市町村等の情報を参考にいたしまして、ペイオフ対策についての基本的な考え方等をまとめてきたところでございます。この対策の目標にしたがいまして進めてまいる考えでございます。その中の1つとしまして、今回ご提案いたしておりますとおり、基金条例の改正をお願いしまして、債権運用もできる項を入れていただき、門戸を開くものでございます。  ペイオフの具体策としましては、預金債権と借入金との相殺、預金以外の債権の運用、14年度におきましては普通預金の活用などが考えられますが、指定金融機関あるいは町民にとって利便性のある身近な庁内金融機関等の状況をも十分認知しつつ、財務状況の把握を的確に行い、リスク回避に努めるとともに安全有利な資金運用に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  佐久教育次長。 ○教育次長(佐久裕機君)  先生が休むための5日制ではないのかというご指摘でございますけども、その声の次に、休みとなった土曜日に先生は何をするのかという、先生にとっては大変厳しい声を聞くこともございます。公立学校の先生というのは公務員という身分でございますけども、休業土曜日につきましては法的な拘束力はございません。ただ、導入当時から週5日制問題につきましては労働問題というよりも休みとなる土曜日はゆとりの中で子どもが自然体験とかいろんな体験をさせるというふうな趣旨で出された教育問題としてとらえられておりました。休日、先生も地域も一員としてボランティアとか青少年育成活動など、地域活動のリーダーとなっていただきたいということも期待いたしております。本町の先生方の中では既に体育指導員、青少年指導員や町子ども会の役員になっていただいて地域活動に貢献されている先生もおられます。また、妙見マラソンも子どもとともにボランティアとして参加にたくさんの先生出ていただいております。私どもも地域の学校として、地域とともに活動するために、先生も地域にどんどん積極的にかかわっていただきたいというふうに望んでおります。ただ、先生方も普段忙しい身でありまして、休日はせめてゆっくり休養していただいてリフレッシュしてもらって、その分また月曜日から子どもたちに全力投球で向かってほしいと、こういう願い、気持ちもあります。土曜休日というのは先生方がどう使うか、先生方の生きる力をはぐくむ自己研修の日というふうに私どもはとらえております。  それから学力低下の問題でございますけども、これは何度も申しておりますけども、先般の新聞報道でも、私立高校の土曜休日が3割とか、土曜塾を開催されるとか、ゆとりについての見解がいろいろ出ておって、そういう学力低下を危惧するような風潮が強まっております。一番このことで悩んでおりますのが学校現場の先生方であります。そういうことで私どもも関心を持って、その学力低下問題については対応をしていかねばならないというふうに考えております。そういうことで、学校が週5日になりまして、今迄週当たりの授業時数が小学校6年生で2時間減り、教える内容も3割削減されるということでございます。ただ、私どもの町といたしましては、その2時間分の削減をしないで、それをそのまま今の現状のままにして授業時数を確保してゆとりのある中でじっくりと基礎基本の力を育成したいというふうに考えております。2時間余分に取っておりましても、教科以外の授業、いろいろ特別活動とか運動会とか郊外学習とかキャンプとかいろんなそういう行事があって、その行事などは子どもたちが一番楽しみにしておる部分でございまして、その部分も時間に入れますと2時間プラスしても授業時間はぎりぎりではないかなといふうに思っています。ただ、それが2時間カットしたままでありますと、その分また行事で抜かれるということで、さらに授業時間が厳しくなるということでありますので、ゆとりを持ってということで2時間プラスしたいというふうに思っております。  それとあと短縮期間が長期休業前後にございましたけども、少しその期間を狭めさせてもらって授業時間の確保もしたい。そしてまた研究会を授業時間中に、いろんな研究会がございまして出張等ありますけれども、できるだけ夏休み中にその研究会を開催してもらって授業カットをなるべく少なくしたいということを考えております。  それとあと教職員の指導技術を高めてもらう教員研修の充実。これは夏、夏期休業中に実施をしておりますけれども、これの充実を図ってまいりたいというふうに思っております。そういう中から現在の学力水準をキープしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  私の方からは2点ご答弁申し上げます。  1点目は合併問題でございますが、広域的な視点ということで具体的にどのように検討をしていくのかということでございます。  この件につきましては当然本町だけで検討をするということではなしに、当然のことではございますけれども、関連するほかの市あるいは町と連携を保ちながら広域的に検討を進めていくということでございまして、具体的には、現在では先般大阪府が示しました合併パターンの枠組みの中、例えば豊能、能勢、池田市ですね、それから箕面市、豊中市、その合併パターンの中では豊能地区市長町長連絡会議という組織がございます。具体的には今現在検討しておりますのは消防組織について、広域その消防についてのそのあり方等、あるいは可能性等について今現在検討をしていただいているといったようなことでございます。  また、大阪府が示した合併パターン以外では、先ほども申し上げましたように、北摂広域連携行政研究会というものを去年の11月に立ち上げました。その中で検討をしていただくのは、新たな広域連携等のあり方の調査研究を具体的に進めるということで、その調査研究内容といたしましては、広域連携の形態の分析、それから現状の広域連携の把握、行財政運営の現状分析、合併の分析、この合併の分析というのは大阪府が示した合併パターンとそれからそのほかに大阪市が示されていないけれども想定できる合併パターン、すなわち北摂3市2町の合併パターンについても研究調査を行うといったことで、この研究につきましては本町も参画をさせていただくということでございます。  それから入札問題でございますが、入札について4月から導入する入札制度の改善についてどうなのかということでございますが、4月から予定しておりますその制度につきましては、1点目には、現行で250万以上でありましたけれども、これを130万円以上の工事、製造の請負、それから工事製造の請負に係る50万円以上の調査・測量・設計委託について、本町における競争入札に係る金額のものすべてを公表するという点が1点です。  それから2点目には、現行ではおおむね5億円以上というふうにありますのを、これは制限つき一般競争入札の件でございますが、おおむね5億円以上とありますその入札の額を引き下げて、建築工事にあっては4億円以上に、土木工事にあっては2億5,000万円以上に拡大をするということでございます。  3点目には、指名競争入札における指名人の決定を抽選で行うということで、1,000万円以上の工事のみを対象にしております。従来は現課から内申をいただきましてその指名業者の選定を行っておりましたけれども、指名人決定に当たり入札執行前に指名人の中から入札できるものを抽選で選ぶこととするということでございまして、この件につきましては当面試行ということでございます。既にやっておる市もあるわけでございますが、その既にやっている市の事情もお聞きをいたしますと、いろいろと試行錯誤をしているようなこともございまして、本町におきましてはこの抽選方式につきましては当面試行という形で行っていきたいというふうに考えております。  それから4点目でございますが、4点目には、現場説明会を廃止するということで、この廃止につきましては工事のみといたします。ただし、その工事の内容等から見て現場にて説明会を行う必要があるという場合につきましては除くということになっております。  5点目ですが、5点目につきましては予定価格の事前公表ということで、工事のみにつきまして予定価格を事前に公表すると。加えて最低制限価格の事前公表につきましても、これも工事のみでございますが、事前に公表を行うということでございます。それから、その入札の回数でありますが、予定価格等事前に公表いたしますので、その入札回数は1回とすることでございます。  それから、もう一つには、見積書の提出をお願いするといった項目について改善を加えていきたいというふうに考えているところでございます。  それから、もし町に談合があった場合どうなのかということでございますが、談合情報があった場合、町の対応といたしましては基本的には、談合情報対応マニュアルに沿って処理していくということになろうと思います。その中で、もし町にそういうことがあればどうなのかということでございますが、どう対応するのかということであると思いますが、基本的には施設組合のことでございますので、あまり立ち入ってコメントはできないというふうに思うわけでございますが、もし町にこのような問題が起こった場合どうするのかということでございます。マニュアルの手順に従って実施していくということになるわけでございますけれども、情報発信者、談合情報の発信者の名前とかあるいは入札する工事名、入札日時、それから落札者、落札金額等についての情報があった場合に、町といたしましてはその情報に対して信憑性があるのかどうかということをまず判断いたします。その信憑性があるというふうに判断されますと、当然その入札を延期するということになります。延期するとともに、その入札参加業者から事情を聴取する。この事情聴取につきましても談合マニュアルの規定に基づいて事情聴取するということになります。その事情を聴取した結果、談合の事実が確認できなかった場合につきましては、そのまま入札を行うということでございますが、当然その以前に談合情報があり、そして町として信憑性があるといって事情聴取を行ったわけでありますので、確認できなかった場合でありましても、その誓約書の提出、談合の行為はありませんでしたというですね、誓約書の提出を求め、そして入札を行います。入札を行ったのちに、その情報通りの談合が明らかになった場合には入札を無効にするということを条件にして入札を執行すると。ですから、誓約書の提出と、それから条件として談合が明らかになったときにはこの入札は無効にするという条件を付して入札を行うという手順になっております。そして、入札の結果、談合情報どおりであった場合には、それは再度事情聴取を行いまして、そしてそのマニュアルに従って無効にするという形になります。ただ、灰色の部分もございますんではっきりと、談合情報どおりの談合行為があったというふうにはっきりとわかれば無効にできますが、灰色の部分もございます。この部分につきましてはやはりケースバイケースになろうかというふうに思いますけれども、その灰色の部分の疑義がある場合につきましては、町の対応といたしましては請負審査会という会がございますが、その請負審査会の中で委員の意見を聞き、そして審議した上で最終的には町の判断を出すということになろうかと思います。  それから、町内業者の位置づけでございますが、町内業者の位置づけにつきましては現行では契約をする相手方の住所地、つまり本店の住所地あるいは支店、あるいは営業所等の住所地が豊能町内にあるものを町内業者と位置づけをしております。しかしながら、4月1日からは新しい制度といたしまして、今の現行に加えまして、実質事務所を有しているものを町内業者と位置づけていく方針でおります。  それから、町内業者の育成でございますけれども、育成につきましては平成12年度の請負工事発注状況を報告させていただきまして、参考にしていただきたいというように思うわけでございますが、平成12年度の請負工事発注状況につきましては、件数が89件ありました。契約金額にいたしまして約8億4,900万で、その89件のうち77件、率にいたしまして86.5%の工事を町内業者に発注しているといったような状況でございます。契約金額にいたしましても、約8億4,900万円のうち約6億3,000万円、率にいたしまして71%を町内業者に発注しているといったような状況でございます。  以上です。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  岩崎水道事業所長。 ○水道事業所長(岩崎 弘君)  箕面市の止々呂美開発が縮小されて府営水導入に影響がないのかということでございますが、これは非常に大いに影響のあるところでございます。  まず今、止々呂美状況がどうなってるかということでございますが、いろいろ箕面市と大阪府の協議が難航しているように聞いております。そういう中で、今の情報では15年度中に都市計画の事業認可変更を行って、16年度から開発を着手したいという情報がございます。ですから、町開きは相当遅れまして19年度ごろになるんじゃないかと。といいますと、東西間の水道管の敷設も遅れてくると、このように思っております。  ちなみにそのほかで東地区の府営水道の導入となる受け皿づくりの統合事業でございますが、これは13年度末をもって管敷設の進捗は大体35.6%になるんじゃないかと、このように予想しております。14年度末では同じく71.5%ぐらいの統合事業の管敷設が進むんじゃないかと、このように予測しているところでございます。  それと次に、希望ケ丘の移管でございますが、これにつきましては私どもとしては2月の27日の全協で、できるだけ3月末で希望しているような非常に議会の皆さんを混乱させるようなことを申したわけでございますが、3月5日の全協では、一応早い時期に移管は対府、あるいは国の関係もございますので、移管が望ましいわけでございますが、希望ケ丘の諸問題解決のために今しばらく見極めなければならないと、3月5日の全協でご説明させていただいたとおりでございます。  なお、調整池の取水棟につきましては、これは水道の移管対象とはなっておりません。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  お答えをいたします。  大丸川の取水棟の件の設置した経過、また取り壊しの方向ということであったと思うんですが、この取水棟につきまして、平成6年に異常渇水対策といたしまして、町が開発業者から平成6年の12月22日に申請を受け付けしております。と同時に同日付にて占用許可をしておるところであります。内容につきましては、鉄筋コンクリート製の取水棟並びに中鉄型のゲートと、こうなっておるところであります。  取り壊しの方向でありますが、これ開発業者と、執拗に今水道所長が申しましたように、移管の対象じゃないということでありますし、今、そこからは取水をしておりませんので、当部といたしましては即撤去するようにという指導はしておるところであります。  それともう1点、杭設置の件ということであったわけなんですが、豊能町議会議長から豊能町の町長あてに平成9年の2月17日付にて要請書の送付が行われております。内容は、本町議会は平成9年2月14日の全員協議会において下記の要請をすることに決したので別紙のとおり送付しますという内容であります。内容は、バリカーの設置に対する町道使用の要請書となっておるわけでございます。
     以上であります。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  室木消防長。 ○消防長(室木伸治君)  お答えいたします。  消防団員の団員数は、定員280名で3月1日現在229名であります。  分団の運営につきましては、ただいまときわ台、それと光風台分団につきましては吉川分団で同時に、残っていただいておる団員がおられますので吉川分団で団活動をしていただいております。  それと、防災の組織はということでございましたので、初期消火の活動の充実とか自主防災意識の高揚ということでたまたま消防団が分団がなくなった団地地域でございます。それと希望ケ丘でございますけれども、希望ケ丘につきましては平成9年4月に、また東ときわ台は平成10年11月に、ときわ台は12年4月に、光風台、新光風台につきましては平成13年4月に自主防災組織を結成していただきまして、防火思想の普及及び家庭防火に努めていただいておるところでございます。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  巡回バスとごみの問題についてお答えをさせていただきたいと思います。  巡回バスの理想的な形といいますのは、東地区をくまなく回るバス、それから西地区をくまなく回るバス、それを結ぶ東西のバスがあるというのが一番理想的だろうというふうに思います。しかしながら、それにつきましては経費の問題、それと今現在走っております事業者のバスの問題等の問題があるというふうに思います。仮に東地区につきましては一定の事業者との話し合いがついたわけでございますけれども、西地区の場合につきましてはまだ話し合いがついておりません。西地区につきましても町のバスが多く巡回をいたしますと事業者の便が少なくなる可能性とか、極端な場合には便がなくなってしまうという恐れがあるだろうというふうに、今、思っております。議員もご指摘のとおり、対等の立場で交渉せよということでございます。これにつきましては当然対等の立場で交渉をするわけでございますが、今、申し上げました理由等もございますので、今後は交通特別委員会等で話をさせていただきながら、事業者との交渉に臨んでいきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それから、ごみの問題でございますが、ごみの量につきましては人口は平成7年をピークにして減少はしておりますけれども、ずっとごみの量が増えてきておりまして、平成9年では7,700トンぐらいのごみ量がございます。これは住民一人当たり一日に出す量としては773グラムぐらいになるわけでございます。一番少なかったのは、ダイオキシン等の問題もありまして減量のPR等も行った成果であると思いますけれども、平成10年に一番最低の7,217トンという数字になっております。これが一人当たり大体727グラムぐらいになっております。その後はまた徐々に増えだしまして、今現在、広報等で前年との比較をやっておりますけれども、今現在3月末の見込みではですね、12年度の量を少し上回るんではないかという状況でございます。ちなみに今現在、全国でどれぐらいのごみが出されてるかということにつきましては11年度のデータがございまして、全国平均で一日一人当たり1,114グラムの一人の排出量があるというふうになっておりまして、豊能町の場合は一人当たり747グラムという数字になっております。これにつきましては一概には言えないわけがございますけれども、事業所が非常に多い、大阪市等につきましては一人当たりの出す量が非常に多くなってくるということもありますので一概には言えませんけれども、一般家庭の排出するごみ量としてはですね、大阪府下では、11年度では下の方に、下の方といいますか、ごみの出す量が少ないランクに入っていたというふうに記憶をしているところでございます。公害調定では、平成17年の3月末までに10年度のごみの収集量の半分にするように努力しなさいという形になっております。そこで、昨年の3月に出しましたごみ減量化計画では、収集量を半分にするというのは非常に現在の社会情勢からいいまして困難であるということから判断いたしまして、減量化と資源化を入れまして、17年の3月末までには40%に努めていくと。それと集団回収を入れましておおむね50%の減量及び資源化に努めていくということで減量化計画をつくったところでございます。今後はその減量化計画の実行に向けて努力をしていきたいというふうに思っております。特に来年度等につきましては、ごみの減量推進員等もお願いをいたしまして、それぞれ自治会に入りまして減量化あるいは資源化に努めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  コンポストにつきましては、今現在では1,093台ございます。それから堆肥化器具といいましてこういうものでございますが、828台という台数になっております。  以上です。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  上林保健福祉部長。 ○保健福祉部長(上林 勲君)  お答えをいたします。  まず初めに、「たんぽぽの家」についての将来の全体計画についてでございます。「たんぽぽの家」につきましては、平成3年4月より利用者8名で障害のある方々に生きがいや社会参加の促進が図ることを目的としまして、また利用者・関係者の活動やコミュニケーションの場所としても利用いただいておるところでございます。その後、利用者の障害の重度重複化や増加に伴いまして、平成10年度には一部施設の増築を行ってまいったところです。また、平成13年4月現在、14名の利用をいただいております中、この春より新たに5名の利用の希望をいただき、先般ご審議賜りました増築に伴う補正予算を得まして、ご希望の皆様に利用していただくため、施設指導員とともにその実施に向け邁進しているところでございます。  現在の当施設につきましては、府と町の補助金で運営しております無認可の作業所でございます。一昨年の社会福祉法等の改正によりまして、小規模作業所利用者の定員数の引き下げ、20名から10名でございますが、その運営主体となる社会福祉法人設立に関する資産要件、1億円から1,000万円と大きく緩和され、認可作業所となることが以前より容易となってまいりました。それによりまして、現行の府の補助金制度が平成14年度末をもって廃止されると聞いております。平成15年度以降の本施設の運営につきましては、ただいまご説明をいたしました国の補助制度の活用を視野に入れ、今後施設の新築また新たな開設場所の模索をも含め検討していくとともに、その運営に携わっていただく社会福祉法人の選考、実施する時期につきまして運営委員会との協議を重ねてまいりたいと考えているところでございます。  2点目の、「ともがき」との関連でございます。「ともがき」につきましては本年4月より開所予定の社会福祉法人北摂福祉運営の身体障害養護施設でございます。入所定員につきましては50名でスタートされると聞いております。本町につきましては、本町と能勢町の事業委託によります従来の給食や入浴のサービスに加えまして、送迎や機能訓練を行うデイサービスとあわせまして、介護者の負担軽減を諮りますショートステイサービスの実施を予定しております。本町といたしましては、今後の障害施策の推進を行う上で最良のパートナーであると考えておりまして、北摂福祉会が目指されております地域福祉の拠点としての役割を担っていただくため、さまざまな可能性をともに追求していくよう協議してまいりたいと考えているところでございます。  続きまして、豊悠プラザの敷地内に身体障害者用施設をつくる計画があったがどうなったのかということでございますが、総合保健福祉ゾーン整備計画時におきましては、特別養護老人ホームの建設について豊中市と協議の中で、豊中市より身体障害者入所施設用地も確保できないかというお話がございました。本町としましても、身体障害者入所施設を活用いたしましてデイサービス、ショートステイ等の活用ができますので、保健福祉ゾーン用地整備計画時には将来の障害施設用地を含め構想されておりました。しかし、特別養護老人ホームを豊悠プラザの施設の規模の拡大、駐車場の増設、また敷地面積の拡大によります調整池整備の必要が生じた等の理由によりまして、障害者施設としての用地を確保ができなくなりまして、その後、障害者施設に係ります建築構想が立ち消えとなっておるところでございます。現在では身体障害者施設建設の計画はございません。  以上でございます。  それと最後ですが、ボランティアの活用につきましてお答えいたしたいと思います。ボランティアの点数化につきましてお答えをいたしたいと思います。  議員おっしゃいましたように、介護等のボランティア活動を行う人が活動を行った時間を点数化して蓄積しまして、将来その人自身が介護等が必要になったときに、それに見合った時間分のサービス活動、点数を受け取られるようにする、または金銭に概算して受け取る制度であると聞き及んでいるところでございます。この制度につきましてはサービスと実際の対価を求めるという性格よりも、会員相互の助け合いとしての意味、活動する人の励みとする意味、金銭を受け取る抵抗感を低減させる効果がある一方、将来の団体活動の継続性の担保や担い手の確保の見通しを立てることが難しい状況、時間預蓄性での運用に当たって、預蓄時間の上限の問題や金銭に概算してその支払額での金額の設定の問題など、さまざまな問題を抱えているところです。平成12年4月の介護保険制度の開始に伴いまして、さまざまな福祉サービスが保健制度として提供され、とりわけ在宅福祉の分野におきましては民間非営利団体NPOですね、参加も含めた提供主体によるサービスの提供も可能となっておりまして、本町におきましても、今後は介護保険制度の熟成を高めますとともに、町内のボランティアの育成等に引き続き豊能町の社会福祉協議会を通じまして取り組んでまいりたいと考えております。  有償ボランティア何団体あるというご質問でございますが、社会福祉協議会に登録団体が29団体ございます。そのうち2団体が有償ボランティアであると聞いておるところでございます。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  川上 勲議員。 ○17番(川上 勲君)  それでは、自席より2回目の質問をさせていただきます。  まず、町長の将来構想と申しますか、将来ビジョンについてお伺いいたしましたけれども、結局豊能町の将来、10年あるいは20年先には税収が低くなってきて、町長が申されましたように箱物の運営がたくさんございます。そのためには税収が少なくなると運営ができなくなっていくというような嫌いがありますんで、私は市町村合併が一番豊能町にとりましては必要なものではないかと申し上げました。ちなみに市町村合併につきましては平成17年度までに合併をまたは計画を定めた町村に対しては特例法で手厚い優遇措置を講じるということで、今、全国の市町村3,223ありますが、その半数を超える町村で合併に向けた協議会、研究会等が設置されておるようでございます。したがって本町も、先ほど3市2町の件とかいろいろ申されましたけれども、率先して各市町に働きかけて、その首長がその気にならなければこれは前へ進みませんので、そういう考え方になるようた提案をぜひともしていただきたいと。それが将来の豊能町の住民における生活しやすい場所になるということでございますんで、よろしくお願いしたいと思います。  それから、ペイオフにつきましては具体的に聞きますと、14年度は定期を普通預金あるいは定期預金に変えて14年度1年間運営していくということでよろしいですね。したがいまして、それ以後15年からは再度その普通預金、定期預金もペイオフの対象になりますんで、そのときに向けて先ほど申されましたような考え方で資金を運用していただきたいと思います。しかしながら、安全性と有利な資金運用というふうに口では簡単に言えますけれども、非常にこれは難しいと思いますんで、余程性根を入れてやっていっていただきたいと、このように思います。  次に、能勢町との広域行政の件でございますけれども、先ほど町長は、意見の違いはあるけれども気持ちを1つにしてやっていくというふうに、やっていっているつもりであるというふうにおっしゃってましたけれども、この前の施設組合の議会の中では、ああいう公の場でそれぞれの町のトップが考え方の違いを明白にわかるというような形で見受けられましたので、協議の中での意見の違いはこれはあると思いますけれども、一たん公の場で発表する段階になるとやはり気持ちを1つにしていただきまして発表していただきたいと、このように思います。  また、火葬場の件で広域行政についてのことでございますけれども、仮説の定義ではこれは大変失礼と思いますけれども、もしも能勢町が今回の火葬場の件に関して協力しないと、一緒にしないというようなことが示された場合、本町で単独でやっていかれるのかどうか、お伺いしたいと思います。  そして、全協の中でこの件につきまして部長より発表していただきましたけれども、この火葬場に関する、つまり直接経費ですね、進入の道路とかあるいはその場所の造成とか、そして建物とかそういう直接に関連する諸費用は両町で分担していくということでございますが、それ以外の費用、つまり例えば地元の要請に関する火葬場の建設についてのついて回る費用ですね、地元の要望ですね。それについては豊能町単独でするというようなことをお聞きしたように思いますけれども、それが事実であるかどうか、お伺いしたいと思います。  それから、府営水道の進捗状況でございますけれども、19年度にずれ込むんじゃないかということの答弁がございましたけれども、これは東西、西地区ともに19年度にずれ込む可能性があるのかどうか、お伺いしたいと思います。  それから、希望ケ丘の上下水道施設の町への移管の関連につきまして、水道の方では移管の対象になっていないということで、結局取り壊しということでございますけれども、それを平成6年の異常渇水時の時期に占用許可願いといいますか、許可申請書といいますか、その中の条件の中で、この施設は将来は町に移管するということが入っているように思いますけれども、これが事実であるかどうか、お伺いしたいと思います。  それから、巡回バスの件でございますけれども、将来にわたって先ほど考え方を示していただきましたように努力をしていただきたいと、このように思います。  それから、消防団の組織の対応でございますけれども、旧村の分団はそれなりに分団長以下その人数が組織としてあると思いますけれども、この自主防衛組織が自治会が運営されておるようでございますけれども、1つの縦のつながりといいますか、そういう形の組織で少なくとも何年間は同じ形で継続されるのか、あるいはまた自治会の組織と同じように1年間でやね、その組織が完全に中の人が変わってしまうのかどうかね。やはりこの消防組織といいますかそういう組織は、非常時の対応でございますんで、非常時に大勢の人数が集まってきても烏合の衆では何の対策にもならないと思いますんで、その辺のことをどういう形で指導されておられるのかどうか、お願いしたいと思います。  それから、学校5日制でございますけれども、これ先生が週休2日制で休みを取られるということでございますが、その休みの計算をいたしますと年間365日ですね、土日休みで夏休みで、それから祝日休みを入れますと大体170日の休みになるわけですわ。ということは約2日に一遍の休みになるということですね。したがって、やはりこの土曜日に関しましては、先生も社会教育活動の中で子どもたちあるいは児童生徒に中心的な指導員として活動していただきたいと、このように思います。  それから、身体障害者の施設につきましては、「たんぽぽの家」でございますが、これは今年度はそういう形で補正で改修されましたが、次年度以降にですね、将来の全体構造について、そして身障者の福祉施設もともにですね、この授産所施設と併用した形で全体的な計画を立てていただきたいと、このように思います。そして、伺いますと豊悠プラザの施設内の敷地に計画があったその施設は、現在はもう立ち消えになってるということでございますけれども、将来はぜひともこれは必要なものになると思います。現在は「ともがき」の施設を利用してデイサービスとかそういうものを受けるようにいわれておりましたけれども、それが最終まで将来にわたって利用できていくのか、それとも本町でまた新しく障害者の福祉施設をつくられるのか、その点をお聞きしたいと思います。  それから、入札制度につきましては伺いますといろいろ難しいところはあると思いますけれども、入札前に談合の情報があった場合に、入札前に誓約書を取られてですね、そして入札後、もしその談合が明らかになったときにはそれを契約を破棄するということがございますんでね、別に談合情報があろうとなかろうと業者からやね、誓約書を取って入札やってしたら、別に難しい考え方せんでもええと思いますがね。その辺ちょっとお伺いしたいと思います。  それから、ごみの減量化についてですね、実際はだんだん人口は減っていってるけどもごみの量は増えてると、具体的に言うたらそうですね。コンポストと堆肥化器具もあわせて約2,000台出てるけども、これも何の効果もないように私思いますねん。だから究極はね、ごみの有料化、これはやっぱり必要やと思いますわ。それによってやっぱりごみの減量になると思います。そやから有料化も考えていただきたいと、このように思いますけれども、答弁よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、火葬場の件についてお答えしてまいりたいと思います。  これは火葬場というのは今迄ずっと長い間両町でやろうということで意見統一して進めてきた経緯がございます。2年ほど前からですね、現在能勢町の方は杉原というところで火葬場を使ってられるそうですが、これが同和対策でつくられたということで非常に古くなってきてると。だから早くですね、次どこで火葬場をつくるのかいうことを求められているということで、今、豊能町はこういう現状であるということをお話する中で、早くですね、決着してほしいということを盛んに今迄、去年から言われてまいりました。そういう中で、今回地元の同意ができたということでございますので、能勢町といたしましてはですね、約束を破られるということはあり得ないと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。  他の案件につきましては担当から答弁いたします。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  上田収入役。 ○収入役(上田正和君)  お答えいたします。  ペイオフの対策でございますが、15年度からは先ほど申し上げました対策を目標にいたしまして、さらに国や府の指導を求めるとともに、地方公共団体の情報をも得ながら庁内一丸となって真剣に取り組んでいきたい、このように考えております。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  佐久教育次長。 ○教育次長(佐久裕機君)  議員ご指摘の、休みが170日ほどあるということでございますけども、そのうちの長期休業は子どもは休みですけども、先生方は休みの日でなく勤務日になっております。ただ先生は、教育公務員というのは勤務場所を離れての研修が認められるということで、自宅で研修をしているということが認められております。ただ私ども、夏休み中ですね、長期休業中は水泳指導とかクラブ活動が指導がありまして、ほとんど学校へ来て指導されている先生方もございますし、14年度からは研究会も長期休養中にもってくるということで考えております。そういうことで校長会等でも、今、先生ご指摘いただきましたように、十分社会教育の方にも参画するようにということは奨励してまいりたいというように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  まず1点、火葬場問題でございますが、地元要望に係る費用はどうするのかということでございますが、基本的には両町話し合いをしながら進めていきたいというふうには考えているところでございます。どちらが負担するというのは、今、この時点では申し上げられません。両町協議しながら進めていくということになろうかと思います。ただ、地域整備の中には本来町がやるべき事業も含まれておりますんで、その部分については基本的は町が負担するということにもなりますけれども、やはり総合的に考えて両町で負担するのがいいというものもございますので、基本的には、基本的といいますかこの件につきましては、両町が話し合いをしながら進めていくということでご理解をお願いしたいと思います。  それから、入札問題でございますが、入札につきましてはちょっと私の説明が悪かったのかなとも思うんですが、談合情報がありますと、まず契約担当課で整理いたしまして、その後に請負審査会において情報の信憑性等を報告をし、そして信憑性等を審議していただくという形になります。これは手続き上の問題でございますけれども、その後に信憑性があるということになりますと、入札参加業者から事情を聴取いたしまして、その聴取の結果、談合の事実が確認できた場合は、これは入札を無効とするという形になります。談合の事実がはっきりと確認できなかったということになりますと、誓約書とそれからその入札について、その入札後、談合が明らかになった場合は入札を無効にするという条件をもって入札を執行するという形になります。その入札執行後にその情報どおりであったということになりますと、また改めてその入札参加業者から事情を聴取するという形になる、そういうもとへまた戻るという形になります。談合マニュアルの手続き上はこういう形になっているということでございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  岩崎水道事業所長。 ○水道事業所長(岩崎 弘君)  府営水道でございますが、まず府営水道の本管でございますが、茨木からずっと豊能町へ入ってきまして能勢町、野間峠へ行くと。野間峠に入ったところあたりで本管が終わるということでございます。ということは、豊能町はその本管から水は取れないと。あくまで受水池をつくって水を取るということで、これがいわゆる木代の多留見地区に予定しているわけでございます。そして、そこへ大阪府としては17年度には水を送ってくる、今、予定でございます。それに合わせまして豊能町の東地区の統合会議水道事業でございますが、これはもう本年度から17年度に合わせてやっているということですので、大体17年後半、あるいは18年には府営水道が東地区には入るということでございます。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  お答えをいたします。  占用許可につきましての条件ということで、水道事業所に引き渡しということだったと思うんですが、先ほど申しました、平成6年12月12日許可申請書、これは開発業者からの申請書でありますが、その申請書の中に、その他の事項といたしまして豊能町水道事業管理者に占用の状態で引き渡し予定と、こうあります。占用許可書が同日に出ておりますが、この占用許可書にはそれらは一切ございません。  以上です。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  室木消防長。 ○消防長(室木伸治君)  お答えいたします。  自主防災組織といいますのは、非常時に集まってきていただく組織じゃございません。各家庭の防災は、みずからが例えば消火器はここに置いておいてこうしようとか、近所の防災意識、皆さん火を自分のところから起こさないようにしようというような、そういうような組織でございますから、自治会の中で組織していただいておりまして、その中では毎年当然改選があってもいいですしなかってもいい、改選あったので皆さんが余計に防災意識を広く広められるんじゃないかなというふうに思っております。また、自主防災組織は災害対策基本法の中で自主防災を進めていこうというふうに書いておりまして、我々がいたしております消防団の皆さん方は消防組織法の中で組織するということで書いておりますので、ちょっとニュアンスが違うんじゃないかなというふうに思っております。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  ごみの有料化についてでございますけれども、議員ご指摘のとおり各団体等ではですね、ごみの有料化をいたしますと1年から2年ぐらいは極端にごみの量が減るということになっております。しかしながら何年かを経過しますとですね、ごみの量がまた徐々に増えていくというのがどこも大体のケースではないかというふうに思っております。担当としましてはですね、極力減量化に努力していきたいというふうには思っておりますけれども、今現在、11年度のデータでいきますと、一般家庭ごみの有料化をしている団体というのが全国で約2,000団体数がございます。3,300ほどの団体でございますんで、大体62%ぐらいを占めてるんではないかというふうに思います。これにつきましては昨今の行財政改革に伴う有料化というような観点からもですね、そういう導入が図られてるんではないかというふうに思っているところでございます。
     以上です。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  上林保健福祉部長。 ○保健福祉部長(上林 勲君)  お答えいたします。  15年度以降の「たんぽぽの家」の計画見直しのときにですね、障害者養護施設等の建設計画も含めて考えておるかどうかという点でございますが、身体障害者の養護施設につきましては、入所施設等でございますが、現在のところ町単独としては考えておりません。確かに北摂地域におきまして「ともがき」ができたわけでございますが、まだ施設が少ない状況でございます。今後広域的に検討、考えていかなければならないことであると思っておるところです。現在は在宅福祉の方に力を入れておりまして、「ともがき」と協力して障害者福祉を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  川上 勲議員。 ○17番(川上 勲君)  これもいろいろちょっとお聞きしたいこともありますけれども、隣の人がもう10分前やということが言われてますんで、1点だけ入札制度について、先ほど部長が指名した業者をくじ引きですると。例えば7社来たら5社にするために2社を落とすと。その2社も指名されたらですね、その工事に対する見積もりとかあるいは現地調査とかそういうことをするわけですわね。それが行ってくじ引きで落とされることは業者にとったらたまらないことやと思いますんでね、その点はちょっともう一遍考え直していただきたいと、このように思いますんで、ちょっとそれだけ答弁よろしくお願いします。  あとは関連に回します。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  くじによる入札でございますが、この件につきましては請負審査会の中でもいろいろ論議がございました。この制度につきましては、くじによる抽選の制度につきましては、したがいまして当面試行していくということで、まずやってみて、問題が出てくるということであればですね、改善に向けてまた検討をしていくということで、まず試行という形で実施したいというふうに考えております。 ○副議長(西岡義克君)  関連、久保豊茂議員。 ○18番(久保豊茂君)  今、大丸川の件で川上議員が聞いてくれたんでございますが、あそこの取水棟の撤去ですね、部長は撤去さすんやと、こういうことでございますが、この豊能建設占用の第26号という申請用紙が町行政にもあると思うんですが、それをぜひとも取り寄せていただきたいと思うんですが、その中にですね、この平成6年の12月9日に部長が申されましたですね、取水棟とかまたゲートですか、そういうのも含めてですね、大和団地から町に対して許可申請書を出しとんですわ。その中にいろいろな豊能水道事業所管理占用状況は、将来町に引き取っていただきますよいうことも含めて12月22日ですか、許可書を出しておるんですわ。私の心配するのはね、これつくるのに8,000万もかかったと。つぶすのにまた2,000万ほどかかると。こういう条件でつくったにもかかわらずね、もとの通りせいと、こう企業から言われたときに町はそれでも一銭も出さんと撤去せいと、こういうてくれるもんか、その辺を心配しておるのでありまして、その辺をはっきりしていただきたいと。また、その河川にあの当時ですね、ああいったゲートをつくってはいかんと国の方でも指導があったはずやにもかかわらずゲートをつくったと。これは違法ではなかったんですか。その辺お尋ねいたしたいと思います。  それとですね、あの杭を打った時点ですね、ちょうどこの議員さん、今、18名おられますが、今、勘定しましたら藤野議員からこちら全20名の議員が同意捺印、杭を打ってもよろしいよと、こういうような文面になっておるわけですわ。その当時、町長も議員でしたわ。だけど、その委員会の中では反対する方も多々あったと思うんです。だけどもいつの間にか議長の捺印、そして各議員の同意署名捺印、またあそこに入っておられる方の同意捺印をもろうて杭を打ったようになっておると。こういった経緯をですね、今の新しい議員の方にも知っておいてもらわんといかんということで経緯を教えてほしいと。それと、向井製材のあの通りですね、向井英司商店が再々にわたってあの道をですね、私の土地やと、こう言うておりましたね。12月の産業建設常任委員会に助役に聞きましたでしょ。下水管がストップになっとんのやと、これ町は何でストップになってんねやと言いましたですな。だけど、12月27日をもって工事ができたと。どういう経緯ですか。その結果を教えてほしい。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  お答えをいたします。  先ほど川上議員の質問に答えましたように、許可申請書におきましては水道に渡す予定であるということであるわけなんですが、許可書ここにあるんですとおっしゃってますが、私の手元にありますコピーを見ておりますが、河川占用許可書であります。平成6年12月12日付豊能町建設課占用許可26号におきまして、別紙の条件を付して許可すると。先ほど私、川上議員にはそういったことはありませんと申しましたが、この付して許可する、本来ならいろんな条件をつけて許可するわけなんですが、この条件がないわけでございまして、ないといったわけでございます。その辺のことをご理解いただきたいと思います。  それともう1つ、杭の打つときの上西議長のときに南殿町長から要請書の送付と、これも先ほどちょっと触れたわけなんですが、ちょっと理解はできてないんですが、全協で皆さんがおられるときに決めた、ちょっと議会のことなんでね、僕の方でちょっとようわかりませんねんけど、僕先ほど言いました、町長あてに豊能町の議会議長から平成9年に2月17日に議長名で町長あてに出てるいう話をさせていただいたんですが、このあとこの経過につきましては議会でいろいろ審議された結果やと思うんですが、ようわからんのですが、ただ、これもきちっとした議事録ありません。前、以前にも調べたことがあるんですが、公害特別委員会、これ名指しで言いますが、塩谷委員長のときに公害特別委員会開いておられます。その中で町長あてに出していいかどうかの話し合いはされてたメモはあるんですが、全協でみんな集まっていうことはちょっと。ちょっとその辺のことがきちっとした議事録がないわけなんですが、申しわけない、僕よりは議員さんの方がよく御存知じゃないかなと思うんですけど、申しわけございません。  以上です。 ○副議長(西岡義克君)  木許助役。 ○助役(木許健治君)  久保議員のご質問にお答えします。  私の方から、今、議員の方から言われた、町が行おうとした下水管工事について、ある方からそれについては自分の道路であるのでそれは困るという話があってもめておりました、確かに。その件について結果とご報告をしますけども、結果的に今現在、それにつきましてはその方から申し入れがございまして、工事はもう既に終わっております。それにつきましては私の知っている範囲ですが、その下水管工事をやる、それも上下水道引き継ぎのために、希望ケ丘の下水を町が引き継ぐために必要な工事があったと。それにつきましては町の方は、そこは町道であるので当然町が町道の下に引くので当然工事をやろうとしたわけでございますが、そのときに地権者のある方から、その道路についてはもともと自分のものであると。それは聞いてみますと、開発業者と昔に道路のつけかえの、昔ですけどもつけかえ、古い道路とその開発業者がつくった道路のつけかえの、昔、経過があって、それについてはその地権者の話によると、開発業者から道路の移転というか移しかえといいますかそれを受けたけども、正式な補償なりがあって道路を開発業者に渡したものではない。であって、それはその地権者のまだ所有になっていると、そういうもめごとがあるということの中で、道路の下水の工事についてはやめてもらいたいというお話がございました。ただ、その後、その開発業者とその地権者の方のお話し合いがありまして、その辺が一定、道路についての話がついたということで地権者の方から、話が開発業者とついたので町はその工事をやってもらったら結構ですよというお話がありましたので、町の方は工事をやって終了したと。その件については、今、解決しているということで私は聞いております。  以上でございますけども。 ○副議長(西岡義克君)  大西建設部長より答弁漏れがございましたので、答弁を求められましたので、答弁していただきます。  大西部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  申しわけございません。答弁漏れておりました。  あそこでああいう許可をしていいのかどうかということでございます。河川の占用の許可するに当たりましてはいろんな条件がございます。まず1つは、治水または利水上支障を生じないものであるということです。また、河川の自由使用を妨げないという大きな基本方針がございます。取水棟は当然渇水時に住民のために許可したものであろうと、こう考えるわけでありますが、問題なのが下のゲートであります。オリフスにゲートをつくったということは、そのときにはちょっとどういう条件で許可をしたかわかりませんが、本来ならゲートにオリフス云々につきましてはちょっと問題があったんじゃなかろうかなと思うわけでございます。だから、取水棟につきましては当然その当時いろんな要望の中で可能だと思うんですが、ゲートを閉めるということにつきましては法的にちょっと問題があったんじゃなかろうかなと思っております。  以上であります。 ○副議長(西岡義克君)  久保豊茂議員。 ○18番(久保豊茂君)  大西部長、とぼけんようにな。これね、6年の12月9日に高田部長のときまで、これ許可申請を大和団地が町に出したときにこういういろいろな条件をつけて、そして12月の22日に許可を出しとるわけですわ。そのときに町長、助役の印もないんですわ、これ。そういうことを行政にやらしといてね、ほんで今、撤去せい、一方的に撤去せい、私は大和団地の味方しとんちゃうで。そう言われたときに、大和から損害やないけど弁償せいと言われたら、これ弁償せんでもええんかどうかいうことを聞きたい。それとや、こういう書類をね、町にかて保管してあるはずや、これ。それが今言う、知らんとかないとか、そんなずさんなことでええんですか、これ。こんな大事なことを。この許可書があるんかな、ないんかな、どっちやの。  それと、もう時間が迫っとるさかいどえらい忙しいてかなわんねんけど、杭のことね、私は何でこない言うかいうたら、もう上下水道も移管に移っとるわけですわ。あの当時はダンプカーどんどん通るからいうことで、何やわからんけど全員協議会とか町の同意をもらわんことには町の杭が打てんということで裁判にもならんということで議会の議員をだしにして何かやられたような気もするんや。だけど、これをやっぱり解決しとかんとね、新しい議員の方々かて、今、初めてこういう話を聞かれると思うねん。だから、そういう経緯をね、ちゃんと皆さんにも知っておいてもらわんことには、上下水道も解決し、あと5、6軒の方が救急自動車や消防自動車も入れんようなことをね、今後また町議会に言うてこられると思う。だから、杭を抜くに当たって、まだどんな問題が残っとるんかということをちゃんと調べて報告してほしいわけですわ。議会にも責任あんねんから。そういうことを報告してほしいと。責任ないんやったらええけどもね。  それと今、助役が言われた、要は相手のMさんの道やいうことを認めたわけですな。そして業者と和解ができたから12月28日をもって下水の工事ができたと、こういう具合に理解してよろしいか。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  木許助役。 ○助役(木許健治君)  今、議員言われた中で、道路については町道であるという前提を、今、言われたMさんですか、がそれは納得してくれたということで私は理解しておりますが。町道の中に工事をやったと。ですから、道路については正式、正式というかいろいろ争いごとがあったと思うんですが、そのMさんと開発業者はその辺で話が合意に達したということで、町については正式にそれは町道として認定しておるその下に工事やったので、それは町道として当然存在してるということでございます。そういうことでございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  再度ご答弁させていただきます。  河川の占用許可書であります。久保議員おっしゃってますのは、この原本をということだと思うんですけど、僕の手元にもコピーしかございません。原本をちょっといろいろ本来なら申請書がありまして受け付けをいたしまして、それもすべて町長までいきます。また、許可を出すに際しましても、こういう条件をつけて許可してよろしいかという伺いをたてます。町長の許可を得て、初めて町長印を押させていただいて許可を出すものであります。この件に関しまして、申しわけございませんが、原本は私の手元にありません。よって、どういう条件がなされたか、先ほどから言いにくい答弁をしておったわけでありますが、今のところどういう条件で許可をされたか、一切わかりません。また、この許可書につきましては開発業者からいただいたものであります。  あと、先ほど言いました杭の件についてでありますが、これも申しわけございません、議会でどういう話をされたか、先ほどから申してますようにちょっとよくわかりません。  以上であります。 ○副議長(西岡義克君)  久保豊茂議員。 ○18番(久保豊茂君)  町長ね、こういうことですわ。だから要はね、一度こういうのをちゃんと調べて、町長自身がきちんと部下に指示させて、今の部長も知らん知らん知らんですわ。だけどね、これがここにはね、4年5年の期限があるんですわ、この契約申請を書き直さなあかん、7年にやって6年、11年目にね、これを業者が町に書きかえに行った、申請が出てへんから、再申請に行った。そのときにあんた、大西部長も町長室に呼ばれて行ったん違うんか、そのことはっきり言いなさい。だからね、そういうずさんな部下が町長のスカートを踏んどるどころか石ころを置いてもうとん違うか。そんなもん何ぼ一生懸命開発しようや前進しようと思うたかて、石ころが座っとったら前も進まへんで、町長。一遍その辺をきちっと調べて、部下から職員からちゃんとせんことには町行政発展せえへんやないですか。昨日からの質問でも、あんた一生懸命しますします言うたかて、町の職員の者が一生懸命露払いでもして何でもやるんやったらええけども、何か足引っ張ってるように見受ける。そういうことのしわ寄せが町民にかかってくるいうことですわ、町長。あんたらのけんかはええけども、あとのしわ寄せが町民にかかっていくことだけはせんといてください。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  いろいろとこの水道移管に関しましてはいろいろと問題があるように思いますので、一度きちっと調査してみたいと考えております。  以上でございます。 ○副議長(西岡義克君)  答弁を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  町長が答弁いたしましたように、一回私の方でも町長の指示に従いまして調査してまいりたいと思います。  以上です。 ○副議長(西岡義克君)  以上で、豊能クラブ代表・川上 勲議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。再開は4時40分といたします。    (午後4時23分 休憩)    (午後4時41分 再開) ○議長(藤野裕次郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  本日の会議時間は議事の都合により延長いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(藤野裕次郎君)  ご異議なきものと認め、本日の会議時間は延長いたしました。  日程第2、第4号議案から第32号議案までを議題といたします。  これに対する総括質疑を行います。  質疑内容はそれぞれ各常任委員会及び一般会計予算特別委員会に付託いたしますので大綱のみお願いをいたします。  なお、御承知でございますが、質疑は議題になっている事件に対して行われるものでありますから、現に議題になっていなければなりません。また、議題に関係のないことを聞くことができない、このように規定されておりますので、その点十分ご協力をいただきますようにお願いをいたします。  第4号議案から第21号議案までの18件に対する質疑を行います。  西川議員。 ○9番(西川隆夫君)  9番、西川です。  先ほどの一般質問の久保さんの熱い気持ちの続きを申し上げたい。
     補正予算の一般会計16号議案、13年度一般会計補正予算の14ページに、衛生費・清掃費の負担金補助及び交付金で、豊能郡環境施設組合に対する1,117万8,000円の負担金が計上されております。これは先般、全員協議会で助役の説明されるところによりますと、平成11年度及び12年度におけるクリーンヒルの、これはあれでしょ、予算委員会にかかるんでしょ。年度の分は補正予算にかかるの。 ○議長(藤野裕次郎君)  委員会メンバーですので、関係以外の部分でお願いします。 ○9番(西川隆夫君)  それでは2つ目の問題に問題点を変えます。  同じく13年度補正予算の16ページ、教育費の社会教育費・ホール運営費の財源内訳を291万円、いわゆる宝くじ財源に変えると、こういう話でありますが、実は中身に大変な疑問点があります。  平成13年11月23日に石のまちフェスタとして町を挙げてのお祭りをしていたその日のことであります。文化ホールにおきまして、「失敗学の勧め」と称するテーマでですね、講演会が開かれております。そのときの計画をざっと申し上げますと、実際使われた金額が86万4,000円、一人当たり入場券が前売りで500円、収入金額で二十数万円上がるという予定であります。それに対して広告宣伝費で二十数万円を使っております。そのときに何と報酬額は、当日、日下町長のご親戚にあたる畑村洋太郎氏が講演をなさったと、その報酬が60万円であったと。1時間50分程度の話とあと10分程度の質疑応答、2時間の予定で開かれた件であります。それにつきましていろいろと言われておりましたので、私も注意をしておりましたところ、畑村洋太郎氏という方がプロダクションを通じて来られた方だったのかなというふうに思いますので、まずその点について日下町長との親戚の関係、今、また私が申し上げた事実の関係、どういう関係でお呼びになったのか、ちょっとご説明いただきたいと思います。 ○議長(藤野裕次郎君)  今の件でございますが、13年度執行予算ということで、今、審議しているのは14年度の予算ということをご理解いただきたい。その上に立ってちょっと一言今のことに対しまして、町長、答弁をお願いをいたします。 ○町長(日下纓子君)  この件につきまして。 ○議長(藤野裕次郎君)  ちょっと待ってください。  この際、暫時休憩をいたします。また、マイクをもってお知らせをいたしますので、よろしくお願いいたします。    (午後4時48分 休憩)    (午後4時58分 再開) ○議長(藤野裕次郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁を求めます。  佐久教育次長。 ○教育次長(佐久裕機君)  先ほどの質問の件につきましては、直接関係ございませんので、答弁は控えさせていただきます。 ○議長(藤野裕次郎君)  西川議員。 ○9番(西川隆夫君)  直接関係がないと言われますけれども、16ページですね、今のこれは財源の組みかえということでございましてね、この291万の中の60万円である可能性が極めて強いわけですから、関係がないはずがない。これにはね、しつこく言うつもりはないけれども、調査をする必要がある、十分な吟味をする必要がある。1点、石の町とよのということでの大きな催しをやってるのに、教育委員会だけの催しでやってます。ほかの産業部やとかいろんな部局と合同で町を挙げての祭りをやるのにですね、町長が一方的にこの講師を呼んでやれと言われたこと以外にはこんなことはできへんやろうなと。生殺与奪の権を握ってる人しかできしませんな。畑村洋太郎氏というのは日下さんの親戚やと言われておりますが、こえが事実かどうかについて、一般の住民からは非常に疑念がある。  3つ目には、町長がこの券をですね、一括して何枚か購入してはると、こういう。その券は何枚購入しはったんですかな。それは配布されたんですかな。  4つ目には、領収書が60万円の領収書になってあるけれども、この畑村さんの研究所の住所をわざと書いて、そして領収書の文字はこれは役場の職員の書いた文字に、認印だけがついてあるんやと思いますわ。情報公開では判の部分だけ消してありますからね。こういうことをやったら、これは公金が公金としての働きをしない事態を生じているのではないかと思いますので、総務文教常任委員会でですね、篤とご審議をいただき、もし審議がつかない場合にはいろんな問題を含んでおるときでございますので、百条委員会をつくってですね、諸問題とともに解明する必要のある課題ではないかなと思いまして質問をいたしますので、お答えください。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  佐久教育次長。 ○教育次長(佐久裕機君)  先ほどの質問はホール運営費291万の財源振替でございますけども、議員おっしゃっておられます学びすとの集いにつきましてはユーベルホールの運営の事業ではございません。社会教育の総務費からの本課の事業でございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  ほかに質疑ございませんか。  秋元美智子議員。 ○13番(秋元美智子君)  1点お尋ねいたします。  22号議案、失礼しました。 ○議長(藤野裕次郎君)  第4号議案から、今、21号議案に対する質疑を行っておりますので、よろしくお願いをいたします。  ほかにございませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(藤野裕次郎君)  ないようでございます。  次に、第22号議案から32号議案までの11件に対する質疑を行います。  秋元美智子議員。 ○13番(秋元美智子君)  22号議案の平成14年度の当初予算について、1点だけどうしてもちょっと私自身がこの中から読み取れなかった点だけお尋ねいたします。  今日、一般質問で出ておりましたけども、同和の事業が今年度14年3月ですか、末で終わるということで、随分そのことで予算も削りましたという町長の答弁がありました。その中で同促協ですか、それに関しては700万から200万に減らして人権まちづくり協会という形で新たな出発ということで、そこの部分の経費の500万の減はわかるんですが、今迄一体どのぐらいこの事業に使われていて、そして今回、どのぐらい減ったのかっていうのが、ちょっと私自身この当初予算から読み取れません。私自身は差別解消へ向けた教育とか啓発はやっぱり必要だと思ってます。ですから、この事業をやめろとかそういうことではなくて、現状こういうふうにして長年あった法律が今回失効されるっていうことで、町のこの予算の中にどのぐらい今度反映というか数字的に出てきているのか、そういう点でお尋ねいたします。ですから、具体的にこういう事業がなくなってこの分が削られたとか、現状まだこういう事業は残してますっていうことはそれでいいと思いますので、ただ、その数字的なことを教えていただきたいです。  それと、この事業の中には2つあります。先ほど言いました教育と啓発の部分と、それから生活環境の改善というふうに2つ上がっております。この生活環境の改善の中でも、やはり具体的にこういうふうな事業を取りやめたというのがありましたら教えていただきたいというのが1点です。  それと、これは私自身がもしかしたら勘違いしていたのかもしれませんけども質問させていただきます。同じ同和の事業なんですけども、30号議案ですね、この議案というのは同和対策の中でなされていたというふうにして私自身は今迄理解してました。この理解が違っていたならばそれでいいんですけれども、もし同和の対策の中でされていた事業であるならば、今回ここにも反映されているのかどうかっていうことでお尋ねいたします。だれにお尋ねしていいかわかりませんが、お願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  木許助役。 ○助役(木許健治君)  秋元議員のご質問にお答えしますが、ちょっとですね、1点目のご質問で、町同促の今迄の事業にどんだけ入ってたか、そうじゃなくて同和事業全般で今迄過去充当した事業ということですか、金額でございましょうか、すみませんけども。13年度という意味ですか。  今、ちょっと数字はあれなんで、また後から担当の方からお答えさせていただきます。  それと、生活環境関連で取りやめがあるかということですけども、一部事業がございます。また、それも担当の方からお答えさせていただきますけども。  それから30号、野間口の下水道事業特別会計は同和事業絡みで行った事業ではないというふうに解釈しておりますけども。  以上でございますけども。 ○議長(藤野裕次郎君)  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  お答えいたします。  同和対策事業につきましては、同和対策事業特別措置法をはじめとする3度の特別措置法に基づきまして失効されてきたわけでございますが、これが14年の3月末日をもって法が失効するということで、今度14年度以降につきましては一般対策に移行していくということで予算の編成をしたところでございます。  そういった中で、平成14年度の当初予算につきましては、比較でございますが、13年度につきましては8,874万8,000円の予算でございました。14年度につきましては6,956万6,000円ということで、約191万8,200円の減額をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  秋元議員質問の件、1件につきましては所属委員会の部分だけは答弁控えさせていただきますので、ひとつよろしくお願いいたします。  秋元議員。 ○13番(秋元美智子君)  両方とも所属してないので、再度質問させていただきます。  今、ふっと聞いてて不思議だったんですが、町同促だけでも700万から200万減ってますね。500万これで減ってますね。ところが今の町長公室長のお返事だと、平成13年度は8,800ちょっと聞き取れなかったんですけどいくらで、14年は6,956万、191万の減とおっしゃるけど、町同促で500万円既に減になってるのに何で191万しか減になってないのか不思議ですよね。ちょっとどう理解していいかちょっとわからないです、私。いずれにしてもここでね、この場でああだこうだと細々出していただくのも急なことですので、これは一般会計のこの委員会の方へ具体的にどういう事業をされていて、今度どういう事業を取りやめになって、あるいはこの事業だけは一般の方へ入れたという、申しわけないけどそういう表みたいなのをつくっていただいて出していただけないでしょうか。少なくともちょっと500万減っていながら、ここで191万しか減ってないっていうのはどう考えても変です。変ですね、これ。  それと確認なんですが、これは私の今迄の勘違いになるんでしょうか。野間口の下水道というのは、実際のこの運営費のうち9割は一般財源からいく、それが同和対策だっていうふうに今迄私は先輩の議員から教わったことがありました。これは私自身の勘違いだっていうことで確認させていただきたいので、勘違いだったら勘違いだということで言っていただきたいと思いますので、お願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  失礼いたしました。平成13年度当初予算では8,874万8,000円ということで、14年度につきましては6,956万6,000円ということで、差し引き1,918万2,000円ということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  30号議案の野間口地域下水道でございますが、これにつきましてはその時分の昭和63年から元年にかけてやった工事だというふうに思っておりますけれども、このときには地域改善対策事業として実施したというふうに思っております。  ただ、今現在は償還金等で9割補助をしているという議員のご指摘でございますけれども、これにつきましては決して同和対策事業としての取り扱いじゃなくて、住民の方に非常に料金等が高くなるという、そういう一般的な配慮から繰出金として出していただいているというものでございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  ほかにございますか。  西川隆夫議員。 ○9番(西川隆夫君)  9番、西川隆夫です。  22号議案、14年度一般会計予算について数点お尋ねしたいことがありますので、順次お尋ねいたしますのでお控えいただきたいと思います。  まず、54ページになります。53ページの企画費から続いております54ページの部分に負担金補助及び交付金・豊能郡町長議長会負担金515万円が、これが言われておる葬祭場の調査費500万円を含んだ数字かというふうに思いますが、間違いございませんね。豊能郡町長議長会という会は法人格があるわけでもなければ地方公共団体でもありませんね。こういうところに都市計画法に従って手続を踏み決めていかなければならない葬祭場の調査費をね、計上するやり方というのは地方自治法、私いつも言います地方自治法に法律適用の原則、地方自治というのは法律に基づいて運営しなければなりませんよと、こう書いてあります。  さらに、これに疑念を抱きますのは、最小の経費で最大の効果を上げるべきですよ、こう書いてあるけれども、こんなやり方してできるやろかなと。  3つ目に、総合性・計画性の原則というのがあるけれども、こんな思いつきのやり方で本当に火葬場の話につながるのかなと思うんですよ。あなた、法律を知らないにもほどがありますよ。こんなもん完全な違法行為じゃないですか。都市計画事業であれば都市計画費の中で予算を計上すればいいわけだし、都市計画法に従って事前に原案を公示し、住民の意見を聞く機会を設け、時によっては広聴会を開き、都市計画審議会を開いて決めるんでしょ。それをなぜ豊能郡町長議長会負担金、こんなややこしいところに予算を計上されるのか、私には全く理解ができない。それで両方あわせたら1,000万という調査費ですけども、豊能郡の人口というのは4万人を超えないと思いますよ、今、豊能町2万6,500、能勢町とあわせて4万人でしょ。4万人の人が1年間にどれだけの死体が出るかということは統計上、私実感からしてわかります、200から250を超えることはありませんわ。そうすると、窯の数というのはね、1つでは足りませんねん。というのは休んで修理せないかんときがきますからね。2つは必要なことはわかりますよ。それ以外に犬や猫の死体処理等もせないかんからそれも必要だから3つあればいいんですよ。この1,000万もかけて調査するというのはどんな感覚でこれをやりはるのか。協調会というものの性格が、これは行政の市町村の議会からはみ出してしまって、町長と議長がよその町と話し合ったらそこで事業ができるんだと。地方自治法も何もいりませんやんか。あるいは都市計画法の適用なんかどこでやっていくことになるんですかな。今迄に環境施設組合で設計段階でとんでもない費用が組んであるということについて、この間から何回か指摘をしてまいりました。また、その二の舞やろうとするのかなと思ったときにぞっとするんですよ。そのことについて、まず第1点お尋ねをいたします。  それから第2点、100ページ、これは衛生費の清掃費です。それの一番下の負担金補助及び交付金でちょっと上下逆になりますけど、先に猪名川上流広域ごみ処理組合負担金2,678万2,000円について伺いますが、今はこれだけの金額です。しかし、1市3町でやろうとするごみの施設組合の事業は、窯の大きさで言うたら200トンの窯をつくろうか、300トンつくろうかということで議論をしてきた。私はそれの検討委員のメンバーに出てましたのでね。そういうときに申し上げておったのは、リサイクル時代なんだから100トンの窯を2つつくって3つ目の窯をできる用地を一緒にやるべきが基本じゃないですかということを大分言いましたけれども、ついていたコンサルタントと京大の武田先生が座長になってですね、150トン炉を2つつくるんだという計画だということで押し切りました。このときに、私はこの話だけで数十億円違うなと、100億円違うなというふうに思いました。そういうことにつながる予算が、この間から言うてます287条の3の通知を受けてもね、町長だけで握りつぶして、あるいはその通知もないのかもわかりませんが、そんなことをやっていったら豊能町の生殺与奪の権を奪われてしまいませんか。同じ趣旨で、豊能郡環境施設組合の3億9,180万2,000円、これには例えばごみの処理を北摂の各市町村に委託して処理をしていただくということになっています。長い年月に及んでいる。しかし、今迄の単価は1トン当たり1万5,000円であったけれども、今年14年度から1万8,000円に上がりますということに内容が膨れてますね。そういうことについて豊能町議会に知らされる機会というものが全くない状態で単価は上がっていくは、ダイオキシン問題は聖域のごとく扱われるということになっていったら、それこそ最後にツケだけを払わされる住民はたまったもんじゃないと。ここで法律を法律適用の原則ということを私申し上げます。最小の経費で最大の効果を上げなきゃなりません。同時に、規模の問題等も含めて総合性、計画性を持った行政をしないとね、大変なことになると思うんですよ。この問題について2つあわせて3つ目ですね、今、聞きましたね。  4つ目、家庭用生ごみの処理機の購入費補助金660万円、これも先ほど来の一般質問を聞いておりますと、必ずしも予期した成果につながっていないというけれども、これはね、どうにもせよ1軒につき5万円ものお金を給付するわけと同じことなんですよ。これを単なる要綱なんかといってね、知った人にだけしか渡さないというやり方をしている限り、普及もしませんしこれに対する実行も上がりませんよ。私的な関係でお話させてもらったときに、こんなものこそ町の条例によってね、決めるべきことですよということを進言したこともあります。今、私はこの生ごみの処理機交付だけを条例にしろというつもりはありません。むしろ町長が言われるとおりに、箱物からソフトへの時代の切りかえをしようとするときに、いろんなコミュニティー政策をやっていかなければなりません。消防団の問題も出てきました。講演の問題もありました。お得意の花いっぱい運動の問題もあります。そういうことなども普遍性があり公平性が確保されてこそ町の行政なんですよ。700万円を使うけれども、自分の知った人だけにちょこちょことやってますねんというやり方したら、これは行政ではないです。だから、それらを含んだ、今、名前はすっと思いつきませんけれども、豊能町コミュニティ条例とでも言いますかね、そういう中にごみの分別収集についてはこうこうした補助金を出しますよと。あるいは生ごみの処理機については1軒当たり5万円の補助金を出しますよと。花を植えていただく方についてはこういう手だてで現物支給しますよと。あるいは消防団に入っていただいた方にはこういう年間報酬が出ますよというようなことがね、総合的にPRされてこそ、総合性のある町の行政ということになるのであって、今、あなたの頭の中で描いておられるのは、単なる自分の支援者に対するサービスだけだと、残念ながらね。そうでなければ結構だと思います。  5つ目、これは先ほど質問いたしました火葬場問題を119ページの都市計画費で扱うべきだということを申し上げるつもりでおりました。先ほど都市計画費で計上するべきだということを申し上げましたのでね、予算の費目の設定の仕方も、相手方の町長議長協調会ですか、を通じての事業の執行というのも全くルール違反ですよというふうに思うのですけれども、どうお考えですかね。  5番目の121ページ、業務委託料3,902万5,000円、公園緑地管理業務委託料、この中に700万になさるということが入ってるのかなというふうに思いまして質問をいたしますが、これも先ほど申し上げましたとおりね、知った人だけがそうなるのではいけません。条例を通したら住民が皆知ったということになるんです。議会もそれを承知の上でその事業をやるというとを公として決めることになるんですわ。その手続も何も踏まないで、例えば火葬場問題で言うなら、高山で合意をもろたらもうすべて決まったことにように突っ走りはるねん。花いっぱい運動で60人か90人かの協力者が出てきたら、それだけで公共事業として決まったように思ってはるねん。違いますねん。これはあくまでも団体意思として条例として確認する必要のある事案であると思います。
     以上についてお尋ねしますので、お答えください。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  木許助役。 ○助役(木許健治君)  お答えいたします。  まず、54ページ、豊能郡町長議長会負担金515万ですが、議員おっしゃられるように、まず1点はこの中で、これは火葬場の両町で500万ずつ、今、計上して平成14年度から火葬場の基本的なまず調査を両町でやっていこうということで、それについてはこの町長議長会でその事業をやっていこうという、そういう経緯でございました。  おっしゃられたように、町長議長会はこれ任意団体でございます。ただ、負担金につきましてはですね、例えば行政同士のいろんな協議会がございます。3市2町の協議会で例えばその負担金も出しておったりそういうふうな。任意団体であっても要するにそういう公的なですね、市同士の任意団体があって、例えばそこに負担金を出して、そこの例えば3市2町の協議会が防災消防関係も調査をやるために発注したり、それはございます。ですから、言われるような違法ということではございません。民間の任意団体でそれを出してそこでやらすいうのは確かに問題あるでしょうけども、実際に市町の地方公共団体がつくった任意団体いうのはたくさんございまして、そこに一定の負担金を出して、そこで調査をやるというのはいくらでもございます。まして、町長議長会というのは能勢と豊能の当然合同で事務局をつくっておりましてですね、今回の中身は都市計画というよりも、その前の火葬場を今回やる場合に基本的などういう、例えばどの大きさがいいとか基本的な調査を行うものであって、どれぐらいの規模がいいとか、例えば先ほど今回質問になってるような葬祭場につきまして、そのニーズの問題とかですね、そういうのを含めて基本的な最初の初めての調査をやろうという、基本計画的な、中身はそういうふうな基本調査といいますか基本業務になってましてということで、そういう面でこの費目については企画費の中で計上しているということでございます。ご理解願いたいと思いますけど。  それからですね、100ページですが、おっしゃられたご質問の趣旨は1市3町の負担金、それから美化センターの負担金の中で、今後例えば美化センターの場合につきましてのこの金額の中には、先ほど議員おっしゃられるようなごみ処理の単価アップの金額等がたくさん入っておりまして、それについては両町組合の中で、それは議会がある中で組合議会としてそれを決定されたと。当然その組合につきましては、このごみの処理の問題とか環境の対策については豊能郡美化センターの事業としてやるというふうになっておりますから、それは向こうの議会の中でそれは決定されたことですから、それはそういうふうな仕組みになっておりますので、それは仕方がないかなというふうに私は思ってます。当然その向こうの規約の中でそういう事業をやるとなっておりますので、当然向こうの議会でそういう議論をされて議決されるわけですから、その事業については両町の事業から美化センターへ当然移ってるわけですから、そこで議論されるのはこれはそういう民主的なやり方と思っております。ただ、中身について、それは豊能町議会の方で我々としては一定の説明なりはする義務があると思ってますけども、そういう形だと思ってます。  それからですね、101ページの議論ですかね、生ごみ処理機の購入補助金660万上げておりますけれども、議員言われるのは、それを条例化して事業を行うべきだという、そういうことですか。それにつきましても今後ですね、今、なかなか生ごみ処理の、最初はですね、かなり生ごみ処理機の普及が進みましたけども、今、少し処理機の普及のスピードが遅れてると。ただ、生ごみ処理機の普及については一定の役割はしてきたと私は思っておりますし、その機能は一定果たしてきてると。今後はその生ごみ処理機の普及とともに、当然ですけども平成16年までにごみの減量を公害調定のいう半分までにすると、そういう平成16年までにやるというふうな目的がございましてですね、そういう中で当然この生ごみ処理機の普及だけじゃなくて、ごみの減量化のためにトータル的にやっていかなければならないというふうに思っております。  私の方からは以上でございます。失礼します。 ○議長(藤野裕次郎君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  火葬場の500万の件でございますが、基本的には助役が答えたとおりでございまして、都市計画決定を受けるまでの前段階の基礎調査を行うための調査費であるということで企画費で設定をさせていただきました。当然、都市計画決定を受けるまでにいろんなものがございます。建設に当たりましては、その測量設計をしなければならない、あるいは基本設計等も必要でございます。それまでの、議員おっしゃったように炉の数が本当に2炉でいいのかどうかですね、その辺のところとか、あるいは建物の全体的な規模、あるいは周辺の環境整備をどういう形でやっていったらいいのかという基本的な調査費を企画費で上げさせていただいたということでございます。  それから、要するに任意の団体ではないかということでございますが、負担金の性格といたしまして、1つには法令上に定められて支出する負担金もあります。そのほかに任意に各種団体を地方公共団体が構成しているとき、すなわちこれは豊能郡町長議長会を指しておりますけれども、地方公共団体が構成しているとき、要するに任意の各種団体ですね、任意の団体を地方公共団体が構成しているとき、その団体の必要経費に充てるため、構成各団体から取り決められた費用を支出する場合があると。これも負担金で出してもよろしいということでございます。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  私の方からは、生ごみ処理機の660万でございますが、これにつきましては処理の機械として大体130台を見込んでおります。それと、コンポストとして20基を見込んだ経費でございます。  知った人だけが利用してるのではないかというご意見でございましたけれども、これにつきましてはやはりごみの減量化の推進計画にもありますんで、ほとんど毎月といってよいほど広報でですね、宣伝といいますかPRを行っているという状況でございます。  それからもう1点、猪名川上流広域ごみ処理施設組合におきまして、今現在、施設の大きさ、それから処理の方式等については組合の方でですね、検討委員会を設けておられまして、大体今現在聞いておりますところでは、10月ぐらいをめどにですね、そういったものを答申するという形で聞いているところでございます。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  西川隆夫議員。 ○9番(西川隆夫君)  今、助役から答弁をいただき、総務部長、生活環境部長、答弁なさるけどね、これ公共団体の仕事なんです。個人A氏の仕事ではないんですよ。したがって公共団体、この区域内に住んだ人は権利もあるかわりに義務もあるんですよ。タックスペイヤー、自分たちが税金払っていかなきゃならないんですよ。そういうことであることの原点を考えれば、地方自治法なり地方財政法についてね、総務部長やら生活環境部長があまりにも知らな過ぎると私は思う。人間のね、体に例えたら、特に総務部長やとか町長公室長やとかいう立場はね、心肺機能、心臓と肺臓の機能をもって動いてると思うんですよ。助役さん右手、左手は教育長やと私は思いますよ。それが肝心なところでこの企画費の段階から狂ったことをやったらどないなりますの。公共の仕事にならしませんやん。今、助役さんは、施設組合の規約がそうなっているから規約のルールに従ったらそうなるのもやむを得ないと。規約の認可の段階でこの前言いましたように大阪府は上着を脱ぎ捨てて、豊能郡環境施設組合に押しつけたんじゃないですか。私そのことを大阪府にどっと詰めてますよ。少なくとも再度の地元からの一部事務組合規約の改正についての再協議があるならば、それは受けざるを得ませんというのが大阪府の、私が聞き出してる窓口です。火葬場について言いますならば、東地域で野間峠を越したところ、至近の位置で1カ所、西地域では保の谷から旧道が新光風台に上ってきてます。あの旧道の突き当たりだったら豊能町の区域は一切通らなくたって能勢の人が行き来できる場所があります。もっと具体的に言いましたら、西地域の団地の人たちは霊柩車を使わなくたって、そこで斎場を済ませてすぐに火葬が終わってしまうというぐらい利便性の確保ができる場所があります。私、具体的に場所まで指し示して職員には耳打ちしてきた。そういうことがあるにもかかわらず、このようなね、僕は公共団体の仕事とは思えない。助役は立場上、大阪府が知事が認可した規約を盾に取っておっしゃる。この間も環境施設組合の議会でも、大西環境官はそのことを私らの質問が終わった後の質問のときにダーッと吹き込むわけですよ。何となくそうかなというふうに思ってるけれども、この規約の認可に当たっては、費用75対25でありながら議員の数は5対5やと。本来地方自治法において府県が処理すべきことということになっている、その規模または性質において、一般の市町村が処理することが適当でないと認められるものに入るはずなんです、ダイオキシンというのは。特に汚染土壌と高濃度汚染物についてはそれに該当するはずなんです。そのことを大阪府が財政難がためにですね、豊能町、能勢町に公害調定のための7億5,000万、実質は5億円やけども、それをアメにし、1市3町の組合が立ち上がったことを後押しにしてね、豊能町へ押しつけちゃったんです。こんなことしてたら、まさに我々住民、少なくとも議会は2万6,000人のうちから18人しか出てないわけですから、相当の人数を代表する立場にありますよ。このままで言われておるように40億も50億もかかるその予算をやね、今は3億9,000万ですわ、今回わね。その先に何ら見通しのない状況で3億9,000万をこの状況で飲んでいくということは、私は到底自分では納得ができない。まさに生殺与奪の権限を握られてしまっているんですよ。これが本議会において方向チェンジができなかったらね、豊能町はお先真っ暗やと。みんな若い人が出ていくだけやなしに、一人前の人たちも、こんなあほな町かなわんわと逃げて行きだしたときに、もう取り返しがつかない、ブレーキがきかない。私は今、手つかずの5億円を沿えて大阪府との間に協議をすべきだということを提唱しております。今後も提唱し続けますし、町長もここらで頭を切りかえていただきたいということをお願いして、質問を終わります。 ○議長(藤野裕次郎君)  ほかに質疑ございますか。  木寺議員。 ○12番(木寺喜義君)  30号議案と32号議案について、総括質疑をさせていただきますが、昨日からの一般質問の質疑答弁を見ておりますとですね、重複した問題が多々ありました。中でも、行政改革については質疑答弁の中で明らかになったわけですけども、11年に策定されました実行計画、これが何ら議会に示されていない。そうした状態から問題が起きました。それが示されておりましたらもっと突っ込んだ議論ができたと思いますし、また公共施設花いっぱい運動については、1年前あれだけ議論したにもかかわらず、中間報告、進行状況の報告をされておれば今回のような事態に立ち入らなかったと思います。これは私が一般質問で取り上げまして、いずれも行政の説明責任がここに不足しているということだけは申し上げたいと思います。  それで、第30号議案の野間口地域下水道特別会計ですけども、207ページ11の需用費に修繕料358万5,000円が計上されておりまして、対前年度から見ますと243万5,000円の増額であります。予算説明書によりますと、適正運転のため定期的に修理を行うと、昨年同様に説明されておりますが、これの主な事業内容についてお尋ねいたします。  それともう1点は、210ページに記載に関する調書があります。今年度14年度、1,758万2,000円が償還され、償還後の残高は3,524万1,000円となります。今日までの償還額から推測しますと、あと2年、ですから15年、16年の2カ年でこれが償還が完了すると私は見ているわけですが、それの確認をいたします。  それから32号議案、水道事業会計予算でありますが、古江の改修事業負担金が1億1,707万3,000円計上されておりました。それの主な事業内容について、お聞きしたいと思います。  それからページ数は39ページです。拡張事業費。拡張事業費ですから、これは府営水道に絡むものだと思うわけですけども、業務委託料で1,000万円、電気計装整備基本計画と計上されていますが、その事業内容。それから、計画策定に1,000万円ですから、それから見たら事業費はもっと大きなものになるだろうと思いますけれども、予測される事業費はいくらになるか、明らかにしてほしいと思います。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  野間口の地域し尿の修繕料について説明をさせていただきます。この修繕料につきましてはもともと、最低限のどうしても取りかえなければ維持管理上支障があるというものを取りかえておりまして、今現在、14年度計画しておりますのは、自動スクリーンの分解整備とコミューターの分解整備というのを考えております。それと、汚水管の塗装というのが計上されております。  以上でございます。  それから、償還金でございますが、議員ご指摘のとおり、現在、今記憶しているところでは、16年度末で野間口の償還が終わるというふうに認識をしております。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  岩崎水道事業所長。 ○水道事業所長(岩崎 弘君)  古江浄水場の14年度の改修負担金1億1,707万3,000円でございますが、これにつきましては古江浄水場の各電気計装の改修をする予定でございます。浄水場計器等の監視板等の改修予定でございます。  それともう1点、1,000万の委託料でございますが、これは今現在、東部地区の統合を進めております。いずれ浄水場になるわけでございますが、これにつきまして各施設からのどういうんですか、テレメーター等の計画を立てると、そういう委託でございます。最終事業費につきましてはまだ現在未定でございますが、相当いるものと思っております。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  木寺喜義議員。 ○12番(木寺喜義君)  まず、30号議案ですけれども、この質問なぜさせていただきましたかといいますと、これは東地域の下水道の供用開始と広く絡みがあるなと思います。東地区を見ますと、牧地区だけがまだ未開始やということで、下水道会計のときに、一刻も早い供用開始をしたいということで部長が説明ありましたが、それはよろしくお願いしたいわけですけども、16年度末で起債が償還すると、17年度から償還するということで、そうすると担当に聞きますと、牧地域の供用開始も17年度ぐらいになるだろうと。ここで時期が一致するなと私自身は思っているわけですけども、以前からの説明や質疑の中ではですね、牧地域の供用開始のときには、この地域下水道区域、コミプラ区域も統括して供用開始する。ですから、あのセンターの機能はいらないんだというふうな説明があったかと思うし、私もその間でずっと思ってきてるわけですけども、それでいいのかですね、確認を包括的にあそこも供用開始されるのか、牧が供用開始のときにコミプラ区域も包括して供用開始されるのか、その辺の確認と、そこで問題になってくるのはあの施設に対する、補助金をもうて建てておりますから適化法ですね、補助金等適正化法、これに抵触するんじゃないかということですが、この起債償還と同時に補助金適化法もすべてクリアできるのか、そこの確認をいたします。  それから32号議案の水道事業会計ですが、今回古江の取水施設や築造工事が完成いたしまして、26日に案内されているわけでありますが、この古江の事業につきましては毎回私取り上げさせていただいておりますのは、それは全体計画が見えてないからということから取り上げさせていただいておりますが、これは平成9年からですね、事業が始まっております。その当時のメモを取り出しました。その当時は池田市の、これは水道事業第6次拡張事業に基づいて行われたもんで、平成15年まで続くというふうな説明があります。そして、町負担の町概算では4億6,000万円ほど必要になってくると。そして、各単年度ごとで実施して精算をするというふうなお話があります。そこから見ましてですね、まず、その辺の確認を先にいたします。平成15年まで続くのか、町負担の額が大体それに近い額がいるようになっています。その確認をお願いします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  野間口の地域下水をいつから流域下水道に放流する予定かということだろうというふうに思います。  しかし、これにつきましては償還等が16年で終わりまして、17年度から我々としてはですね、牧と同時にですね、やりたいというふうに希望は持っておりますけれども、問題点があります。それは議員ご指摘がありました、施設に対する補助金の返還という問題が出てまいります。これにつきましてはし尿の処理の施設でございますんで、ほとんどのものについてはもう15年ぐらいは経過しますので減価償却が終わるということになると思いますけれども、例えば建物とかですね、そういったようなものが当然ありますので、それは例えば50年の耐用年数があるとかいうふうになりますと、その耐用年数に係る分については国に対して償還をしなければならないんではないかというふうに思っております。これにつきましてはほかの団体でもそういう例があるというふうには聞いたところでございます。これにつきましては大阪府と十分協議を重ねてですね、いくらほど府の方に、府じゃなくて返還金が生じるのかというのは調査しなければならないというふうに思ってます。  それと今現在、野間口の地域下水道の区域につきましては、流域の下水道実施区域に入ってはおりません。ですから、それを入れてもらわなければならないという問題はあります。それから、あといろいろと問題あるんですけれども、下水道に引き継ぐときには野間口の地域下水道としてですね、きちっとした台帳等も引き継いでいかなければならないというふうに思っておりますので、できるだけ17年にですね、やりたいというふうに思いますが、府あるいは町の下水道課等との協議も十分しなければならないというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  岩崎水道事業所長。 ○水道事業所長(岩崎 弘君)  古江浄水場の改修でございますが、これは議員おっしゃるように、9年度から池田市の第6次拡張事業でやってるわけでございます。それと、当時4億6,000万豊能町負担分がということであったわけでございますが、若干計画の見直し、あるいは今回26日に見ていただく取水口、沈砂池等が国土交通省の負担でやっていただけるということ等がございまして、今のところ15年度で終わるわけでございますが、最終金額は3億6,200万強の豊能町負担になろうと、約1億円ほどおちてるということでございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  木寺喜義議員。 ○12番(木寺喜義君)  まず、30号議案の件でありますが、耐用年数に係るずっと補助金があるということですからですね、耐用年数が仮に50、一体あの施設はいつまであるか。そしたら耐用年数が建物が50年あればずっと50年間このままいかなあかんのと違うかなというふうに思うわけですけども、その辺のところと、それから同和対策事業でないということでしたからですね、今、国から直接補助金がおりてきている。それはどこの省庁なのか。しかし、大阪府と協議をしていくということであったわけですけども、大阪府もこれ補助を出しているのかですね、その辺をお聞きしてます。  それから、水道事業会計でありますが、古江には豊能町の負担金と豊能町の企業債があります。古江浄水場だけに係る企業債というのがあります。平成9年から始まりまして、今年度今議会に13年度の水道補正予算が出されておりますが、そこで多少減額されていますが、私が計算しますと、今日まで古江に係る企業債だけで1億7,780万円、町の負担金が1億4,495万円出されてきたと、これは私のちょっとにわかな計算ですから数字は合っていないかもしれませんけども、もしそれをきっちりした今日の数字をつかんでおられるのなら明らかにしていただきたいと思いますし、今回新しい議員さんも何人か増えられましたのでちょうどいいきっかけですのでですね、今日までの中間的な精算報告をすべきじゃないかと思うわけですが、それは可能ですか。説明責任という観点から答弁していただきたいと思います。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  あの事業につきましては厚生省の補助金をいただいてやったというふうに記憶しているところでございます。  今の建物がですね、残ってる限りですね、今現在の状況で使用しなければならないのかということでございますけれども、これにつきましては流域下水道に入れる方がですね、安くつくだろうというふうに考えておりますので、そのときに補助金を仮にですね、耐用年数といいますか資産価値があるというふうに判断されればですね、当然国に償還をしてでもですね、やる方が得かどうかということの検討は今後しなければならないというふうに思っているところでございます。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  岩崎水道事業所長。 ○水道事業所長(岩崎 弘君)  今迄の中間報告はできるかということ、説明責任ということでございますが、そういうこともひっくるめまして26日の案内のときに一応私どもとしましては、今回は取水口、そして沈砂池の分に係ります資料、わざわざ豊能町でつくって全部豊能町の議員さんには入れさせていただいたわけでございます。  全体につきまして、今現在、若干説明させていただきます。  平成9年度につきましては6,013万9,853円が豊能町負担分でございます。起債額が5,900万、11年度につきましては416万4,196円、ちょっと待ってください、ちょっと数字が間違っておりますので、計算間違いしておりますので、これにつきましては資料をつくってまたお渡ししたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  ほかに質疑ございませんか。  池田勇夫議員。 ○7番(池田勇夫君)  第22号議案、平成14年度豊能町一般会計予算の中から、時間外勤務手当についてお尋ねをしたいと思います。  私、前年度もそういう話してお尋ねしながら、前年度の決算はわかっておりませんねんけれども、どうも町長が町財政が厳しいと言っておられる中で、この時間外の手当が全くわからないというところで、お尋ねだけしておきます。あとは一般会計予算の特別委員会の方で私の会派も出ますので、お答えをいただいたら結構かと思いますので、その点よろしくお願いします。  今の状況の中で一般企業におきましてはほとんどが残業はサービスと、残業サービスということでやっとると思うんです。ところが、私ちょっとデータを見させていただきますと、全くわからない部分がございます。総務費の中でも総務費の時間外手当というところで651万、管理職の手当というところで772万2,000円と、ここでこういうふうにして出ております。ところがその後、人権推進総務費というような形で、これがまた時間外手当が29万、管理職手当が96万というような形で出ておる分があるんです。これはほかにもそういう形の中で出てます。ということは、老人福祉費の中の時間外手当でも102万5,000円、これは3名だと。社会福祉総務費の時間外手当が15名で110万円やったというような形の中で、人数といろんな形で理解のできない部分といいますか、そういう分が出ておる分につきまして、特別委員会の方で皆各部長答弁をしていただきたい。ということは、ざっと計算しますと、一般財源の中から時間外手当が5,395万円いっとると。これは管理職の手当も踏まえてというふうにして計算をしておるわけなんですけども、これは私の計算ですから間違ってるかもわかりません。しかし、そうしたら若い人たちが時間外をやる、5千何万かかる中で、これ暖房費もいれば冷房費もいる、電気代もいる。昨日なんか私が帰ってきますと12時でも税務と2階は、総務は電気がついてると。これは非常に私はむだ遣いではないかと。仕事は5時30分になったら、今、カンカンと鳴ったら終わって帰ったらいいんですよ、みんな。それまでにできへんやつは能力がないんですよ。それをちゃんと管理できないのはあんた方ですよ。あんたらみんな管理職手当もうてるのは、その足らずは皆あんたらがやったらよろしいんですよ、私に言わしたら、そうでしょ。だから、企業やったら皆そうしてるんですよ。だから、その辺が町長のおっしゃられてる、非常に厳しい財政の中でこういう形で時間外手当の予算が出ている。そら確かに時間外の出るところもあります。私はそれをどうこう言うんじゃないんですけども、そしたら部長も課長も手伝うたらどうですか。あんたら皆帰ってるでしょうがな。時間が来たらポンポロポーンと。違いますか、私は見てますから、あんたら文句言われへんはずですよ、皆帰ってるじゃないですか。あんたら何のためにこれ管理職手当もらってるんですか。若い職員ばっかりでしたやないの、仕事してるの、そうでしょ。私はそれが言いたかったんですよ。何も別にお金を出すのが嫌だとか何とか言うんじゃなしに、みんなが力を合わせて、そして、その枠の中で時間外手当をもらいなさいと。一般職の子なんかはサービス残業してる人たくさんいてるの違います。各部長、これは一遍お答えいただきたいですよ、これは本当の話。私の言いたいのはそこなんですよ。だから、時間外手当として出てるけれども、管理職のこれ総務費の中の管理職手当いうけど、772万と96万あわせれば868万2,000円出てるんですよ。そして、一般職の人は1,310万2,000円、この比率はどないなるんですか、これ。総務費の中で、総務部長、そうでしょ。ほんならそれはほかにもずっとそういう民生費の中でもそういう形で出てるんですよ。この残業手当の時間の割合をこういうふうにして出しておられる各部の部長は、これ今度の一般会計の特別委員会の中で、これは私とこお願いしときますが、答弁していただきたい。今は結構ですよ。だから、自分らの部とそれをちゃんと調べて、そしてその中でどういう比率でやってるかと。私が出した建設農林の中でちょっと調べてみたら、あっ、これこんな残業手当でいけるんかいな。あるいは税務、こんな手当でいけるんかいなというところもあれば、こんなもんいらんやないかいうようなところあるんと違います、これ、正直な話。それにみんな残業残業いうて出てますやないの。こんなバランスのとれないね、残業いうのはどうしてつくったんかいうことをね、今度の委員会でお答えをしていただきたい。私の方でお願いしておきます。  ほかには何もございませんけれども、財政難、財政難いうて、これごっついですよ。花いっぱい運動700万ですやないの。そんなもん、たった700万しれてますがな。これあんた5千何万、これ電気代と、言うたら悪いけど燃料費ですか、暖めたりさましたりするやつ、これで700万もっといってますよ、ほんまの話、そうでしょ。だからね、みんなやいやい言うてる割には、そういうところが私は抜けてると思うんです。だから、一番削減をせないかんのは何やというたら人件費なんですよ。この人件費をきちっとやっていくことによって財政は必ず立て直るということをね、町長以下皆さんも認識していただいてね、今後の予算のね、作成に努めていただきたいということで、私はこれは要望しておきます。  それで終わりです。 ○議長(藤野裕次郎君)  今の池田議員の要望ということで、特別委員会で時間外手当については反映していただきたいというふうに思います。  ほかにご質問、中村議員。
    ○2番(中村宏幸君)  中村です。  第22号議案の一般会計予算の件についてお聞きいたします。内容については総務費並びに土木費関係についてです。  予算書の67ページ、人権推進費及びふれあい文化センター運営費、いわゆる隣保館のことについてですけれどもお聞きいたします。  この中で、仮称という部分がかなり出ておりますけれども、また、説明資料の中で触れられてはおるんですけれども、私の頭が悪いのかどうかわかりませんけれども、この少ない説明の中で理解することができず、より詳しく内容についてお聞きしたいと、そういうふうに思います。  また、69ページの節19・負担金補助及び交付金についての説明の5大阪府人権協会分担金ということが示されてるわけでありますけれども、この詳しい内容についてお聞かせ願いたい。  あとページが変わって71ページの節13委託料、この業務委託料ですけれども、飛び抜けて金額が多いと、約550万。その中身についてこの説明資料の中には触れられておりません。ですから、この部分についてもご説明をお願いいたします。  あと土木費関係ですけれども、予算書の116ページ、道路維持費及び道路舗装費の中で、その他町内道路補修工事、その他町道舗装工事という文言が説明書に出ておりますけれども、具体的にスペースの関係から省略したのかということが伺えるんですけれども、その他の中身についてお示しをいただきたい。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  お答えいたします。  今回仮称ということで豊能町人権まちづくり協会ということで名称を設定しております。これにつきましては一般質問でも申しましたように、豊能町の同和事業促進協議会が今回13年度末をもちまして解散することに伴いまして、それに伴います町の一般施策に移行することに伴いまして、同和問題をはじめとしまして町全体の人権施策を展開していくために、新たに豊能町の人権まちづくり協会を設立いたしまして、啓蒙・啓発事業に取り組んでいくものでございます。それの補助金といたしまして200万円を計上しているところでございます。  それと、これも仮称でございますけども、豊能町ふれあい文化センターということで野間口隣保館を解消することで条例を上程しているわけでございますけれども、これにつきましても野間口地区だけではなくて、豊能町の地域を含めまして、今後交流事業を推進していくために隣保館の運営あり方委員会等でいろいろ検討していただきまして、名称を変更するのがふさわしいということで答申をいただきましたので、豊能町ふれあい文化センターということで、仮称でございますけども名称を変更していく考えでございます。  それと、大阪府の同和事業促進協議会が名称変更をされまして、今度、人権まちづくり協会ということで名称を変更をすることになっております。これにつきましても先ほどの一般質問の中でこのような組織で変わるということを説明してもらったとおりでございます。それにつきましても補助金といたしまして大阪府人権協会分担金といたしまして85万4,000円を支出するものでございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  お答えいたします。  予算説明書の27ページにございます。道路維持の補修事業7,500万円、その部分のその他の町内というところだと思うんですが、上の方に挙げておりますのは14年度実施したい工事区域でありますが、我が部におきましては道路パトロールを常に行っております。また、早期に発見した場合、即対応できる予算として計上しておるわけでございます。今のところ場所は未定でございます。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  中村宏幸議員。 ○2番(中村宏幸君)  初めの、人権推進費ですけれども、国の同和対策事業が3月末で期限切れだということで廃止というような形にはなっておるんですけれども、2002年1月24日付の朝日新聞では、同和から人権への差しかえだということも載っております、記載されております。ぜひとも特別委員会の中で、この同和事業の廃止という中で名称の変更だけにすぎないような予算計上かと私は伺える点がございます。また、今、答弁なさった中でも理解に苦しむ面も等々ございました。ぜひとも特別委員会の中で慎重審議の上諮っていただきたいということを申し述べて、1点目のこの同和対策について終わらせていただきたいと思います。  そして第2点目、土木費についてですけれども、今、答弁なさった中で、その他という上の部分、要するに上段については14年度内に行っていきたいと。また、その他については目的・効果でもあるように緊急時に備えてというような形を持っておられる。そういうことは、その中での予算を上げてるんだと。例えばこの道路維持費7,500万円、その他の中には、その他の町内道路補修工事の中にこの7,500万円の中にも含まれるんだよというようなことで理解してよろしいんでしょうか、ということを確認いたしまして、質問終わらせていただきます。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  議員おっしゃったとおりであります。即対応できる予算化をしておるわけでございます。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  ほかに質疑ございますか。  塩谷宣子議員。 ○11番(塩谷宣子君)  22号議案の中の117ページです。住宅管理費でございます。これ説明書の27ページ、住宅管理費、これ町営住宅の管理事業として1,671万2,000円でございますけれども、これ各町営住宅の老朽部分の改修工事。吉川住宅空家解体工事として、これ見てましたら1,000万あれですよね、空き家の解体工事をされる予定になっております。それと、余野住宅下水道整備工事となっておりますけれども、これ目的・効果のところが町営住宅の適正な管理を行うというふうになっておりますが、この吉川住宅なんですけれども、これは何戸中何戸解体されるのかということと、またもう1点は、その解体した後、今後どのような管理運営を考えてらっしゃるのかどうかいうことについて、質問させていただきます。  もう1点につきましては、ページ120の公園費の中の、ちょっとこれ一般質問の中で聞き忘れたんですけれども、地域コミュニティー推進事業で540万計上されておりますね。この事業概要につきましては、花の植栽等を通して住民のコミュニティー活動を支援することにより住民参加のまちづくりを促進することを目指すとなってますけども、これは具体的にどういうことをされるのかについてお聞きしたいと思います。  以上2点、お願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  お答えいたします。  予算説明書の住宅管理費1,671万2,000円の吉川住宅の空き家の解体でございます。これ2軒解体したいと、こう考えております。  解体した後につきましては、今のところそのまま解体したままにしておきたいと、こう考えております。  それと花いっぱいのコミュニティー事業でありますが、これは一般質問でありましたように500万から700万になった以外に府から200万円の補助を受けまして、豊能町に緑や花の推進ということで200万円補助金を受けまして事業をする部分であります。実際には、花いっぱい運動と変わりはございません。  以上であります。 ○議長(藤野裕次郎君)  塩谷宣子議員。 ○11番(塩谷宣子君)  これ住宅管理費の方なんですけれどもね、これ1,000万かけて解体するというふうに予算なっております。これほかの住宅、老朽部分の改修工事ということで予算上げられてますけども、これ今、2軒ね、あいております。この2軒につきましてはね、手を入れて住めないんでしょうか。今、町営住宅ないんですよね。前回も抽選がありまして、外れた方が何人かいらっしゃいます。そういう状態の中で、この2軒を壊さなければならないのかどうか。手を入れれば入れるんじゃないかということで質問させていただいておりますので。  それと、今後の見通しです。2軒一応壊して、これからどうされるんですか。新しく全部出たら建て直しをされるんですか。そういう今後の方針についてお聞きしたいと思います。  それと、先ほどのこの花いっぱいの方が700万ですよね。それと別に地域コミュニティー推進事業として540万あるんですね。この540万の中の府の補助金が200万円あるということなんですよね。ですので、ずっと花いっぱいの方は700万の事業はわかりました、これは。この540万は何をするかということを聞いてるんですよ。そのことについて答弁をお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  再度のご質問であります。  住宅、我々そのまま何とか使いたいと思ったわけなんですが、もう40数年たっておりまして、土台からもう腐っておるような状態であります。そういった中であえて募集し、人に入っていただくからには、維持を管理するには相当な費用がかかりますんで、一たんはとりあえずつぶして、安全面も考えましてつぶしたいと考えております。  今後はこれからちょっと考えさせていただきたいと思います。  次に、コミュニティー推進事業であります。これは先ほど言いました花いっぱい運動とは別に、具体的に申しますと、東ときわ台の中央通り、またはときわ台の駐輪場の屋上、また光風台の中央公園など、公共性の高い場所で花壇の設置から植栽また水やり、維持管理までやっていただく事業でございます。先ほど言いました内容につきましてはいろいろ花の苗、また花壇の管理の委託、また水やり、土の購入、また備品の購入等々を含めまして540万円の事業でございます。あくまでも200万の補助をいただく分であります。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  塩谷宣子議員。 ○11番(塩谷宣子君)  次の計画なしで一応解体するということで理解していいんですか。一応解体だけなんですね、はい、わかりました。住民にそのように言っておきます。  それと、この花いっぱいの方ですけれども、今の説明を聞いてましたらね、公共施設花いっぱい運動で、これ同じようなことを、今、説明されましたので、これそしたら花いっぱいをあちこち植えるのに、これ合計しましたら1,240万使ってやるっていうことでよろしいですか。1,240万かけてされるんですか。ああ、そうですか、わかりました。では、今の答弁お願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  議員おっしゃったとおりでございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  平井政義議員。 ○14番(平井政義君)  私もちょっとこの住宅のことで聞きたかったんですけど、2軒とおっしゃいましたけどね、これ今10軒ある中の2軒ですか。そうやね、と思うんですが、今、10軒あってそのうちの2軒つぶされるみたいな感じやけどもね、これ3日ほど前に私そこ通ったら、もうつぶしてもてバラスひいてあるやん、あれどこですのん、その2軒は。いや、バラス真っ白やったで、そやけどまだ。それじゃないんですか。ちょっとそれ答えて。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  回答いたします。  議員おっしゃってますように吉川住宅、あれはもう去年つぶした分で、砂利を引いてそのまま駐車場にもなりませんし、そのまま置いてある分でございます。また、この3月末をもちまして、2軒出て行かはります。ほかへ移られるということで。それもいろいろ中をチェックいたしました。そうした中で相当あそこも古くなっておりまして、もう危ないということで解体したいと、こう考えておるわけでございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  平井政義議員。 ○14番(平井政義君)  私の勘違いで、それなら結構なんですけどね、ここへ予算化されてるけど、何か2、3日前に通ったらえらい白い、あれ、住宅いつつぶしたんかなと思って、私も見てたからね、ほんで今ちょっとこれさっきからちょっと聞いてみたいなと思ってた部分でございます。そしたらもう吉川住宅は10軒中、今年の3月で6軒になってしまうわけやね。そしたらまた、今の段階ではそれだけで結構です。 ○議長(藤野裕次郎君)  ほかに質疑ございませんか。  福岡議員。 ○4番(福岡邦彬君)  私は22号議案で予算委員になりますので、この中身については述べませんが、昨日からこの中で委託費というのが岡議員から何千万円という形で出ておりました。その答弁の中で町長は、精査したいということもおっしゃいました。そこで、この次の予算特別委員会までにですね、この委託費の委託先並びにその明細をですね、ぜひ出していただいて、議会運営委員会の皆さんが、2日間にわたって豊能町の将来にわたる予算を審議しなさいとおっしゃっておりますので、ぜひそれを出していただいて、じっくりと2日間で討議したいと思いますので、ぜひその委託費の明細について出していただきたい。もし文書で必要でしたら、この委員の皆さんにお諮りして、私が代表してでも、あるいはだれかを名代に立てても結構ですから、文書で申し入れますが、これをぜひ議長が理事者側に申し入れていただくか、あるいは理事者側がOKしていただいたら非常にありがたいんですが、この件についてご審議いただきますようにお願い申し上げます。 ○議長(藤野裕次郎君)  要望いただいたということでお伝えをしたいというふうに思います。理事者側がいける範囲ということに当然なってこようかと思うんですが、その部分でわかる範囲での提供ということでよろしくお願いをいたします。  ほかに。     (「なし」の声あり) ○議長(藤野裕次郎君)
     ないようでございます。これをもちまして総括質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  第22号議案は8名の委員をもって構成する一般会計予算特別委員会を設置し、第4号議案から第32号議案までは、お手元に配付いたしております付託表のとおり、それぞれの各常任委員会及び一般会計予算特別委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(藤野裕次郎君)  異議なしと認めます。よって、第4号議案から第32号議案までは、お手元に配付いたしております付託表のとおり、それぞれの各常任委員会及び一般会計予算特別委員会に付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置いたしました一般会計予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、一般会計予算特別委員会に、永並 啓議員、竹谷 勝議員、福岡邦彬議員、長瀬重雄議員、岡  茂議員、木寺喜義議員、高尾靖子議員、久保豊茂議員、以上8名をそれぞれ指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(藤野裕次郎君)  異議なしと認めます。よって、一般会計予算特別委員会委員は、ただいま指名いたしました諸君を選任することに決定いたしました。  以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  次回は、3月27日午後1時より会議を開きます。  どうもご苦労さまでございました。     散会 午後6時31分 本日の会議に付された事件は次のとおりである。 一般質問 第 4号議案 豊能町立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務        災害補償に関する条例制定の件 第 5号議案 豊能町事務分掌条例改正の件 第 6号議案 豊能町職員の育児休業等に関する条例及び豊能町水道事業        職員の給与の種類及び基準に関する条例改正の件 第 7号議案 職員の管理職手当に関する条例改正の件 第 8号議案 豊能町土地開発基金条例等改正の件 第 9号議案 豊能町立野間口老人憩の家条例改正の件 第10号議案 豊能町立野間口隣保館条例改正の件 第11号議案 豊能町介護保険条例改正の件 第12号議案 豊能町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例        改正の件 第13号議案 豊能町火災予防条例改正の件 第14号議案 豊能町立野間口青少年総合スポーツセンター条例改正の件 第15号議案 国民年金印紙購入基金の設置及び管理に関する条例廃止の        件 第16号議案 平成13年度豊能町一般会計補正予算の件 第17号議案 平成13年度豊能町国民健康保険特別会計事業勘定補正予        算の件 第18号議案 平成13年度豊能町老人保健特別会計補正予算の件 第19号議案 平成13年度豊能町介護保険特別会計事業勘定補正予算の        件 第20号議案 平成13年度豊能町簡易水道特別会計補正予算の件 第21号議案 平成13年度豊能町水道事業会計補正予算の件 第22号議案 平成14年度豊能町一般会計予算の件 第23号議案 平成14年度豊能町国民健康保険特別会計事業勘定予算の        件 第24号議案 平成14年度豊能町国民健康保険特別会計診療所施設勘定        予算の件 第25号議案 平成14年度豊能町老人保健特別会計予算の件 第26号議案 平成14年度豊能町介護保険特別会計事業勘定予算の件 第27号議案 平成14年度豊能町簡易水道特別会計予算の件 第28号議案 平成14年度豊能町下水道事業特別会計予算の件 第29号議案 平成14年度豊能町土地取得特別会計予算の件 第30号議案 平成14年度豊能町野間口地域下水道特別会計予算の件 第31号議案 平成14年度豊能町生活排水処理事業特別会計予算の件 第32号議案 平成14年度豊能町水道事業会計予算の件   以上、会議の次第を記し、これを証するためここに署名する。 平成  年  月  日署名   豊能町議会 議 長     同   副議長   署名議員   9番     同   11番...